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「おっ、ようやく帰ってきたか」

「お帰り、怪我はしてない?」

「ダンジョンは楽しかったか?」


ダンジョンから帰ると冒険者組、商人組の皆が俺達を出迎えてくれた。おじいさんも付いてるしレベルもこちらが上だけれど、何歳になっても俺達は妹、弟なので心配してくれるのがちょっと嬉しかったりする。

その日は冒険者組とダンジョンについて色々と話してるうちに1日が終わってしまった。


次の日はダンジョンに潜ったばかりなので身体を休めろと言われている。前から冒険活動の次の日は休みにしているので問題は無いのだが、ダンジョンに行かなくてもやりたいことが色々あって困ってしまう。


ダンジョンに潜った事で気付いた商品を商人組と相談したり、エルフの錬金術師のお姉さんとポーションについての相談。『全力全開』の皆とは別れたのだが俺達がお礼に上げた物が余程気に入ったのか次の日には新しいのを買いに来ていたので利用法等を話し合ったりもした。


俺以外のメンバーも『全力全開』の紹介で知ったポーターの子達の所によく遊びに行っていた。彼らも孤児が多く、孤児院のような所に住んでいるのではなく、路上生活をしていた。なので炊き出しや戦闘訓練なんかをして時間を潰していたようだ。


そんな風にダンジョン都市を満喫していたのだがいつまでもここに居続けるわけにはいかない。将来的にはここで過ごすのもありかもしれないが、今はまだ早すぎる。ということで帰らなくてはいけないのだ。

ということで帰り支度を始めていたのだが、ここでも知り合いになった商人達から一緒に竜の森、フレイの町に行かないかと誘いを受けた。盗賊を退治できたのでもう心配はいらないと思ったのだが、別の盗賊が出るかもしれないし、モンスターに襲われる事もあるのでやっぱり商人同士で集まって行くのが良いと言われたので、一緒に帰ることになった。

当然一緒に帰るのは行きと同じ商人さんやその知り合いである。見知らぬ商人は不安があるのであまり組まないそうだ。


そして、出発は二日後になった。ちょうどいいタイミングで一緒になれたなぁって思っていたけど、実は俺達が帰るのを待っていたらしい。もちろん待っていた理由はうちの従魔達。やっぱり従魔達の探知能力は凄いらしく安心感が違うらしい。その為俺達からおおよその計画を聞いていたので一緒に帰ろうとしていたようだ。


帰る予定が決まったのならばそれに合わせて色々とやらなければいけないだろう。エルフの錬金術師の所に商人組を紹介してこれからの事について相談したり、冒険者組にポーターの子供達を気にするようにお願いした。後はダンジョンで魔鉄掘りも頼んでおいた。もちろん持って帰る分の魔鉄は購入済みである。安かったので鉄もそれなりの量を購入した。


商人組や冒険者組に色々とお願いしたことでわかると思うが今回帰るのは俺達だけだ。商人組、冒険者組はこの拠点を管理してもらう。また来たときにこんな家が借りられるかもわからないし、契約も長期契約にしちゃったからね。その為、俺とおじいさんで建物を色々と改造しておいた。

おじいさんには建物の周りに結界や罠を仕掛けてもらい、俺は家全体と各部屋の空間を大きくしていった。建物の大きさに部屋の数には限りがあるから今のうちに広くしておこう。

それから、倉庫に高性能の魔法の鞄を設置しておいた。盗まれないように建物に固定して作ったので鞄というのはおかしいのだけど、空間拡張してあるのは鞄と言うらしい。そして、この鞄というか箱は拡張はもちろん、『重量軽減』や『時間停止』も付けてなま物を入れても大丈夫なようにしておいた。中には肉や魚に野菜に小麦、予備の武器やポーション各種に薬各種。日用雑貨なんかも入れておいた。お金も入れておいたので下手したらこれだけで一年は持つかもしれない。

商人として活動するのでステップホース達にも残ってもらう。なので、厩舎にも同じような魔法の鞄を設置しておいた。中身はステップホース達のエサなので自分で好きなときに好きなだけ食べられるようにしておいた。


あっという間に二日が過ぎて出発の日、商人組、冒険者組だけでなく『全力全開』の皆も見送りに来てくれた。彼らは見送りもあったが次回来るとき用に注文表を持ってきていたので次来るときはちゃんと持ってきてあげよう。

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