表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
206/314

206

「しょっぱ~い!」

「しょっぱいにゃ!」

「にゃ~!」


漁師さんと別れどこへ行こうか考えていると妹ちゃん達の悲鳴が聞こえてきた。俺とクイーンが慌てて妹ちゃん達の所へ向かうと妹ちゃんと猫族の二人はおじいさんが出した水をガブガブと飲んでいた。


「いったい何があったんですか!?」


おじいさんがいるから大きな問題があるとは思っていなかったけど、悲鳴が聞こえるとは思わなかったのだ。


「いや、なに、ただ海の水を飲んだだけじゃよ」


なるほど、偶然なのか喉が乾いていたからかはわからないが初めて海水を飲んだのならビックリするのは当然だろう。サクヤちゃんが水を飲んでないのは海水の事を知ってたのかな?


「みんな、大丈夫?」

「おにいちゃん! あのおみずのめないよ!」

「とってもしょっぱいにゃ!」

「お水じゃないにゃ……」


なんとかしょっぱいのが治まったのか口々に海水の不満を言い出していた。


「あの水からお塩が出来るんだよ。だからしょっぱいんだ。これからは飲まないように気を付けるんだよ?」


「は~い!」

「はいにゃ!」

「にゃ!」


うん、素直でよろしい。さて、妹ちゃん達はこのせいで少し海水を怖がってる雰囲気があるな。一緒に散歩でも誘おうかな?


「しょっぺ~!」

「「「キャウ~ン!!!」」」


おっと、向こうでも同じ事しているのがいるな?

見ると大慌てで走ってくるクルスくんと子狼達が見えた。

俺は大きめの水の塊を魔法で出し、待ち構えているとクルスくん達は勢いそのままに顔を突っ込んだ。


「良かった! これは飲めるぜ!」


顔を水から出してクルスくんはそう叫んだ。


「ガウゥ~」


子狼達もよっぽどしょっぱかったのか萎びれていた。というか、魔法で出したのはわかっていたのだろうが海水で失敗したのだから確認してから飲んでほしかったな。


「いやぁ、まさか海の水があんなにしょっぱいとは思わなかったぜ」

「なんで海の水なんか飲んだの?」

「いや、なんとなく?」

「ガウ!」


うーん、好奇心って事かな?どちらにしろ皆集まったなら一緒に行動しようかな?


「ところで、今からあっちの方に行こうと思うんだけど一緒に行く?」


「いく~!」

「行くにゃ!」

「にゃ」

「おう! 行くぜ!」


皆も賛成みたいなので、港町とは少し離れていくけど岩場の方に向かった。

向かう途中に漁師さん達から魚を買えるかも知れないことを伝えておいた。


岩場は少し離れていたので小走りで向かった。おじいさん、クルスくん、クイーン達は問題なく走れたが俺達は砂浜にまだ慣れていないので少し走り辛かった。


岩場に着くと皆散らばって歩き回った。岩場には水溜まりが出来ており、その中に何かいないかと探しているのだ。


「おにいちゃん、おさかないっぱいだよ!」

「お魚、たくさん……」

「おさかなにゃ!」

「ちっちゃいにゃ!」


早速小魚を見つけたみたいでサクヤちゃんまで興奮しているみたいだ。


「おい、シュウ! 貝もいるぞ! これ食えるのかな?」


「ガウ!」

「ウォン!」

「ワウン!」


クルスくんも子狼達も早速色々見つけたようだ。

俺も辺りを見ていると小魚や貝、カニも見つけることが出来た。さすがに小さいし食べられるかわからないが、カニも食べたいなぁ……。


「ガルルルルッ!」


そんなことを考えているとクイーンの威嚇する声が聞こえてきたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 殺伐としていない ほのぼのイイね [気になる点] 従魔がふえすぎて わかりずらいかな 一覧とかあったらよいかな [一言] 応援してます よい物語をありがとう
[一言] ホント話が進まないね、グダグダ引き延ばした中身が空っぽな駄文を書くのが、なろう内では今のトレンドなん? コミカライズされてるのに残念です
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ