厄介事は突然に
こんにちはー
学校から帰って来てかきましたー
帰ってきたぞー。
走るの疲れたな。
ん? ざわざわしてる?
「こんなにざわざわしてるの?この国って」
「んーこんなざわざわしてないはずなんだけどな?」
どうしたんだろ。
「おーい」
ちょうどいいところに
「あ!王様!大変なんですよ!」
「どうした?」
「なんかギルドから使いが来てます」
「へー?連れてけ」
「わかりました」
「……お前かよ」
そこにいるのはなんとガルムだった。
「よう、サイガ」
「で、なんで来たんだ?」
ギルマスギルドから離れていいのかよ
「ああ、俺のギルドのある国がな、壊滅しそうなんだよ」
「はぁ!?」
「ドラゴンの群れがなー来てさ
そしてどうしようと思ってたらお前ドラゴン殺してたからさ、」
「なんで俺の場所が?」
「依頼」
「あー」
ギルマスだから調べるのもいけるか。
「で、倒してくれねぇか?」
「断る!」
「くっ!」
「──と言いたいとこだがこのまま見殺しじゃ夢見が悪いな」
「ということは?」
「いいぞ!」
「そうか!じゃあ来てくれ」
「はえーな?おい」
ほんなヤバイの?
「ヤバイんだ!マジで 」
はぁ行くか
馬車ねぇ?
「乗らないのか?」
「俺走るから」
「は!?わかった俺もついていく」
「いやお前は、足手まといだから」
なら茨で掴むか。
「ギィヤァァァァァァァ」
そんな怖い?これ
うわっ!
なんかむっちゃ飛んどる
「おい」
「………」
「おい!」
「ハッ!なんだ?」
「あれ、殺していいの?」
「おう!」
じゃあ殺す!
ドラゴンを殴って殺していると……
「下等種族が、何故我等の道を阻む」
ひときわ大きなドラゴンが群れから出できた。
「あ゛?」
「下等種族が!調子に乗るでないぞ!」
うわっ!傲慢だな?ライとは違った
ライの部下にでもするかな?
服従させよ。
「膝まずけ、トカゲ共が」
実力解放、魔力全力解放!
ふーん
魔力多すぎると空間が歪んで圧力?プレッシャー?がかかるのか
威嚇のつもりだったのに。
「ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ」
むちゃくちゃ震えとる
「服従するか?」
「はい!永遠に忠誠を誓います!」
おおぅ予想以上!
「じゃあ俺の部下につけるからねー」
ガルムはなんと膝まずくどころか気絶してた。
「はぁ お前らちっちゃくなれねぇか?」
「我はできますが、他の龍たちは多分無理だとおもいます」
龍なのね、竜じゃなくて
「あーじゃあ他の龍はどっかで待機させといて」
「ハッ!」
よし、帰るか
あっ!ライだ!
「おーい」
「サイガか」
「お前に龍たちを部下につけるからお願いねー」
「……!?」
今日いろんなことあったなー
もうそろそろ寝るか
おやすみーー
厄介事がきたのはライでしたねー
あ、魔力圧は陽炎みたいで綺麗ですよー
滅多にできる人や発生しないけど
さてさて今回もお楽しみに頂けたでしょうか?
ではさようなら




