生命の軽さ
震えないぞハート。燃え尽きないぞヒート。刻まれないぞ血液のビート。
-生命-
今日も何処かで新たな生命が誕生し、何処かで人は死ぬ。
100年もすれば今生きている人は誰もいない。
「死」なんて特別な事ではい。ただの生命の終わりだ。
しかし、解釈は人それぞれだ。
死への順番待ちをしている、生きるという列車に乗っている等。
愛する人やペットが死ぬと悲しいが、ゴキブリを殺した時、蚊を潰した時は悲しくない。
なぜなら、距離感があるからだ。
知能が低くコミュニケーションが取れない動物や虫には特別な感情は芽生えない。
生きる上で必要ではないからである。
もし僕たちがイクラやトビコや小さいダニサイズであれば、虫達に対しても何かしら特別な感情が生まれ、彼らの死を感じられる様になると思われる。
そんな世界に行ってみよう。