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ゲームやってたら異世界に行き最強になる  作者: ダブ
王都冒険者編
2/3

ホーンラビット

所々、読み辛いところがあるかもしれませんが、すみません。

異世界にやって来て1時間後…


俺はまだ最初にいた森林から抜け出せていない。


「どんだけ広いんだよ!この森」


俺は困った。何せこのまま歩いていても埒が明かず日が暮れてしまう。


「兎に角人を探さなければ」


最悪、町までたどり着かなくてもこの世界の事を知っている人が一人でもいれば


夜の状況とかが分かりだいぶ違ってくる。


人と会って怖がられるのも嫌なのでアイテムの確認も含めて強さを偽造しておく


ことにした。


偽りのブレスレッド

レアリティ不明

効果:ステータスを偽ることが出来る。

   世にも珍しいレアリティ10以上の装飾品。これはこの世に2つと存在しない。

   鑑定スキルも受け付けなくなる。


「……説明が雑過ぎる」


リヴァイア・ワールドの説明にあった装備効果よりだいぶ簡略化されていた。


確かに、見にくいと思っていたので簡略化されたのはいいのだが…。逆に分からな


くなってしまいそうだ。


【レアリティ】とはリヴァイア・ワールドで基本1~10で表されていて、それ


以上の位はまず手に入れる


ことが出来ない【不明】と言う名の位になる。


だが、俺は根っからのニートだ。そんな事は関係ない。これが何十年もの間で俺


が手に入れたチートの一部だ。


勿論、この位がこの世界で通用するのかは分からない。効果の欄にもあった鑑定


スキルはリヴァイア・ワールドではなかったし、その時は【看破魔法】と言って


いたからだ。


だが、不明は結構この世界でも強いのではないかと俺は思う。流石にチートと自


分で言える程なのだから…。


そんな時……。


カサカサ


「何だ!?」


周辺の草が揺れ出して物音を立てる。


ギャーグゥ


「何だあれ?」


草むらから出てきたのはウサギだった…。


「何故ウサギが出てくる?……って、あれもしかして……?」


この時、気が付いた俺。そのウサギは【リヴァイア・ワールド】の低ランクモン


スターとして有名な【ホーンラビット】だったのだ。


「何故ホーンラビットがこの世界に居るんだ?」


(いや、ゲーム時の装備があるんだからモンスターも居て当然なのか?)


そんな感じで頭の中を整理しているとウサギ(・・・)が襲ってきたのだっ


た…。


「…って、やっぱり待ってはくれないか!」


ホーンラビットは、弱い雰囲気が出ている相手に集団で襲う。ずる賢いモンス


ターだ。


つまり、この辺りももう囲まれていると言う事だ。


(幾ら魔法で自分の強さを偽って見せている(・・・・・)とは言えやはりいい


気分ではないな)


俺は基本的には魔法職の後衛陳なので距離を詰められるのはキツイ。そのため、


相手が攻撃する前に先制しないと、特に集団戦になるとガンガン攻撃を受けてし


まう。


「仕方ないな…」


正直ため息を吐いてしまう。俺は、手っ取り早く範囲系の魔法でケリをつけるこ


とにした。


「【暗黒空間(ダークバースト)】」


集団で襲ってきていたホーンラビットは薄い黒い壁に触れると体を爆砕して、血


をまき散らして死んだ…。


ビッi


ギャa


ホーンラビットは最後まで声を発することも出来ずに命を散らした。


第5階位。暗黒魔法暗黒空間(ダークバースト)


リヴァイア・ワールドでは第1階位魔法~第13階位魔法。


これが基準であり第10階位魔法以上は使える人間は一握りと言える。


勿論、冬弥は13階位まで使えるがこれはまたで良いだろう。


話を戻すが、俺がさっき使った魔法の位は第5階位だ。範囲魔法と言う事もあり


階位は5になっている。


更に、地面は粉砕せずにホーンラビットだけが飛び散っているのだから、誰が見


てもびっくり物である。


この世界での基準が分からないのでガンガン使おうとまでは思わないが……。


「以外にあっけないな。ウサギ位だから仕方がないのだろうか?」


そんな事を思っているが第5階位は結構威力が高い。更には、一部だけ爆砕して


いるのでどう考えても心外だ。


こうして、俺のこの世界での初戦闘は終了したのだった…。


最初の敵がウサギなのはどうかと思うが…。

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