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眠り勇者(凍結)  作者: KURA
テンプレ? と勇者と眠り勇者
105/129

二人は出会う

こんばんは……。

KURAです。

すみません……。

寝てしまいました……。

なので11/8も更新します……。

今回の事、深くお詫び致します……。

ムクロside


「待ってくれ。俺達は何もやっていない。脅されだけだ」

「ふーん。そうじゃなくて、俺が聞きたいのは悪いのは結局誰? ってことなんだが」

「それは私だろうな。だが、勝手に入ってきて無礼ではないか? 人間よ」

「やめとけヴラッド。こいつはお前には荷が重い。サイガ俺がやる」」

「……んー、別にいいが。殺れんのか?」

「人質さえいなければ、な」

「わかった。……にしてもここ、狭いよな」


そう呟くと彼から触手とも翼とも言いがたきナニカが生えてきて地面と壁を叩いた。

どういう事か、魔法か奇跡かわからぬが壁は無くなり床は下がりとても広くなった。

だいたい広さは……うちの学校体育館中々大きいんだがそれくらいの広さだった。


「そこの仮面君を助ければいいのか? ……ほいっ、後はそこの嬢ちゃんが助けてくれるか?」

「おいおい、あれは私の魔力もこめた特注品だったんだが磔台まで壊すとは……な」

「俺は気前が良い。今なら手を使わずに戦ってやろうか?」

「やだね。お前と戦うくらいならロクナリストと戦った方が良さそうだ」

「それは残念」


……確かにそちらのほうが良さそうだ。

俺でもそうする。

というか死んでもサイガと呼ばれていた男と戦いたくない。

手を使わなくともサイガにはナニカがある。

アレに殺意や悪意を込めたときどこまでの破壊力を示すのか全く予想すらできないからだ。

サイガは少しヴラッド達と話すとこちらへ近付いてきた。


「さて、雑談でもしようか」

「……では私から質問よろしいですか?」

「そりゃあ良いだろ。雑談だしたな~。つかお前ら暇潰しにこっち来たけどちょっと体強張りすぎじゃないか~?」


当たり前だろう!?

それまで圧倒的な存在を圧倒し、凌駕するほどの奴が突然現れたのだから。


「貴方は……ナニ……ですか?」

「……俺が何か? ん~哲学か? ……ま、簡単に言うならば……勇しゃ……は違うな……魔お……も、違うか……? ん~化け物?」

「化け物……」

「俺相手にそこまで警戒するかね?」

「当たり前です。貴方……今日のとんでもない力の正体でしょう?」

「……バレてたか。というかやっぱりアレはお前なんだな」

「やはりバレてましたか」

「ふーん」


俺達を一人ずつギョロッギョロッと見定めするかのように目玉が動く。


「……! お前面白いな」

「……俺……?」

「そうそうお前。ちょっと待てよ? ………………うん。このくらいか。ほら、これやる」

「これは……?」


渡された玉は朝のような青色に光っている。

何かとんでもない魔力を感じる。


「それ砕くと俺が召喚される。一回だけ助けてやるよ」

「っ! 感謝する」

「さ~て、もうそろそろロクの勝負も終わりそうだし、終わったら帰るか~」

「まって!」

「……んぁ?」

「私と戦ってくれませんか!? 剣道で」

「そういや、お前の気配見たことあるような………………なんだっけ」

「リョウカです! 貴方に前負けた!」

「……あぁ、そんな奴居たような……。で? だから俺にリベンジしたいと。良いぞ。暇だし。木刀持ってねぇだろ? え~っと確かあったはず……」


彼は空間に鍵を差し込みできた穴に手を突っ込み木刀を探しているのであろう。

はたから見てると片腕がないように見えるが。

……それにしてもあいつがフォクシーの勝てなかった相手……。


「さて、道化。合図を頼む」

「……はい。始め!」

「……参りました……」

「んー、踏み込みが刹那二秒ほど遅い。後剣に躊躇がある。人を未だに殺してないのか。ま、それが普通か。剣は阿呆みたいに真っ直ぐで剣道って感じ。だから面白みがないな~。そこまで至ったんなら我流でも通じるだろうに」

「……!」


衝撃的な試合だった。

開始した途端に二人は踏み込んで二人の勝負は決まっていた。


「そういえば貴方と身体能力違うのだから普通勝てないよな?」

「おおぅ、敬語話なれてない感満載だな。なんで微妙に敬語使って貴方にした? お前かサイガでいいぞ」

「サイガと身体能力が違いすぎて負けるのは当然と思うが」

「違うわ。この人は私と同じくらいの力しか出してなかった」

「ご名答。俺はそういう能力があるのさ」


ということは完全に純粋な技術でフォクシーが負けたということ……。

こいつ……どこまで化け物だ……!?


「まだ終わらねぇか。さて、お前らパーティーだろ? パーティーの中に道化が二人ほどいるなぁ? それを暴くのも一興……か?」


サイガの放った言葉は半分理解して半分理解出来なかった。

どういうことだ……?

その言葉は俺らに猜疑心を植え付けるのには十分だった。

寝たとはいえ、仮眠みたいな物だったので寝ます。

といっても寝るような時間あんまりないんですけどね~。

では皆様!

Auf Wiedersehen

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