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眠り勇者(凍結)  作者: KURA
テンプレ? と勇者と眠り勇者
84/129

プロローグ

こんばんは~。

KURAです。

奈 アバドンこと奈落です。

ありゃ?奈落でいいんですか?

奈 こっちの方が覚えてくれる人いそうなので……。

……あらら……。

ニックネームでも募集しておきます?

奈 よろしくお願いします。

えー、こっから寝落ちしたんですけど……。

すみません……。

「……なぁ、皆でさぁ何かどっか……ほかの世界でもいいから旅行行きてぇなぁ……」

「あら?じゃあ休みを揃えて行く?」

「行けるか?」

「私は大丈夫だけど……問題はルシファーとライの所よ」

「あぁ……あいつのとこは部下もってっからなぁ」

「貴方も持ってるけどね……。とりあえずルシファーに聞いとくわ」

「そうか。ありがとな」

「いいわよー。私と旅行行きたいし」


初めはそんなベルとサイガの会話から始まった。

そこから異世界でのドタバタ劇が始まろうとは誰もましてやサイガ達でさえも知り得もしなかった。

また、この旅行休みは他の国にも大幅に影響を与えていたサイガ一行が一斉に休んだため、この世界でも少し……いや大きな騒動が起こったのだが……それはまた違うお話。






???side

「友達……お前だけとか……はぁ」

「ちょっと!なに贅沢いってるのよ!」


俺は東骸崋絃(とうがいかいと)

ちょっと聞かない名前だけれども俺自身は結構普通だ。

…………友達が目の前にいる宮鳴凉花以外居ない事以外は。

はぁ、皆は可愛い女の子の友達が居るだけ良いって言うが(ネットで言われた……)俺的には幼馴染だからあんまり恋愛対象じゃないんだよなぁ……。

はぁ。

と心の中でため息をついていると顔を覗きこまれた。


「なんだよ」

「ひ、ひっど!?心配してあげたのにそんな返事って!」

「…………ちょっと眠いんだよ。昨日徹夜でネットしてたから」

「だめだよ~?私みたいに特別な理由がない限り夜更かししない人にならなきゃ」

「…………特別な理由ってどうせお前の事だからラノベかBえ……もごもご……」

「な、何言ってるのかな~!?」

「……プハッほんとの事だろ」

「わ、私一応優等生で通ってるんだからね!?」


耳元で他の人に聞こえないように叫ばれる。

器用なことをする……。

うるさいのに他の人には聞こえない……うざ……。

ラノベもあのBでLな本も否定はせん。ラノベは俺も好きだし。BでLな本は俺だって二次元限定だが三年に一回くらいは見るし。あ、俺はそこまで腐ってないぞ?

というか――――


「お前が優等生?はっ!御冗談を」

「キーーー!ムカツク~!」

「ははっそういうとこだよ」

「むむむ……まぁいいや。早く帰ろっ!……ところでね?ちょっと良いラノベを二冊手にいれたんだけど……見る?」

「……内容を教えろ」

「普通のハイファンタジー転生物とー……転移物だね」

「…………転移物のヒロインと主人公の性別は?」


何か嫌な予感がしたのでニッコリとしながら聞いてみると。


「…………………………………………男と男の子」

「まさかのショタ!?おいおい、俺に進めるのはいいがBなLは俺見ないぞ?」

「知ってるよ~?崋絃がこういう本をたまに見てるの~」

「……なんの事だ?」

「ぬふふふふふふ」

「くそっ!どこで知りやがった!吐けこら!」


なんて下校中にじゃれあってると意識がゆっくりと暗転していった。





「―――――ここは……どこだ?」


次に目覚めるとそこはまるで王様でもいそうな広間だった。

……これってさー涼花の好きなさーアレじゃないか?

何か普通のラノベ愛好家が言いそうな『これって異世界ってやつかー!?』みたいなこと叫んだほうがいいか?

まぁうるさいだけだからいいか。

ふと、周りを見渡してみると横に涼花が、そして前に明らかに王みたいなおっさんと王女みたいな若い女の子がいた。


「……涼花起きてんだろ」

「うん。テンプレ通りだと私達は優遇されるはずだけど……」

「奴隷化のパターンもある……か。とりあえず静かにしよう。話しかけてくるみたいだ」


こそこそと涼花と話していると王みたいなおっさんが話しかけてきた。


「君たちには魔王と戦って世界を救ってもらいたい。救ってくれたのならば私の首……いやこの国でも持っていってくれてかまわない。どうか救ってくれぬか……」

「私も……身を……捧げます」

「そんなに切羽詰まってるのか……。とにかく……俺達の能力を確かめれる事はないか?ベタにステータスでもあればいいんだが」

「念じることでステータスを見ることが出来ます。勇者様」

「私達はまだ勇者じゃないよ。まだ受けるかどうか決めてないしね」


ステータス。

東骸崋絃

スキル

剣聖技術LEVEL3

雷魔導LEVEL2


ふむ、能力値の無いタイプのステータスか。

ならば剣聖技術と雷魔導。

剣聖技術は剣聖の技術を使えるようになる。

そのまんまだな……。LEVEL3で……騎士達は無傷で制圧できるようだ。

雷魔導は魔術や魔法の上位版でLEVEL2で普通の魔法使いは圧倒できる……か。

チートだな~。俺は普通の成り上がり系とか成長物のほうがどっちかと言うと体験してみたかったんだが。

……あ、聞かなければならないことを忘れてた。


「俺達は帰れるのか?」

「…………申し訳ないがわからない。……明日……今からでも方法を全力で探させよう」

「いや、良い。あれだろ?どうしても国家が危ない時に使う召喚魔法……そして送り返す魔法は開発されてない……ってとこか。魔王を倒す……とりあえず見てくる時に探しながら行くとしよう」

「ならば!」

「あぁ、受ける。それしかすることはないだろうし。だが、時間はかかっても文句は言うなよ?」

「わかりました!有難うございます!」

「よかったの?」

「あぁ、どうせお前も受ける気満々だったんだろ?」

「当然!」

「ならいいじゃねぇか」


泣き崩れる王と王女とその周りの人を見ながらそんな会話を交わしていた。

さて、せっかくだからこっちぐらいは楽しく生きていきたいなぁ。



サイガ一行が到着するまで……あと5日!!

えー、どうだったでしょう。

……えー、あらすじとタイトル……募集します!

あとタイトルを長文にするかもしれません。

(募集無くとも)

奈 他人本願……。

うぐっ!?すみません。苦手なんです……。

では優しい御方よろしくお願いします。

いえ、しなくてもいいですよ?本についてるアンケートみたいなもんです。

では皆様。

au revoir

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