そして国は塵となる
こんばんは!
KURAです!
お久しぶりです!
眠たい!!!!!
「エマ! どうしたらいいと思う?」
「……はいはいっと。え? 別に更地にしたらいいんじゃないですかね」
呼ぶとこちらに歩いてきたエマはそういっている。
まぁ確かにそうなんだが……別に用事無いし。
「……あーシック。お前はどう思う」
「……少々お待ちを……。はい、特に価値のある建物等も無いため更地で良いかと」
「……そう……かぁ」
ふむ……多分シック全体で見たのだろう。
……むーブラックは?
『いんじゃねぇか? 別に俺たちに関係ないだろ? もう人も居ないことだし』
だな。
「エマ更地にはどうするんだ?」
「私がしますよ」
パチンとエマが指を鳴らすと建物や街にあった物はサラサラと塵に変わっていく。
「一つの国が終わっていく光景なんて中々見ないよな」
「いや、塵になるのなんてもっと見ないだろ」
そうリベライトに突っ込まれてしまった。
ふむ……まぁ確かにそうだな。
「ま、幻想的でもへったくれもないけどな」
「そろそろいいかい?」
前から婦人が話す。
そうそう気になってたんだ。
と、エマに視線を合わせる。
「彼女はショクキス。魔王ですよ。トゥイルニは彼女が苦手なので逃げていきましたよ」
「全く失礼な小僧だよ。よろしく頼むよ。食べていいかい?」
「食わせませんよ?」
背中がゾゾッとするがエマが守ってくれるだろう。
確か……二人を目覚めさせたのは彼女だったか?
まぁ彼女の名前も知ってたのだがさすがにシック越しに知ったじゃ失礼だしな。
二人の方をクルッと向き直す。
「丁度暇だかは手合わせをしよう。リベライト、リュウナ」
「……二対一か?」
「んー……リョウカするか?」
「する!」
という訳で俺とリョウカ対リベライトとリュウナの手合わせをすることになった。
ブラックを構える。
「さぁ、こい」
「利き手折られるのも嫌だからな。本気でいかせてもらう」
まだ根に持ってるのか……?
横に薙ぐリベの剣を俺はちゃんと受け止める。
強い、押し返されそうになったが魔法を使い無理やり神経に伝達を送る。
エマ後で回復頼む。
筋肉の嫌な音を聞きながらリベの剣を弾き返すと縦に斬りかかるが、避けられてしまった。
仕方がないので右に避けたリベを左足で蹴ろうとすると掴まれ投げられた。
しまった。
「くらえっ!」
前を見るとリベはおらず、声の方角から上に飛んでいるのだとわかった。
見て回避は間に合わない。
だからすぐさま転がり回避しようとすると体が動かないことがわかる。
「……リュウナか」
「私も忘れられては困るねっ!」
すぐさまリョウカのフォローが入り、土の弾がリベを弾き飛ばした。
「ふぅ、死ぬかと思った」
「惜しかった。リュウナナイス」
「次は仕留めよう」
「いや仕留めちゃダメでしょ……」
雷魔法、トールハンマー。
雷のハンマーが二人に向かってたおれこむ。
巨大であるがどうせ当たってないだろう。
「エコー発動。 そこかっ!」
「魔法使っててもバレるのか……。まぁいい!」
そこからは剣撃を重ね合いもはや阿吽の呼吸のように剣を対処していった。
そして残ったのは。
剣を握っているのは。
「ガアッ!」
「勝った!」
「まだだッ! 雷剣」
剣を弾かれたがまだ戦える!
リュウナはリョウカが押さえてくれているようだ。
まさにここで勝たなければ負ける。
「負けねぇぇぇぇぇ!」
「勝つッ!」
最後の打ち合い。
勝ったのは果たして……
まぁまた書いてるのですが怪我をして勉強休憩しているからでもあり……という。
まぁ時間を作っていきますよ。
奈落さん? もう寝てます。
それでは皆様、おやすみなさい




