説得
こんばんは。
KURAです。
奈 アバドンです。
どうしたんですか?急に。
奈 いや名前が奈落固定なので本当の名前をそろそろ忘れられてるんじゃないかと思いましてね。
……あ。
奈 貴方忘れてましたね……?
い、いえいえ!アバドンさん!滅相もございません!
「あんたは私の言うことを聞かないし!私言ったわよね!?部屋の数がもう残り少ないから連れてこないでって!!眠る前にも破ったでしょ!?あんたは―――――――
やっぱり怒られた……。
しかも正座……足痛い……。感覚が……無くなってきた……。
耳も痛い……。
俺が悪いんだけどね?しょうがなくない?
だって助けた奴住むとこないんだもん……。
しょうがなか「ちょっと!聞いてる!?」
「すみませんでした……。俺が悪かったです……」
「よろしい。でもそれで許されると思ってないわよね?全くあんたは私に仕事を押し付けておきながら感謝の言葉も全然言わないしちょっとくらい言ってもいいんじゃない!?そもそもあんたが――――――
すみませんでした。全て俺が悪かったです……。
どうにか怒りを鎮めてくれる方法はないのだろうか……。
―――――――――?」
「え?うん」
「いいのね!?」
「うん。いいよ(それでベルの怒りが鎮まるのなら)」
「やった!休み♪休み♪週に一回休み♪」
……え?……まさか……。
「まさかサイガが週に一回私の仕事を肩代わりしてくれるとはね~♪やった!それならその子住ませてもいいわよ♪アンナ達と遊びいこ~っと♪」
……ヤバイ……。
聞いてませんでしたとは言えない……。
はぁ……腹くくるか……。
感覚のない足を崩していると。
ぬらりひょんがよってきた。
「サイガ……お主聞いてなかったろ」
「……内緒な。ちゃんと週に一回やるから」
「……ほっほっほっ。サイガも苦労するな」
「笑うなよ……。まぁいいけどよ。俺がかけてた苦労が週1で本当の所にくるだけだ。ま、あの楽しそうな笑顔で嫌がる気も失せたってもんだ。ま、ブラック企業は駄目だからな。休みぐらいはやらないと」
「お前が言うか?」
「ははっそうだな」
ぬらりひょんと雑談しているとスイが近寄ってきた。
ちょっと目をうるうるしながら……。
「ここにすんでも……いいの?」
「いいわよ?」
「だってよ!住め住め!あ、学校にでも通ってみるか?」
「なんでそこまでしてくれるの?だっておれたにん……だよ?」
「今更だけどな?飯おごっといて他人はないだろ?悲しいぞ?せめて友達にしてくれよ……。ま、俺には他人だろーとそれくらいしてやれる力があるってことさ。力なんてのは他人を傷つけるか手を差し伸べるかぐらいしか使い道ないんだぜ?」
「じぶんのために……ならないの?」
「まぁ……狩りとかなら役にたつだろうが生物を傷つけてるだろう?結局、傷つけたくないなら他人に優しくなんなきゃいけないんだ。……傷つけないと守れないときもあるが。自分の利益ってのは他人の不利益から成り立ってんだよ」
「……どうゆうこと?」
「んー、分かりやすく言うなら自分が生きないなら何かを殺して食べなきゃ生けないだろ?それは自分が生きることが利益で、生物が死ぬという不利益で成り立ってんの。その不利益を受けたやつらの事を考えて、自殺なんて考えんなよ」
「……んー、なんとなくわかった!これからよろしくね!おにいちゃん!」
「!? お、おにいちゃん!?」
「うん!とうさんもおかあさんもいるからおにいちゃん!」
「お、おう。よろしくな。スイ」
さて、なにするか……。
あ!
「なぁスイ。街を案内してやろうか?今さっきは食べてばっかであんまり見れてないだろう?」
「うん!よろしくおにいちゃん!」
「お、おう……」
なんかむず痒いな…………。
さて、案内するか。
俺の裏街を!
……まぁほぼベルが作り上げたんだけどね?
あ、仕事日は週の最後の日になりました。
……明日です……。
さー、どうしましょ。
奈 どうしました?これより新しく出した作品のほうがブクマ数の上昇が早くてちょっと嫌な馬鹿作者。
貴方前書きの件を根にもってるでしょ……。
やっぱり最初のほうが滅茶苦茶読みにくいからですかね……。今も読みにくいですが。
まぁそれは少しずつ編集する……かも。
よければ感想に修正点等をくださいますとすぐさま修正いたしますが。
奈 まぁ……感想ないでしょうがね?
……なんとなくそんな気がしてきました……。
では皆様。
Bis Morgen.




