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眠り勇者(凍結)  作者: KURA
閑章 眠り勇者の紡いだ一年間
64/129

魔王城訪問

こんばんは!

KURAです。

出来ました。

奈 なんですかこのタイトル?家庭訪問みたいな。

はい。イメージがそれですもん。

奈 は?

酷くない?

……そういえばぁ……魔王と会ってねぇな。

やっぱ異世界来たなら魔王と会わねぇと。

……つか異世界で思い出したがラノベの主人公みたいだな、俺。

うっわ……記憶の奥深くに大罪裁判とか言った気がする……。

……うわー、何だろこの中二ノートを久しぶりに発掘した人みたいな気持ち……。

なんであんなこと言ったんだろ……。

うわー……うわー……うわー……。

と沈んでいるとベルが入ってきた。


「あ、サイガーあぁ!?なんで朝からこんなどんよりしてるのよ!」

「あ、あぁベルか。どうした」

「えー、スルーするのね。まぁいいや。邪神からなんか救援信号きてるわよ?」

「……あー?……ネックレスは反応してねぇ……ってことは死ぬ事はねぇってことか」

「え?ネックレス?」

「こっちの話だ。んでどこだ?」

「魔王の治めてる国だね」

「行く!」

「え……えぇ?」

「んじゃ行ってくる!」


丁度良かったなー。

窓から飛び出て飛んでいく。

んー、邪神の気配は……救援信号なんとなくわかるな。

そちらのほうへ跳ぶ。

空気を固めてから踏み台にして跳んだほうが早いわ。

着いてから回ってスピードを殺してから降りる。


「よう」

「さ、サイガ様!何故ここへ!?」

「いやベルの代わりにな」

「はっ!お呼びした理由はここで反乱が起ころうとしているからであります!」

「へぇ?反乱?それ、どっちが悪い」

「反乱軍は力が全てで人類差別主義でございます!それに加えて魔王のほうは力をあまり示そうとせず人類に攻めこまない方針なので反乱がもうすぐ起こります!」

「へぇ?」

「そ、そんな悪いお顔で笑わないでくださいますか……気圧されます」

「あ、すまんすまん。っと反乱軍の中心に連れてってくれどうせ集会かなんかしてんだろ」

「はっ!お心のままに」


予想どうり集会をしていた。

どこからでも見える所へと舞い降りる。


「よぉ」

「人間ごときが此処に何のようだ」

「いや力が全てらしいから……力でねじ伏せようと……思ってな♪」

「なにを……グガッ……!?」


手加減解放してみると魔力もろくに出してない状態で気圧されていた。


「はぁ……もっと楽しませろよ~」

「ふざ……けるな!」


殴りかかってきたのを蹴り飛ばす。


「おう!いいな♪もっとこい!あと三千も戦えば俺も疲れるかも知れねぇぞ?」

「……もう……勘弁してください……」

「はぁ……まぁいいか。魔王に会いに行くのが目的だし」


速攻白旗あげやがって……。

最近の若いやつはなってねぇなぁ……まぁ俺も若いけど。


「油断……したな!」

「はい、残念です。連帯責任で殺すかな……」


ナイフで斬りかかってきたが手を蹴ってナイフを取る。

うわー、禍々しいな……呪いは神からもらったやつだけで十分だっつの。


「それはさすがに……」

「んー、邪神がそういうならそうするか」

「意見を聞き入れてくれたこと感謝します」

「じゃあ魔王んとこ行ってくる。あ、そいつらお前に任せる」

「ありがたき幸せ。いってらっしゃいませ」


魔王城……つかここ城下町か……。

忍び込むか?アポとらなきゃいけないのかな?

とりあえず行ってみるか。


「こんちはーっす」

「良く来たね。サイガ様?」

「……お前は魔王かな?」

「違うよ!僕はただの宰相だよ」

「へぇ?…………力はお前のほうがつよいみたいだな」


魔眼で見てみたけど魔王城で一番強いのがこいつだった。

油断できそうにねぇな。


「くくく。そう思います?僕では勝てませんよ。陛下はスキルも強いんですから」

「へぇ楽しみだ」

「(戦う気だー!?)」


宰相の案内で魔王の所へ着いた。


「良く来たな!……ってあれ?そんなに強そうじゃない……?」

「馬鹿陛下、死にますよ」

「ヘアッ!?」

「そんな簡単に殺しゃしねぇよ。……転移者……違うな転生か」

「……日本人か!?」

「ああ」

「俺は海崎(かいざき)偲養(しのぶ)!よろしくな!」

「俺は國崎サイガだ。……聞いたことある名だな」

「そうかぁ?」

「あ、思い出した。ジジイが前に育てて「勝手に死にやがったって」ってぼやいてた奴だ」

「ジジイってあのジジイか?」

「起こすとき木刀で叩いてくるジジイならそのジジイだ」

「そいつだ」orz

「お♪しのぶじゃねぇか!」

「「どっからわいて出てきたクソジジィ!」」

「なんじゃ二人して……じゃ手合わせしようか!」

「「こうなるから嫌だったんだよ!」」


二人で協力してジジイを殺そうとしたが殺せずにこっちが殺されそうになった。


「はぁーはぁー……あのクソジジィいつか殺す」

「はぁーはぁー……相変わらずの不死身っぷりだな……」

「なんじゃ……はぁー……はぁー死にかけたぞ……強くなったな……でも老骨を労ることを学習せい……」

「「うるせぇ弟子()を殺そうとするクソジジィ!」

「殺そうとしてないもーん。死んでも神に頭下げて生き返らせてやるから……いいじゃろ?」

「いいじゃろ?じゃねーよ!」

「帰れ!しっし!俺の家から出てけ!」

「ちぇ!わかりましたよ~だ!」

「「可愛くねんだよ!」」


そうするとジジイは帰っていった。


「ま、仲良くしようぜ」

「ああ、わかった。あのジジイの被害者同士だしな!」


そういって握手をかわした。


「泊まってくか?」

「いいのか?」

「いいぞ!」

「んじゃお言葉に甘えるわ」


《ベルー止まってくから》

《おけー》


泊まってシノブと仲良くなった。

ふー、どうだったでしょう?

奈 シノブって花言葉は……愛を待つ……でしたっけ?

はい。彼の名前はそこからつけました。

ちゃんと過去とかも考えてますよ?

ホントダヨ

奈 ……

ではでは皆様!

ગુડબાય

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