表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
眠り勇者(凍結)  作者: KURA
眠り勇者の英眠録
56/129

サラVSサマエル

こんばんは。

KURAです。

奈 はぁ。

絶不調です。

少しおかしいかもしれないので、治ったら見直しします……。

奈 ま、頑張りなさい。

え、怖い……。

奈 はぁ!?

私は戦いたくなかったんじゃない。

力が無くて負けることで……何かを無くすかも知れない……何かを亡くすかもしれない……。

抗えない圧倒的武力に呑まれるのが嫌だった。

でも何故かサイガには……サイガだけにはついていけた。

だから私は迷宮に挑戦した。

それで私は武力以外でも戦える事を知った。

私は守られるだけの存在では……なくなれた……かな。

だから私は戦う。何かを守るために。無くさないように。


「エスコートはいりますかな?」

「いらないわ。柄じゃない。あと、いつまでも保護されてちゃ守れないでしょう?でも、ありがとう。アス」

「いやはや、最近の淑女は勇ましいですな。最近の男衆にも見習ってほしいですね。では、行きましょうか」

「うん」


私とアスはゲートを通る。

あれ?エスコートされてない?

まぁいいか。


「ふむ、この悪しき気配は悪魔か……?いや、大罪持ちもいるな。貴様らの相手は、俺……か」

「ほぅ?サマエル貴方まだそちらにいたのですね」

「買いかぶらないでくれよ、俺の自我はさっき芽生えたばかりだぜ?」

「よくもそんな嘘をつけますね」

「ハハッ嘘は得意だぜ?嘘じゃねぇがな」


……なんの話をしてるんだろ?

わかんない。


「退きなさい。幻死させますよ」

「退けねぇことなんざしってんだろ?」

「目を潰された神に忠誠を誓いますか……」

「誓ってねぇけどよぉ。仮にも主なんだわ」

「両者退けないようですね」

「ま、そんなわけでよぉ。死んどきなや。【主に呪われし死の蛇よ我が呼び掛けにより出でよ】《死の蛇(生の定め)》行ってきな。俺の可愛い呪われ者たち」

「あの蛇に触ってはいけません!」


へ?何あの蛇!禍々しい!

怯えながら逃げる。


「あ?お前らしくねぇじゃねぇか。俺は惑わされてねぇぜ?」

「私は惑わしません。惑わすのはサラ、貴女です」

「へぇ?そっちの嬢ちゃんか」


ふぅー心を落ち着かせて別の世界を魅せるように。

うん、いける。


「【惑え、全ての者は、全ての物は私に呑まれるそして出ることはない。永久の牢獄へと】《世界は私の思うがまま(マイワールド)》呑まれなさい」

「ひゅぅ~♪やるね!お嬢さん!」


蛇は惑わせたから使い物にならなくなった筈……。

なのにこの余裕……なんで?


「なんで……そんな余裕なの?」

「あ?そりゃあお前……なんでだろーな?さぁな?」

「貴方が忠誠を誓ってないからでしょう」

「ま、それもあるだろーがな。俺が別に死んでもいいと思ってるからじゃね?」

「!?……なにを馬鹿な事を」

「死ぬくらいなら……裏切ってもいいんじゃない?命を亡くすと……何もかも無くすよ?」

「クハハッそれもいーかもな!でもよぉ神は許さねぇみたいだぜ?」

「何を……?」


何を言ってるんだろう?






「───君達、面白くない。僕の天使(おもちゃ)達よ。もっと僕にこいつらの絶望を見せてよ」

神の声が響いた。

その瞬間天使の様子が変わった。


「ハッ!やっぱこうなるか……ギギギッ時間無いから要件だけ伝えるぞ?」

「貴方、耐えて……いるのですか?」

「黙って……聞けよ……!俺はこの後死ぬ。でもよー仮にも俺は死を司ってんだぜ?来世ぐれぇには記憶を受け継げるわ!……まぁ今世で……葡萄酒飲みたかったな~……。まぁ来世で飲むか。アス!何十年か、何百年か、わかんねぇけどよ!また、葡萄酒飲もうぜ!じャあ、アバよ!」


そう言うと彼は何処からか蛇を呼び寄せ、自分の首筋に噛ませた。でも彼の身体は止まらなかった。


「あれ?なんで、死んでも動くの?」

「おそらく、神が操ってるのでしょう」

「あははっ!だーいせーいかーい!前から怪しいと思ってたんだよね~」

「ちっ畜生めが」

「ま、がんばりなよ」


玉座に座っている神はそう言い笑うと他の戦闘を見だす。


「サラ、少し足止めしてください。少し本気を出します」

「あれ?アスってあまり本気出したくないって言ってたような……?」

「はい、過去を思い出しますから。でも友のために過去なんて言ってられないんですよ」

「ふーん、わかったけど……そんな時間稼ぎできないよ?多分。《世界は私の思うがまま(マイワールド)》」


少しだけ、私の世界に招待してあげる♪

呼び掛け……は魂が無いってことは自我が無いんだしいらないか……。

世界は茨の世界で……いいかな。


「……げ!もう破られた!アスー!きついよー!」

「はいはい。わかったよ。こんぐらいでいいか」


え、誰?

アスは紳士だったけど……目の前の人は葉巻を吸って荒々しい雰囲気……。


「誰?」

「あ゛?俺か?アスモデウスだよ。若い時の……な」


そう言うと煙を一気に吐き出す。


「おうおう、俺を出したんだ幻死する覚悟はできてんだろぉなぁ?」

「……」

「ちっ調子狂いやがる。はぁ~、やるか。《俺は幻、俺は現実。景色は幻、景色は現実。お前は幻、お前は現実。さぁ、お前は……誰だ?》」


《お前は誰だ》


お前は誰だお前は誰誰誰レレレレレレレれ!?おまおまえはだれだれ、!?


「正気に戻れ、余波だけで精神崩壊すんな」


ハッ!あと……少しでおかしくなってた……。

あれ?あの天使……は?


「あの……天使は?」

「あ?幻になって消えたよ」

「……は?」

「身体が幻と思ったんだ。だから幻さ」


言ってる意味がわからなかった。

でも恐ろしいことを言ってるということはわかった。


「ハッ!わからねぇか。っし!戻るか。じゃあな嬢ちゃん」

「え?うん」

「……では少し休みますか」


戻った……。

一瞬で変わった……。


「次は神……だね」

「はい」


神……か。

勝てる……のかな。

でも少し惑わせれたら……少しは守れるかな。



すみません。

短めで終わらせていただきます。

奈 すみませんね。治したらビシバシ書かせます。

え~怖い……。

では、皆さん。

adjö!

奈 は?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ