過去の話を話した後の話
こんばんは～
ＫＵＲＡです。
奈 タイトルややこしくないですか？
……はい。私もそう思いました。
タイトルが難しいんですよ。
考えてると疲れます……。
そんなわけで、タイトルのややこしい本編！
奈 どうぞ！
――――と、まあこんな感じだな。俺が魔王になった経緯は」
ま、あんま思い出したくは無いんだが。
「……あれ？それだとどうやってサイガが眠りだしたのかわかんないよ？」
……げ、そこに気づくかリッカ……。
絶対言ったらお前らに怒られるから言わなかったんだが……。
「はっ！サイガァ、正直に言っちまえよ。薬に頼ったってなぁ……」
「だぁってろ！クソジジィ！」
「どういうことだ！サイガ！」
「どういうことよ！」
「あぁあの睡眠薬はそういうことでしたか」
「げ、アザトースしー！しー！……てかＳＡＮ値やばいな。……よし。アザトース達、魔力でコーティングしといたから」
「ありがたき幸せ」
「「サ～イ～ガ～？」」
「どういうことか！」
「説明してもらうよ？」
……はぁ～。
「……はぁ～。……しゃーねぇだろ。……気力がなかったんだしゃーねぇだろ」
「……もうやめてくれるか？」
「……………………………………………………多分」
「何その間！？」
しょうがないだろ……アレがないと寝られないんだから……。
リッカ達への対応に四苦八苦していると後ろから話しかけられる。
「サイガ様、我等妖怪は貴方様のお身体を壊さぬように願っております」
「ん……あぁぬらりひょんか。久しぶりだな。元気にしてたか？」
「はい」
「ん～、昔みたいに普通の喋り方でいいんだぞ？」
「わかりました……わかった」
うん。それでいい。
さて、あっちに行くかな。
なんて考えていると声がかかる。
「随分雰囲気が柔らかくなったな？サイガァ」
「黙れ。その汚い口を今すぐ閉じろ。下衆科学者」
「クククッ。あ、そういえばお前はあの嬢ちゃんに俺がしたことを知らなかったな？それは……」
「すみません。あまりに無礼だったので殺してしまいました」
「別にいいぞヨグ。あ、死体をこっちに持ってきてくれ」
「はっ！」
……悪く思うな。
手に魔法をかけると、科学者の心臓の場所を貫く。
みぃつけた。
そしてソレに永遠の夢をかける。
…………………………！
「ふーん」
「どうしたの？」
「いやちょっとな」
はぁ、輪廻転生するのもおこがましいな。
こいつには。
手に魔法をかけたまま、自分の心臓の辺りを貫く。
そしてそのまま砕く。
「なにを！？」
「心配すんな。ちょっと科学者の魂を吸収して砕いただけだ」
「「「「「……」」」」」
絶対それだけで済ませることじゃない、とその場にいたサイガ以外の心は揃った。
「さて、あっちに行こうぜー」
「「「「……うん！」」」」
そして俺らは異世界にまた帰る？……どっちなんだろうな。
まぁいいか。
異世界へと行った。
次の更新は私の気が向いたときなんですよね～。
そうじゃないとなんかよくわかんなくなるんですよ。
奈 夏休みなんですからもっと早くしなさい。
……善処します。
では！
مع السلامة
