パンドラの希望を掴み取れるか否か
こんばんは
KURAです。
眠い……。
でも宿題しなきゃ……。
奈 今日3話更新するんじゃなかったんですか?
……明日になるかもしれません。
では~本編どうぞ~
ベルside
「野郎共とお嬢ちゃん達がいっぱいだなぁ?」
「ぬらりひょん……貴方は魔王側でしょう?」
「リッカ……誰?このおじいさん」
「こいつは……日本の妖怪……魔物みたいなやつの総大将」
「カッカッカッ小僧確かに俺ゃサイガ様につかえてる。でもな主が暴走してたら止めるのも配下の役目ってんだよ。8年前サイガ様を眠らせる度も俺らは手を貸したんだぜ?」
魔王……なのかしら。
確かに纏ってる覇気は凄いけれど……。
「じゃあ手を貸してください。ぬらりひょん」
「カッカッカッそんな硬っ苦しい口調じゃなくていいぜ。……俺だけじゃきついか酒呑、できるだけ連れてこい」
「……わかった」
……酒呑とか言われた男……気配がわからなかった……。
ぬらりひょんの先導で歩いて行く。
ヒタヒタっ等いろいろな音が後ろから聞こえて振り替えると魔物のような奴らが群れていた。
「なんなの……これ」
「おい、ぬらりひょん百鬼夜行作ってどうする」
「カッカッカッ俺たちだけじゃ百鬼夜行は出来ねぇよサイガ様がいないと。しかもこれは勝手にこいつらがついてきてるだけだ」
「相変わらず派手ね~」
「本物はこんなもんじゃねぇぞ?」
……普通の事なのだろうか……?
山の奥へと進んでいくと結界があった。
「あぁ?結界か?これ。陰陽師でもいんのか?」
「サイガの魔力じゃないね」
「ああ、でも俺らじゃ破れなさそうだ」
「私も……無理かも」
「……ここは……あいつか……傀飢郎、壊せ」
「ちっ俺の山にこんなもん作りやがって……壊れろ」
傀飢郎と呼ばれた鼻の長い男が呟くと壊れた。
……え?……結界ってあんな簡単に壊せるものだっけ
「やはり適当に作った結界じゃ駄目か」
「アザトース様、ちゃんと作ってくださいよ」
「サイガ様をもってしてもアザトース様を賢くすることは無理だったか」
「あら、あなたそんなに言ってしまっては可哀想でしょう?せめて天然と言ってあげたら?」
「貴様ら……」
!……こいつらはヤバイ……。
「!だ誰はら前お」
「?のるって言になマイレ」
「イカン!レイマリッカ!先に行け!」
「!たっかわ」
「!ああ」
「さて、ぬらりひょんさん?私達だけで倒しきれるかしら?」
「ベル……さんだったか。あいつらがサイガを正気に戻せば勝ち……だ。とりあえず妖怪も呼んどるから……時間稼ぎ出来れば……か」
「遅くなった。とりあえず俺らがきたが増援もすぐ来るぞ」
「こんばんは、玉藻前と申します」
「俺は崇徳上皇だ」
「てめぇら時間稼ぎだ。死ぬんじゃねぇぞ。酒呑、俺とこい。玉藻はあの男と戦え、崇徳、あのスーツの男と戦え。最後にもう一回言う死ぬな」
「なめられたものだな。鬼と爺だけで俺を抑えられるとでも?」
「あら?あなたの相手ってあの狐かしら?あなた?…………」
「わかったわかったから無言で睨まないでくれ」
「ふむ、私の相手はあの青年ですか?」
私の相手はあの女の人……か。
武器無しはきつそうだな。
レイマside
「あー、あー、も、戻った」
「……あとはサイガを正気に戻すだけだね」
走っていると声をかけられる。
「……てめぇらなんで来た」
「おじいさん、そりゃあ親友の危機ですし」
「うん」
「あの時お前らがいたら……なぁ。行くぞガキども」
「「うん」」
俺らはサイガのもとへ急いだ。
サイガside
「サイガ」
うるさい。幻聴だ。これは。
「サイガ!」
うるさいって。あり得ないんだから幻聴だ。あいつらとまたあったせいで聴いてるだけだ。
「サイガってば!」
俺ももうヤバイかもな……
「おーいサイガ?聞こえてる?サイガ!」
「なんだよ!僕が集中してるときに!」
「なぁーんだやっぱり聴いてるじゃん」
「なに?花鈴」
「あぁーそぼ」
「うん」
いや!駄目だ今日遊んじゃ駄目だ!お願いだ……今日……今日だけは遊ばないでくれ…………?あれ?僕何考えてたんだっけ?
「?……行こ!サイガ」
「……あ、うん!」
今日は何して遊ぶんだろうなぁ!
さて、宿題しよっと。
それでは皆様
adiós




