邪神復活
こんにちは
KURAです。
邪神教徒sideからの始まりになります。
ではお楽しみに(あんまりハードルはあげないで)
邪神教 教徒side
私は邪神様の復活を夢見る邪神教徒、それ以下でもそれ以上でもない。名前などとうに捨てた。
邪神様の復活を企み、かなりの年月がたち、私はおっさんになってしまった。
だが!
「今、邪神様の復活だ!今こそ、生け贄の山羊の首を切れ!そして、黄金の器を山羊の生き血で満たすのだ!」
そう指示すると親愛なる同胞たちは速やかに作業にはいりはじめた。
今こそ五百年周期の妖艶なる満月の刻我らが宿願が叶う……
器が満たされ、祈りを捧げようとしたとき絶望の声が響いた。
「うルさイなぁァ?」
怒気なのか狂気なのかさえわからぬ、だが明らかに感じる背後の強大なる死の気配、いや【死】そのものかもしれない気配を感じ私たちは固まってしまった。いや硬直させた。
「なんダよ、ヒトが気持ちよくねてんのにサァ。
殺スぞ?オッサンども。」
その言葉を聞いた私たちは絶望した。もう私たちは死ぬのだと。
だがその絶望をもとに、邪神復活の儀式が終わり、邪神復活が始まった。
紫の炎が空中に浮かび、私は直感的に邪神様が復活するのだと感じたが目の前の人かもわからぬこれを倒せるか私にはわからなかった。
紫の炎が強くなり、時空が歪み禍々しい姿をした軍勢が出て、一番前にいた騎士のような姿をした者が口を開いた。
《邪神クライン様の御前だ。ひざまづけ。》
頭に響くような声が響き、ソレは口を開く。
「ア゛?」
たった一言ではあるが圧力が強くなったこともあり気がつくとひざまづいていた。
……邪神クライン様の軍勢のほうをみるとその大半がひざまづいて、動けないようだった。
ひざまづいていない、クライン様だろうか前に出てソレと対話する。
《き、貴殿はなにをお望みだろうか。》
「あ?アー静かにしてくれりゃいいカナ?」
《は!喜んで!》
……邪神様でも勝てないようだ。
そう言い残しアレは切り株で静かに眠った。
私たちは、起きたとき殺されないように起きるのを土下座で待つことにした。
サイガside
朝起きると変な集団が目の前で土下座してました。
おーけー、ちょっと叫ばしてくれ。
おれがなにをしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
……話を聞いてみると就寝中の俺を起こしてとてつもなく威圧されたらしい。
えー?あー?おー?あー、あったような。なかったようなー。
こいつらどーしよっかなー?
切り株に座りこいつらをどうするか話し合う。
「えー、俺はサイガだ。お前らだがー帰るとこあんのか?」
《我らは邪神、帰るとこなどなくなりましたな。》
「私たちは邪神教徒で、名前も故郷も捨てた者が多いのです。」
「ふーんじゃ俺の直属の部下ってことでいいか?」
《「感謝の極みでございます。」》
邪神のとこの奴らって頭に響くんだけどなんだこれ?
「なんで頭にひびくんだ?」
《こうでございますか?あぁ念話を切り忘れていました》「これで普通に聞こえるはずです。」
へー、じゃーかえっか。
「おれんちイーギンだから」
「私が転移できます。」
邪神が転移できるみたいだから俺たちは転移で帰った。
さすがに邪神も圧倒的強者には従うのです。
奈 なぜ騎士は普通に話したのです?
手加減のスキルは絶対察知できないのです。だから少々強いだけの雑魚と思ったようです。
奈 最近新キャラが多いですが、生かせるのですか?
キャラが死なないようがんばります。
ではみなさん?今回はこれで終わり!
では
サヨウナラ!




