プロローグ
初投稿!
優しい目で見てください。
追記
注意!
自分から見ても読みにくいと思います!
私の才能が……。
それでも良ければ!
國崎才賀の朝は遅い。
「……寝よ……」
「さいがぁ!朝だぞ!皿早く洗いたいからさっさと起きてこい!」
「……チッ。ふわぁーあ。……着替えるか」
何故ならば起こさないと二度寝、三度寝、と何度でも寝るから、そして睡眠をこよなく愛してるサイガは治そうとしていないためである。
けれど遅刻しないために準備だけはとても速くなった。
そして才賀は着替えると一階に降りていった。
「おはよう。才賀」
「あぁ……おはよう。親父。……眠い」
「さっさと起きろぉ!」
「いってぇ!?……母さん……やめろ」
「そうだよ。さすがに木刀で背中叩いたら痛いよ」
「ん?そうか?私の道場だと当たり前なんだが」
「道場の常識をここに持ち込まないで……ね?」
「おぉ!わかった」
道場の師範代をしている才賀の母に眠気覚ましに木刀で背中を叩かれる。
普通に体罰なのだがちゃんと傷等が出来ないようにはしているらしい。
「……親父……仕事……は?」
「早速瞼が重くなってきてるね……。僕は昨日モンゴルまで出張してきたし、少し休暇とってるんだ。ちょっと休むって言ってね」
「それは……休暇なのか……?」
「大丈夫だよ。ちゃんと休むって上司に提出してきたから」
「おい!遅刻するぞ!?」
「あぁ……わかった。行ってくる……母さん親父」
「「行ってらっしゃい!才賀」」
寝ぼけて少しふらつきながら幼馴染との待ち合わせに急ぐ。
幼馴染の新堂立夏、佐藤零磨は才賀の唯一の友達で……というか才賀が友達を作ろうとしないだけだが。
「おはよう……くにー」
「お、立夏と同じぐらいか。おはよう、くに」
「りっか、れいま。おはよう。ふわぁーあ……? りっか何で……遅れた?」
「お前少し寝ぼけてるだろ……」
「あはは……ラノベ大人買いしたからね……そして徹夜で読んでたらちょっと遅れちゃった……」
「え!俺にも読ましてくれよ」
「いいよ~」
「ねぇ、はやく……行こう。眠い……寝たい……」
「ねぇ才賀?学校を寝室か何かと勘違いしてない?」
「…………昼寝場所」
「おい!……何でこんな事言ってるのにテストで点数とれるんだろうな……コイツ」
「……りっかよりかは……低い。あと……お前は低すぎ」
「殴るぞこら!」
「あはは、私だって勉強してるっつの……」
そして才賀達は雑談をしながら通学路についた。
と、その時才賀達の立っている地面が光輝いていく。
魔方陣の形で光輝いている地面の光が一際強くなると。
才賀達の姿はこの世界に無かった。