表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冬馬君の夏  作者: だかずお
15/68

夏休み開始と大ニュース




『夏休み開始と大ニュース』




ピンポーン


来たっ ついに来たっ


玄関へ全速力ダッシュの冬馬君


ガチャ


大喜かな多網かな?


「保険の案内になるのですが」


「キシャー」


バタン


今日は夏休み始まる前夜とあってか、なにかと興奮状態、激しい冬馬君であった。



そして、ピンポン


来たっ!



ガチャ


「ついに来たこの日が」

それはご機嫌ニコニコの大喜。


二人はリビングに行き飛び跳ねている

ピョン ピョン ピョーン


そして、冬馬君が

「夏休み、清香家族 誘ってあのキャンプ場行こうか?だって、つまりアミも呼んでもらってさ」


「ひゃー」

嬉しさ絶頂の大喜


ピョーン ピヨよーん ピョーン


「そしたら、今回は多網ときみ子も一緒なら更に面白そうじゃない?」と大喜


「むひょー」


ピョピョピョ ピョーン ピョピョピョーン。


二人は大興奮している。


ピン ピョーン

あっ、チャイムのベルまで興奮して鳴らす音を間違えてしまったのか。


玄関から入ってきたのは、そう全身黒で統一されたあの男、多網だ。

三人の喜びの舞は始まった


ヒャッ ヒャッ ヒャッ ヒャッ


多網は上下交互に腕をあげ、冬馬君は身体を揺らしプリプリダンス

大喜は腕を突き出し「ファィ ファィ」


まるで、不気味な儀式である。

正子はそれを見て、吹き出した。

「よっぽど、嬉しいのね」


その儀式は三十分程つづき、各々は

この嬉しい瞬間を存分に感じつくしていた。


ブリーッ

多網のけたたましい屁が終了の合図となり、みんなは、リビングに寝転んだ。

儀式終了


なんじゃこりゃ

なんじゃこりゃ・・・



「始まるね、僕達の夏休み」と冬馬君


「プリッ」と屁


「どんな夏になるかな」興奮気味の大喜


「しゃー」


またも儀式は始まった。

歓喜の舞再開である。


一ヶ月も自由にするべきこともなく、しかもみんなで一緒に過ごせる、最高であった。

こういう時の始まる前日などは特に嬉しい。

まさに、最高に楽しみにしている旅行前夜の日の気分である。


その日の夜

隆が帰って来た。

玄関の靴の数をみて、みんなが泊まりに来てるのを知り嬉しい気分になった、隆。


そして、一同は隆から驚愕のビックニュースを聞かされる。


「みっ、みっみんな・・・」


「どうしたの?」


隆のこのただならぬ雰囲気にみんなの目はまん丸に。


「すごい、ニュースがある」


「聞いて驚くな」


「まさか、クビ?」と多網


「違うよ、これ」


「なに、このパンフレット」


「グアムのパンフレット 」


「ひゃー、どうしたの?」


「じつは、大喜と多網の家族みんなで

夏に行こうって話になってたんだけど

大喜の所が仕事で休みとれなくて、うちと多網家族で今年はグアム旅行行こうかと」


知っていた、正子も台所で笑っていた。

そして密かに嬉しポーズを決めた

シャー フライパン返し。


「むきょー」

三人は、再びはしゃぎはじめた

その姿はまさに、狂った猿


「しかも、多網のお父さんの提案で、きみ子ちゃんも参戦するって」


「うきゃー」

わたくし、冬馬はこの瞬間 うきゃーと言って顔を合わせて来た、真っ赤な猿の顔(多網)を忘れないだろう。


うきゃー きゃ きゃー

多網の白い顔は嬉しさのあまり真っ赤になり血管が浮き出ている。

わたくし、冬馬は多網がこのまま天に召されてしまうんじゃないかと不安になったほどだった。


うおーおーキャーキャー。


正子と隆はみんなの反応を見て大笑い。


今年はなんだか、グレードアップした

夏になりそう、夏休みが始まった。

これは、どんな旅行になるのやら。




つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ