居づらい空間
こんばんはー。お久しぶりです。
お待たせしました、が!すっごい短いです。
すみません。
KURAです。
奈 次は今日の分も長くしましょうか。
はーい。
あの男の言った通り連れ去られる前の場所を思い浮かべたら帰ってこれた。
……だが、家から聞こえてくるのは俺をどうやって助けるかの会議……らしきもの……。
うっわぁ……はいりづれぇ~。
「誰だっ!」
「おわっ!」
扉の前でうじうじしてたら急に開けられて尻餅をついてしまう。
……そして突き刺さる視線。
「……た、ただいま」
「……ハハッよく戻ってこれましたねぇ? やはり貴方は……面白い」
「はっ運が良かったのか……? まぁいいか。おらよお前の相棒が言いたいことあるってよ」
飛んでくるブラック。防ごうとした手のひらに突き刺さる。
……いったぁ!?
《心配させんなバカ》
「はっ、なかなかのご挨拶で」
「遅いぞ」
「ちょっと眠たくてな」
「ははっ貴様はやはりそうでなくては」
「そうか? っといきなり切りかかってくんなよ」
「乙女を心配させたんだからそれくらいは食らいなさい!」
「そうよ!」
「ははっ、すまねぇな。さーて、何してたんだ?」
「そりゃあ貴方を取り返す作戦会議ですよ。ま、必要無くなりましたけどね。さて、どこ行きます? ココにももう用は無いですよね?」
「だ……よな?」
そう聞いてみると頷きが帰ってきた。
さて何処へいくか……だが……。
「何もねぇなぁ」
「ならちょっと暇潰しに近くの王国行きます?」
「近くの王国って?」
「カスジュルシナ王国。リベさん達は知ってるかもですね」
「……まぁな。あんまり良い噂では無いが聞いたことはある。そこではまだ人型の奴隷が合法とか悪魔の薬が一部合法とかな」
「……へぇ? ちなみにその王国他の国の反感とかかってないのか?」
「かってますよ? えーっとまえ予測した反乱の日時はー確かメモしたはず……」
辞書ほどあるメモ帳をバラバラーと見ていってるがみつかるのか……?
数秒たつと驚きだが見つかったようで顔をあげた。
「あ……今日でした。じゃあ行きますか」
「……ま、異議なし」
「異議なーし」
「ま、皆がそれでいいなら」
「ないよ」
「なかなかめんどそうなところに行くねぇ……」
「オレはどうでもいいわー」
満場一致……ではないかもしれないが、カスジュルシナ王国行きが決定したのであった。
移動……まぁ移動と言ってもエマの転移一発なのだが移動するとやはり反乱が起こっていたようで王国は炎上していた。
そして俺たちは岡ノ上に降り立った。
「さて、ここで貴方たちは反乱を助け、英雄の助けになってもいい。それとも旧王族達を助けて歴史が変わるのを妨げてもいい。どうします?」
「決まってんだろ? 傍観だよ」
「……あ、やっぱり?」
「そりゃそだろ。見に来ただけだよ。めんどくせー」
「それが奴らしい。さて、リュウナ俺はちょっと行ってくるがどうする?」
「私もいく!」
「お、行ってくるのか。ならコレ貸してやろう。やばくなったら使え」
サイガさんから貰った玉を投げた。
サイガさんが来たら世界が終わりそうになっても助かりそうな気がするからな。
《多分あの人なら創造神でも殺しますよ……》
《上に同意》
あ、やっぱ?
丘の上から降りていくリベ達。
さーて、やることやるか。
「シック!」
「はっ! ここに!」
「魔法をかけていいか?」
「当然でございます」
「《盗視》おう、ちょっと見に行ってくれ」
「はっ!」
シックの一員の男は足早に丘を降りていった。
さて、これで観察の準備は整った。
起こしちゃってすみませんねー。
なのでこの私の足を踏んでる足をどけてください。
奈 おやすみなさい。
おやすみなさーい。
さて、私も寝ます。
サヨナラ!




