王の器
風邪でもかきましたよもう
というか自分で読んでみたら面白くありませんでしたorz
コツっコツっ
地下だから足音響くなー
「あの子だ」
あれか。
鎖で繋がれている。
「おい」
つーか生きてる?死んでたらめんどい。
「……なんだ」
おー生きてた。
「お前にとって善とはなんだ」
変な正義感だと迷惑だから聞いてみる。
「……己の心だ」
! 俺と同じ考え方か。へー?
「お前いいな」
「アルーこいつ貰うぞ?」
「いいぞ 死刑にもできなくて困っていたところだ」
「ついてこい」
よしよし憤怒はいいやつみたいだな。悪い奴だったらどうしようかと。連れて帰ろうとすると声をかけられる。
「……待て お前は何者だ」
「俺か? 裏の王を名乗る大罪人だよ」
驚いてるし アルと話してる時点で身分が高いのはわかっただろうよ。まぁ名乗ってるだけだし。
「お前にとって王の器とはなんだ!」
変な質問してくんな?あ、俺もか。
「優しさと自己中だなー」
王は自分を大切に自国を大切にして、民をいたわる優しさがいると思ってるからな。つか優しさと自己中ってほぼ反対の事なんだけどな。優しすぎると国が成り立ちにくいと思ってるし。まぁ成り立ってるとこもあるけどな。
「お前、変わってるな」
なぬぅ!?俺って変わってたのか。あぁでもまぁ、うん。
「あ、お前名前は?」
「俺はキースお前と同じ大罪人で憤怒だ」
「よろしくな」
俺はキースを連れて王城をでる。
「俺の家に行くぞ」
スラムに入ると声をかけられた。
「ここはスラムだな?スラムを牛耳っているのか?」
「おう」
着いたな。 もうひとつ部下に加えてこっかな?
「どっか部屋貰って住んどけ」
「わ、わかった」
狼狽えながらも頷いた。
えーっとベルはーっと いた。仕事をしていた。仕事?
「べるー 色欲の奴ってどこの国?」
「近いわよ 北に行けばあるわよ?」
「いってくる」
思い立ったが吉日だからな!窓から飛び降りて走り出す。
走るのも疲れないなー。
「おいてめぇら!おれらの前を走って通り抜ける馬鹿がいるぜぇ!」
「「「ウホ!いい男!」」」
盗賊がホモォ!?!?
嫌だ!処女は守り通す!絶対に!
逃げろーーーーーーー!!
無我夢中で逃げた。
ふぅふぅやっと逃げきれた。
俺でも勝てんぞあれ。俺も強くなったけど……。絶対!無理!
「この国か」
うわっ 門結構並んでる!
茨で梯子を作って侵入!
不法侵入?知るか!つか、とげ痛い……。
王女やってるっつってたな?
行くか
! てかここ獣人の国じゃないじゃん。
狐って言ってたよな?
差別とか無いのかな?ラノベとかでありがちだったけど。
俺は城らしきものに向かう~。
空を歩きながら。あ、ちゃんと暗黒魔法で偽装しないと!
頑張ろう
真面目に




