表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
眠り勇者(凍結)  作者: KURA
テンプレ? と勇者と眠り勇者
95/129

中位吸血鬼……?

こんばんは!

KURAです。

夜中にすみません……。

書いてたらこんな時間になってしまって……。

そういえばとりあえずタイトルをお試しで変えてみたんですけどどうでしょうかね?

分かりやすいですかね?

内容に合ってますかね?

……これ作者が聞くっておかしいですよね……。

自覚してます……。

「起きてくださ~~い!」

「またか!」


今日も仮面ドアップモーニングコール!?

って今日はピエロ面か。


「仮面戻したんだな」

「ええ、もう仮面の種類が無いので。あ、リクエストがあれば作りますよ~」

「作らんでいい!」

「え~」


はぁ……コイツは……。

あ、ブラックおはよう。


《おはよう。よく眠れたか?》


あぁ、ブラックは?


《よく寝たよ。コイツが別の部屋だったしな》

《コイツとは私の事で……?》

《うん》


うん。

さて、そういえば金は残ってるのか?

エマが別の部屋っつーことは、六人分だろ?


「はい。えー、昨日の報酬金が八十ヴラドで、あとオマケのもう一人が小物で四十ヴラドにしかなりませんでした。で、百ニ十ヴラドでした。でー、六人の宿代が1ヶ月登録による割引で一人二十ヴラドで六人分で百二十ヴラドになります。引くとゼロ。つまりお金が私達はありません!!」

「ふっっっっっっざけんな!! それならせめてお前俺の部屋で寝とけや!」

「いや、貴方の安眠をしようとしましてね……」

「……本音は?」

「ちょっと人に見られたくない開発を……いえ、貴方の安眠を心配したのが本音ですよ?」

「いや、ほぼほぼ出てるから……」


はぁ、今日もクエスト何か行かなきゃいけないのか。

とりあえずあいつらと合流するか。

話するのはその後だな。


部屋から出ると丁度リョウカも部屋から出ていた。


「おはよう。ムクロ!」

「あぁ、おはよう。フォクシー」

「さて、ノーフェイスとヴルーとサンとも合流しやきゃね」

「あぁ」


そして、エントランスに出ると、三人は既に合流していた。

朝早いな……。

俺的には結構早く起きたんだけどな……。

とりあえず金の事話さなきゃな~……。


「えー、皆おはよう」

「お、おはよう? どうしたムクロ? そんな改まって」

「そうよ。変よ」

「ふわぁーあ。おはよう、ムクロ」

「えー、宿代で昨日の報酬金消えた」

「へ~」

「そうか。何かクエスト行かなきゃな」

「そうね。宿には何日泊まれるの?」

「そっか~、俺も若い奴におごってもらうばっかじゃ嫌だし、 丁度良かったよ」


「あれ……そんなあっさり?」

「うん。別に驚かないよ? たった一回分のクエストだしね~。しかもほとんどエマとムクロがやったやつだし」

「そうだな。あと、俺らも宿代で持ち金が吹っ飛ぶことくらい結構あるしな」

「そうよ。何回そのせいで食べる物に困ったか……」

「この歳になって年下に養ってもらうってのもなぁ……もっと歳食って腰が曲がるくらいなら良いがまだ俺現役だし」

「そうか……。宿なら1ヶ月泊まれるらしい」

「長くないか!?」

「質問ならエマにしてくれ」

「私!?」


だって金銭交渉したの俺じゃねぇし。

というかそんなあっさり受け入れられるとは……。

……ふむ。確かにサンとかは自分で稼ぎたいかもな……。


「今日は分かれてクエストをしないか?」

「さんせーい! チーム作ろうよ」

「わかった。そっちのほうが効率が良さそうだしな」

「ヴルーが言うなら私も」

「俺は願ってもないな」

「私も異議なーし」

「じゃあ、分かれてくれ」


「分かれたな。えー、俺とフォクシーチームに、ヴルーとノーフェチームにエマとサンチームか」

「ノーフェ!? ……あぁ、略したのね。それなら良いわ」

「エマとサンか。中々珍しい組み合わせだな。てっきり俺の所に来ると思ったが」

「私は余ってた奴に入っただけでーす」

「入られただけだな」

「その割りには息が合ってんな……」


さて、チームも分かれて事だし、クエスト選びに行こうか。

と、席を立とうとしたら。


「チームが出来た事ですし! 勝負しましょうよ! 一番稼げなかったチームが今日は夕食を奢るってどうです!?」

「異議無し」

「私も~!」

「俺も。それくらい罰ゲームがあったほうが楽しそうだ」

「じゃあ私も」

「あれ? やる雰囲気!? 多分俺が一番弱いと思うんだが……。まぁいいか。晩飯くらい。ま、奢ると決まった訳じゃねぇしな。異議無し」

「では、個々頑張りましょ~♪」


そうして、宿から俺達は出ていった。

さて、速攻向かいのギルドに入った訳だが、何行くか。

……つか何で読めるんだろうな。

書けるし。

ま、異世界の神秘だな。


「これなんていいんじゃない?」

「なになに? 高位吸血鬼の遊戯に付き合え? 却下。俺達の正体がバレたらどうする」

「あ……確かに」

「これ行こうか。中位吸血鬼の殺害。えー、八十ヴラドか。昨日と同じだ」

「いいね! 今度は私もサポートするよ~!」

「ははっよろしく頼むよ」


えー、場所の手がかりは森に行った……か。

そして特徴は片腕が無くて、額に一文字の傷か。

あー、これ相当高位の吸血鬼怒らしたんかな?

吸血鬼が傷残ってるって。

さて、国から出て探しに行くか。


「……あれ? この国から出たら戻れなくないか? 俺達だけじゃ」

「カード持ってると夜じゃなくても見えるんだって」

「またか! また俺だけ教えてもらってないのか!」

「だね……」


はぁ……そんな怖かったのか……俺は……。

とりあえず森に向かうか。


またあの薄暗い森に着いても気配は感じない。


「んー……フォクシー、探知系使えるか?」

「うん。使ってみる。《魔探》………………居るね。こっから左に少し行ったとこ。でも急がないと移動するかも。休憩してるって感じだったから」

「わかった! 急ぐぞ!」

「うん!」


とりあえず走る。

休憩ってことはそこで暮らしてるわけではないのか。

どこかに向かう途中か、帰る途中か。

あ、人数聞き忘れた。

ま、いっか。

着けばわかることだし。


「もうすぐつくよ!」

「わかった」


《神経加速》《身体回路》《電気フィールド》


とりあえず神経加速で反応速度を速くして、身体回路で体に電気を流す。

そして電気フィールドで少しずつ痺れる場所を作る。勿論俺とフォクシーを除いて、だが。


「何者だ!」

「……バレたか。奇襲して終わらせようと思ったんだが」

「しょうがないよ。百メートルくらい前からこの人気付いてたみたいだし」

「貴様ら……我を中位吸血鬼に属す者と知っての愚弄か!」

「勿論。あんたを殺しに来たんだからな」

「フハハハハ! 面白い。だが、今我は中位ではおさまらないぞ? まぁ、長話はよそうか。ここに長く居てはいけないな」

「バレてるか。さすがだな。……でも中位ではおさまらないとはどういうことだ!」

「はっ! 答える義理はないな!」

「そりゃそうだ!」

「出来た! 《聖火炙り!》ふぅ! 中々想像(創造)に時間がかかっちゃった。ゴメンムクロ!」

「ははっすっげぇなコレ……」


聖火炙り。

その名の通り火炙りなんだが。

聖火か。

吸血鬼にはキツイようだな。

十字に固定され、白い炎に浄火されていく吸血鬼を俺達は見ていた。


「グアアアアッ……なんてな」

「なっ! 拘束には結構魔力入れたのに!」

「まーじか。《雷電電龍!》クハハハッ! 魔力ほとんど持っていきやがった!」


《大丈夫か!? 魔力がほとんど無いが……》


大丈夫。魔力なんざ地球には無かったから懐かしくもあらぁ!


「っ! これは喰らうのはヤバイか!」

「避けさせねぇよ! 曲がれ! 雷電雷龍!」

「なっ!? グアアアアッ!!!!」


はぁ……はぁ……殺ったか?

いや、殺れてなくても神経系麻痺させるだけでいいんだが。


「あぁあぁあぁ……。キッチィなぁ! まさかこの我が、上位クラスまで力を付けた我がここまで追い詰められるとは……! ならば……本気を出すしか無いようだ!」

「ちぃっ! まだ本気じゃなかったのかよ! フォクシー! 来るぞ!」

「わかった!」


ブラック! 頼りにしてるぜ!


《おう! こいつは確かに上位クラスの力だ! 油断するなよ!》


まじか。

ハッタリじゃないのか……。

ギルドに文句言ってやる!

油断しねぇよ!


「暗め! 暗め! 全て暗めぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

「なっ! 目が……!」

「フハハハハ! 見えなかろう! さて! 球技をしようか。《死球》その剣で打ち返さないと死ぬぞ?」


ちぃぃぃぃ!

魔力を探せ! 探せ! 探せ!!!

探せ! 死にたくないならば!

感じろ! 生きたいだろう!

死にたくないだろう! 怖いだろう!

ならば感じろ!

探せ!

………………あった!

ブラック! いくぞ!


《よしきた!》


「おりゃぁぁぁぁぁぁ!」

「落ち返してくるとは……ならば我も打ち返すとしようか」

「ちぃっ! おらぁ!」


これじゃ遊ばれているだけだ……。

でも見えなくて打ち返すので精一杯だ……。

フォクシー頼みだ……。

頼む……フォクシー!


「《死星墜落!》いっけぇぇぇぇぇ!!」

「なっ! ならば我も死球で対抗しようか!」


っ! 死球のほうに魔力をつぎ込んだのか目が見えるようになった……?

堕ちてくる巨大な星を俺に投げたであろう球で対抗しようとしているのか……!?

無茶だろ。

と思ってたら思いの外球が星を消滅させた。


「フハ、フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」

「でもな、がら空きなんだよ」

「ハハハ……ハ……ハ……騙し討ちとは卑怯な……」

「はっ! 殺し合いに卑怯もクソもあるか」

「そうだな。見事なり! フハ、フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ……」


高笑いしている内にブラックで胴を斬るとそのまま二つに分かれ倒れた。

そして、最期まで高笑いして息絶えるのだった。


「なんか、楽しそうな吸血鬼だったね」

「疲れたけどな……。つか、あんな強いとか聞いてねぇぞ!」


こりゃあ一体どういうことだよ……!

中位が上位クラスの力持ってるとか……。

ギルドに文句言ってやるぅぅぅぅぅ!

え~、この後アルファポリスの方で書いてる小説更新しなきゃいけないんですが……寝落ちしてしまいそうです……。

とりあえずアルファの方書けたらねます!

では皆様。

オ・ルヴォワール!

これであってましたっけ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ