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眠り勇者(凍結)  作者: KURA
眠り勇者の英眠録
44/129

聖教国へ!

KURAです。

すみません少し遅刻しましたぁー。

てへぺろ

奈 うわ!きしょくわる!野郎のしかもブサイクでデブのてへぺろなんてだれも得しませんよ。

ぐすっ そんなに私を傷つけて楽しいかぁー!

奈 そりゃあ

あくまー。

奈 ええそうですよ?

はぁ、まぁ事実だしいいんですが。

まぁ少し長く出来たと思うのでそれで許してください。

「教会? やっぱ俺らって目の敵にされてる?」


あーめんどくせー。


「あたりまえね、というかあいつら大罪じたいを目の敵にしてるし……私たちの天敵だし」

「でお前らはついてきてくれるか?」


「私はーパス」 「私も遠慮したいですね」


どんだけだよ、教会よー。


「サラは?」

「私は別にいいけど?嫌な予感はするけど」


やっぱ嫌な予感はするかー、……俺もだけどさ。


じゃ、行く途中にライのとこよってくか。


「じゃ、行くけど俺が寝たら起こさないほうがいいぞ?」

「へ?」

「ぜっっっっったいにやめておきなさい!殺されるわよ!」

「おいおいベル?なんでそんな殺す前提?」


ベルに起こされた事はないはずだが?


「(言えない……一回起こして瀕死の一歩手前までぼこぼこにされたとか言えない……)と、とにかく!起こすのはやめておきなさい」

「わ、わかった」

「そーいや教会の構造とか知ってる?」

「大昔だけど、エリアが8つに別れてて丸型の教会にそれを囲むように配置された美徳に対応する町があったはずよ」

「はい、ちなみに空からは入れません強力な結界がはっており、破ったら助祭どころか教皇までの教会関係者がとんできますよ」


おお、そりゃ怖い。

じゃー正面突破すっか。あ!でも潜入するのも楽しそうだな?


「じゃいってくらー」


首しめ茨でサラを掴み窓から出ていく。


「きゃ!ちょサイガぁぁぁぁぁぁー」


うるさいけど空気を踏み台に移動していく。


教会へ行く前にライの所へ寄り二人に聞いてみたが。


「……僕は遠慮したいね」 「私も昔は良かったが今は部下たちがいる、おいそれと遠出はできん」


ライはわかるが、フェルもか……どんだけ悪魔って教会に行きたくないんだ?昔なにかあったかな?


というわけで、サラと教会へ向かうことになった。


「ちょっとー!もう少し丁寧に連れていってよー!」


うるさいなぁ?俺一応君の上司だよ?

普通の茨じゃないだけ感謝してもらいたいけど。


「そんな、え~? みたいな顔しないでよ!私一応レディよ?」

「レディ? まだまだガキだろ?」


小5みてーな見た目で言われてもね~?


「むきー!」


そうこうしているまに教会へ着いたようだ。

俺らの番になり、なにか宗教制限で絵を踏まないといけないようだ。


「待っててください。……はい、これです」


……まじでこれ?俺の絵っぽいんだけど。


「これはイーギンで発生した忌々しくも我らの敵、大罪を持っている者を崇めている罪王教という宗教の崇めている者の絵です」


ま、まっさかな~?俺に当てはまってるけど気のせいだ!そうだ!


「これサイガに似てない?」

「確かにそうですねぇー?」


うるさい!俺じゃない!


「いやいや俺じゃありませんよ」


ガンッガンッと踏んでいたら地面が割れた……弁償とか言われないよな?


「よほど憎んでいるようですね……?」

「そうですよ!ほんっと忌々しいわ~」


俺に似たやつ崇めやがって、ほんとはた迷惑だなー。

……はぁ~。


「ま、まぁ通ってよいですよ」

「はい。」

「ふわぁー、あねみーな」


そうして門をくぐった俺らを待ち受けていた光景は────




「やめろぉーーーー!妻にてを出すなぁ!」

「大罪を犯してしまったものに慈悲はありませんよ? 嗚呼!忌々しい!犯した者が!その妻も!親も!友人も!教徒たちよ!この者の関係者を連れて来なさい!処刑するのです!聖火にて火炙りにするのです!」


───まさに地球で起きていた魔女狩りのようで、大罪狩りという言葉がふさわしいような光景だった。



グライン・ドライディオンside


くそっ!あ゛あ゛あ゛あ゛!

友が!妻が!母が!父が!処刑されようとしているのに何もできない俺が憎い!


「やめろ!やめろ!やめろ!やめろ!」

「はっ!大罪を犯してしまったものに聞く耳など持ちませんな!」


くそっ!俺は!妻とただ、ただ!何もない平和で幸せな孤児院での幸せな時間が長く続けばいいな……とおもっていただけなのに!なんで!なんで!こうなった!

子供と妻が笑っていられる空間が続くことを思うことが何が強欲だ!何故だ!

神ぃ!お前は俺の幸せを奪うのかぁ!


「なにが!強欲だ!幸せを願うことのどこが強欲なんだ!」


俺は処刑を執行しようとする、枢機卿に訴える。


「ここは忠義の町。貴方は自らの幸せのために神への忠誠が乏しい……それは神を冒涜する強欲な行為!それを大罪といわずしてなにというのですか!」


狂ってやがる……。くそっ!子供たちのために犯罪者の居ない教国にきたが処刑されるとは……。


「枢機卿様!早く!神様のもとへ行くための聖火で浄化してくださいませ!」


お、おい……レイナ?

何いってんだよ……?


「ははは、妻は忠誠心の高いようですね!だが!罪深き者を夫にもったのです。信徒たちよ……このような者を処刑することを『許してください』」

「「「「はい!」」」」


なんなんだこいつら……レイナもどうしたんだよ!お前は俺と一緒で神なんて信じてなかったはずだろ?洗脳か?


「貴方も認めなさいよ。ステータスを見てごらんなさい。」


ステータス!

……は?

なんで!なんで!強欲があるんだよ!


「ハハハ!あったようですねぇ!神は赦されてないということですよ!」


あ、あああ、ああああああああ

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!

てめぇら全員、俺が強欲と言うのなら!お前らの全てを奪ってやるよぉ!

ゼッタイニユルサナイ!ウバイツクス!

狂気に呑まれかけた俺に聞こえたのは───






───「むかつくなぁ。つか胸糞わりぃ」


眠たげで、でも怒りを感じる少年の声だった。


どうでしたでしょうか?

来週には一話出せると思います。

奈 遅刻しないようにお願いしますよ。某ニコニコしてる動画にはまって遅れないように。

ギクッ!なななななななななんのことでそーか。

奈 口調変わってますよ。イヤホンのしすぎで頭痛がするとかどんだけ曲が好きなんですか。

いいじゃん!ストレスたまってるんですよ!

奈 聞こえなくなりますよ。

か、片耳ぐらいなら……

奈 いいんですか……

まぁそれは置いといてちなみにグラインは神を信じてもいないのに、加護を借りて幸せになろうとしたから、らしいですよ。

考えつかなかったので

普通バージョン!

さようなら!

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