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眠り勇者(凍結)  作者: KURA
テンプレ? と勇者と眠り勇者
114/129

助っ人登場

こんばんは~。

KURAです。

奈 奈落ことアバドンです。

そういえばアバドンのあだ名を募集中です。

奈 おい。

なんです?

奈 私の許可無しに何してるんですか?

まぁまぁいいじゃないですか。

貴方も来たら嬉しいでしょう?

奈 ま、まぁそうですが……。

なので! 絶賛募集中~。

「……一体これは何の騒ぎ?」

「俺から説明しよう。俺達が休んでいたらいきなりこいつらが襲ってきたんだ。俺達は何もしていないのに。ヘクター、これはいったい……」

「はぁ……こんなこともできないのですか。役立たずめ」


ガリッと奥歯を噛み締める音が聞こえた……。

そして膨れ上がる殺気……。

なぁエマ。

全然休めないんだが?


《我慢してあげてくださいよ。あいつの見せ場ですよ?》


まぁ、そうだな。

わかった。

魔力回復さえすれば良いしな。

とりあえずブラック!


《あいよ。準備しときゃいいんだろ?》


おう。

リョウカ達を守れるようにしとかねぇと。


「……どうする?」

「どうやって?」

「まぁ普通わかるよ」


……すいません。俺らがわかりません。


《黙ってなさい》


ひでぇ。


「じゃあ()と戦うって事でいいのかな?」

「うん。兄上(・・)

「《狂鬼化完全制御》《体質改造》《諸刃の剣》《鬼神の鎌死神の鎌 キル&デス》……さて、準備はできた?」

「《鬼神化》……うん。出来たよ」

「さぁ、存分に遊ぼうか」

「いきますよ! 兄上!」


あれ? 狂鬼化って禁忌じゃないの?


《アレ完全に制御してますね。一応暴走の危険性が無いので使っていいんじゃないですか? それよりも体質改造に諸刃の剣ですか……》


それって何なんだ?


《体質改造は諸刃の剣に耐えられるように、ですが。ギリギリだと思います。アレ一時間耐えれるかどうか……》


耐えられなくなったら?


《体が爆散します》


あぶねぇ!?

諸刃の剣ってどういうこうかなんだ?


《体の限界の五、六倍を引き出します。その代わりさっき行ったように爆散します》


まさに諸刃の剣か。


《あ、始まりますよー》


「死ね!」

「遅い。斬首刑がお望みかい?」


ヘクターの拳をサイドステップで避けると鎌を首へと降り降ろす。

うん。殺す気か?


《あれ、殺す気じゃないですよ?》


あれで!?


「はっ! これでもくらえ!」

「……足を貰うよ? 斬れない……か。次は貰う」

「やれるもんならね」


何気にヘクターの動きすげぇな。

横降りの途中で手首を捻って縦降りに急遽変更したんだが……普通折れると思うんだが。

結構な速さだったし。

結構無理な動きだったと思ったんだが。


《あれ、普通の人まずやれませんから。一応力さえあればできるんじゃないですか?》


へー。


「《鬼神弾》はぁあぁあ……ハッ!」

「懐かしいね。それ。『死ね』次は?」

「……化物め」


何があったんだ? あれ。

なんかヘクターが球を出したかと思ったらいきなりヘクトが鎌で虚空を切り裂いたら球が消えた。

うん。わかんね、


《死神の鎌デスはあれ、気を死なせましたね。鬼神弾は気でできてるので》


……ってーことはデスって鎌は死なせることができるってことか。

……チートすぎないか?


《ま、レジストされたら終わりですけどね》


それでも強いよなぁ。

つーかレジストできるやついんのかよ。


《いますよー。私とか。あの子も集中したらいけるんじゃないですか?》


集中したら……か。

……ん? ヘクターの様子がおかしい。


「……くっ……! 兄上……覚えておけ……**……兄貴……甘いんだよ。てめぇら死ぬ前に役立て」

『**************!』

「……!?」


俺が再起不能にした鬼達が動き出す。

なっ!

神経切断したのに!?

狙いは……。


「……リョウカ達か!」

「急ぎますよ!」

「やっべぇ!」


ヤバい!

あいつらは寝てるはず!

そして走って家に着くと。

全ての鬼は地に伏していた。


「……は?」

「……ん? お前らのか? 全く部下の教育くらいちゃんとせんか!」

「そうはいっても様子がおかしかったよ? まぁ理由を聞こうよ」

「まぁ、そうだの。さて、話せ」

「君、結構上から目線になったよね」

「……直さねばならぬな。軍の教育をしているとつい命令口調に慣れてしまうのだ。許せ」

「もしかして傲慢に引っ張られてるのかな?」


やたら上から言ってくる青年と、それを指摘する青年だ。

そして周りには地に伏した鬼達。

……これはいったいどういうことだよ。


「これは……! こいつらは私達の敵です。倒して頂き有難うございます」

「まぁいい。で、助けはいるか?」

「!……珍しいね。ライが打算無しに助けようとするなんて」

「フェル……私でもやることはあるぞ?」

「どうだか」

「助けは嬉しい……が。いいのか?」

「ま、いいだろう。他にやることもないしなぁフェルよ」

「まぁね」


未知数の味方……これがどんなふうになるか……。

そして……ヘクターの様子がどうにもおかしいような気がするんだがな……。


奈 あの~思ったんですけど。

何ですか?

奈 これ来なかったら悲しいやつじゃないです?

ですね!

奈 ふざけるな~!

ま、祈っておきなさい。

奈 皆様よろしくお願いいたします!

では、皆様~。

奈落さんの事、考えてあげてください。

ではまた今度~

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