きみ子と虎鮫代シェフ
冬馬君の夏
『きみ子と虎鮫代シェフ』
車は多網の家に向かっている
今日もみんなで一緒に過ごせると多網家旅行に子供達は大ご機嫌
「最高、多網の家、旅行だぁー」アゲアゲ冬馬君
「ひやっほー」
虎鮫代舌もペロペロよく回る
するときみ子が「おじちゃんとおばちゃん、みんなに感謝を込めて、今日夕飯私達が作ってあげる」
「えっ?」と固まる一同
「ねっ、虎鮫代ちゃん」
舌は止まり「うん、料理得意パネパネ」
一同は思ふ、本当に大丈夫なのか?
病院送りはやだぞ。
「何作るの?」と多網ママ
「うーんそうだなぁ、今日はきみ虎焼きかね」
なんぢゃ〜まったく分からん、想像すらつかんネーミング
まさかホクホクのあったまったきみ子と虎鮫代ちゃんが出てくるんじゃあるまいな
「いゃーきみ虎焼きは今日はやめて、鮫鮫きみ〜〜にしようよ」ペロン。
うぉー更に分からん、にしてもなんちゅーネーミングだ。
鮫鮫きみ〜〜って!!
本当に食べられる物が出てくるのか謎だったが。
現在時刻は夕方18時になる頃
泳いだ後、皆お腹はかなりぺこぺこである。
あまりの腹ペコなので、みんなで食べ物の話をして盛り上がることに。
車の窓の外にはまだ海が見える
「今一番何が食べたい?」
「カレーライスにごはん大盛り、上にアツアツ揚げたてのカツつきでも今なら食べれる」冬馬君はヨダレを垂らしそうになる。
「あーっ良いね」皆もゴクリと喉をならす。
「私はお寿司〜、あーっ大トロに、貝に、ぷりぷりの海老に」きみ子もヨダレを垂らしそうに言った。
すると多網が「アツアツ、ジュージューの極厚ステーキ」とヨダレと鼻水を垂らした。
「うきょー」
皆はもう限界
「何でも良いから食べたーい」
「うんこでも?」と多網
いや、そういうのは要らんから。
大喜が「お願いきみ子達、沢山作って、今なら食べまくれる」
きみ子と虎鮫代ちゃんは顔を見合わせ
「任せて」
ブゥ〜ン 車は走る。
おなかペコペコ〜〜
多網の家に着く前に皆は食材を買う為にスーパーへ立ち寄った。
「みんなは車に居て、私達買ってくるから」ときみ子
ガチャン
少し心配そうな多網ママ
「大丈夫よねー」こちらもかなりぺこぺこである。
サーも あーお腹減りすぎたーと瀕死の状態だ。
顔は腹ペコにより弱まり縮んできていた。
化け物か!
大喜が「今ならごはん3杯だっていけるよ」
多網は目を閉じ、休息モードに、身体は硬直し動かなくなった。
どうやら電池の無駄使いをやめたようだ。
おもちゃか!!
今日は良くつっこむ。
10分くらいだろうか、二人が走って帰ってきた。
「お待たせ」
じゃー多網家に出発〜〜。
ブゥ〜ンッ
ブゥ〜リッ てへっ 車の音と似てるのでついでにいいやとこいちゃった、きみちゃん。
さて
車は走る
「ただいまー」
皆はシャワーを浴び、部屋に寝転んだ。
腹減った〜〜、もう動けない〜
サーはあまりの腹減りに手が震えだす、「オーマイ ぺこぺこ〜」
「みんな待ってて、すぐ作るから」
二人は台所に急いで駆け込む。
気になる、冬馬君と大喜は後を追った。
多網は休息モード突入
「あちょちょ ちょ ちょ ちょ」きみ子が野菜を洗っている
「ぺろ ぺろ ぺろ〜〜」虎鮫代ちゃんが吠える
本当に料理してるんだよなぁ、心配になる二人
「虎鮫代ちゃん、これ匂い嗅いで」
「ぺろ ぺろ ぺろー クンクンクン」
「大丈夫」
「虎鮫代ちゃんこれ、千切りにして」
「ぺろ ぺろ ぺろー シャッシャッシャッ」
大丈夫か?この調理場。
そして、いよいよ皆が待つ部屋の扉は開かれた
ガラッ
「お待たせ、ようこそ、 きみ鮫代ちゃんレストランへ」
「うぉー待ってました」
「本日はご予約いただいていた、多網家の方々ですね
」
うぉーなんか本格的
「本日はきみ虎コースメニューになっております」
凄いコースメニュー
「まずはこちらです」
「うぉー何だぁ楽しみ〜〜」
みんなはワクワクニコニコ盛り上がる
「どんな料理何だぁ〜〜 わーっ楽しみぃ」
皿に乗っかったそれは
うんこだった。
「なっなんじゃ?これは夢?」
くそ?
糞?
まっ
まじか
うんこだよなぁ これ?
一同は困惑した。
ソフトクリームのように渦巻いたクソである
「あははは、これは虎鮫代ちゃんのアイデア、うんこの形に盛った黒いポテトサラダ」
やめーや そのアイデア。
みんなは恐る恐る、いや、 イヤイヤ口にした。
何故ならそれはリアルにうんにょをほうふつとさせる形と色だったからだ。
パクリ
「あっ、これ 以外にいける」
「ポテトサラダだ」と大喜
「じゃあ、この黒い色はどうだしたの?」と多網ママ
顔を赤らめる虎鮫代ちゃん
「私のうんにょちゃん」
一同の箸が同時に止まる
「うっそー虎鮫ジョークでしたぁ」
やめぃ、そんなジョーク洒落にならんわい。
なにが虎鮫ジョークじゃい!!
「正解はきみ子のうんこでした」
ぎやはっ!!!
「嘘嘘、これも虎鮫ジョーク、味噌、味噌」
ひょえーなんだが、安心して食えない店だ。
「次はスープでございます」きみ子が運んできた。
「良い香り」
サーがさっそく「いただきます」ゴクリ
「こっ、これは」
うん、凄くいたって普通の味だったのである
なんと言えば良いんだ。
「このコーンスープ甘くて美味しいね」サーは微笑む
「おじちゃん、それオニオンスープだよ」
ひょえええっー
やっちまった。
「あはは、冗談、オニオンスープ美味しい、知ってたよサージョーク」
「あはは、なんだぁー」
ボソリと虎鮫代ちゃん
「それ、私が作った味噌汁なのに」
「えっ?」
テンパるサー
「うふふ、冗談 虎鮫ジョークだよ」
なんぢゃーこのやりとり。
多網はスープを飲み言った。
「うまい、トメトォスープ」何故かトマトがトメトォの発音だった。
もう訳分からんわぁ〜
うむ、なんだかんだ、ここまで一応美味い。
しかし、冬馬君や大喜、多網は肉が食いたかったのだ
、メインディッシュに期待する一同。
「じゃあ、メインディッシュ 」
「こおおおおおおおおおおおおーっ」二人は意味不明な音を放つ。
「こっ、これはぁ」
すっ、ステーキ
子供達は叫び吠える
「しゃああああああっ」
いっただきまーす
「あっ、待ってソース」ときみ子
ぬおっ、ソースが黒い
やめぇや、もうそのネタ 何故かそう思ったのは出番の少ない多美
とにかく美味そう
我慢出来ない一同
食材に感謝いっただきまーす
パクリ
ムシャ
ガツガツ
ゴクリっ
こっ、これは?
今回は
本物の
うんこソースだった
ら
笑えたね
美味しいソース
みんなは言った
「おかわりー」
皆の幸せなひと時
こうして無事食事を済ませた一同
夏休み海から帰った夜の皆で楽しんだ夕食のひと時だった。
つづく




