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眠り勇者(凍結)  作者: KURA
眠り勇者の英眠録
34/129

散歩

こんばんは~

KURAですよ~

「あー、暇だなー」


休学してるし数日帰らなくてもいいかなー?


「ん?なんだありゃ」


そこには大量の魔物の群れだった。


「いってみっか」



ん?あれライじゃね?


「おーい」

「ん?サイガか」


やっぱし


「なんだこの魔物の群れは」

「ああこれかこれは私の軍だ。私の傲慢は自ら戦わず部下などに戦わせたり指揮したりするのが良いみたいだからな」

「へぇ、こいつらでもどうすんだ?」


国には入れれんぞ。


「私の城に住ませるよ」


へー


「で、武器どうだった?」

「これだ」


とても力強い薙刀で刃には紅葉のような絵が描いてあった。


「かっけーな~。そういえば迷宮難しかった?」

「ああ最初は部下が居ないからな」

「へー、俺は散歩続けるからじゃあなー」

「ああ じゃあな」


ふむベルくらいは強くなったかな?

多分相性とか知らないけど織天使ぐらいだったら大丈夫かな?



山にでも登ろうかな


「ん?あの山へんな祠があるな?」


コンコンッとノックする。


「誰もいないのか?」 ゴゴゴッと開く。


グスッグスッと泣き声が聞こえた。


「!?!?」


誰か……いるのか?


「と、とりあえず進むか」


その先には幼い少女が居た。


「は?」


どうして…こんなとこに子どもが?


「これは…鎖か?」 シュッダンッ


チョップにて鎖を壊した


「おーい大丈夫か?」

「! ごめんなさいごめんなさい無能でごめんなさいごめんなさいごめんなさいご「お眠り」…」


なんかあったな…とりあえず寝かせたけど落ち着かせなきゃいかんよな?


1回起こすか パチンッと指パッチンで解除する。


「ん?……貴方は誰?」

「俺はサイガ、お前は?」

「私はエル、ハーフエルフで無能って言われてた」


ふむ、無能ねぇ


「なんでこんなとこにいんだ?」

「私は忌み子って言われていて閉じ込められたの」


へぇー忌み子か、そんなん関係ないのになー。


「じゃ、おれんちくる?」


友達を遊びに誘うみたいに誘うサイガ


「……いいの?」

「おれ家でかいしー」

「うん」

「じゃあ行くか。捕まっとけ」

「う、うん」


じゃあ行くか


「ヒャッホーーーーーーーーイ」

「キャーーーーーーーーーーーーーーーー!?」


全速力ー!


「よっし着いた。あれ?」

「……気絶してる」


寝かしとくか


「たっだいまーーー!」

「!? もう帰って来たの?」

「おう!こいつ寝かしといて~」

「誰?」

「拾った!」


なんともベルは苦労人である。


「じゃ、俺寝るわ~」

「はぁ!?」

「ばいばーい」


おやすみなさーい

どうだったでしょうか?

次の更新をお楽しみに

では、さようなら

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