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2章4話 ベルゼは豊華と過ごす

大変失礼いたしました。

仕事が長引いて投稿遅くなりました。すみません。


 眩い光と優しい声。食欲を唆る香り。

 

 そんな心地の良い目覚め。

 

 「あ、起きた?ご飯できたよ」

 

 「……え?う、うん。」

 

 僕は額に手を当てる。

 

 眠っていたのか?この僕が?

 

 眠ったのなんて何年ぶりだろう。

 

 少し胸が痛んだ。たった一日しか一緒に過ごしていない人間に、心を許している。

 

 口の中に蘇る血の味。味のしない肉の苦痛さ。どうやらあの日を夢に見たらしい。

 

 忘れないあの記憶。同胞の耳を割く叫び声。

 

 それを書き換えるような温かな昨日の食事。

 

 そして何より落ち着く豊華の声。

 

 

 相変わらず、空腹感は収まらない。

 

 封印から解き放たれてから魔力を渇望しなくなった。

 

 それを代用するようにお腹が空いて仕方ない。

 

 今日も豊華の美味しいご飯を食べられると思うと、よだれが溢れる。

 

 

 僕はベッドから降りると、リビングに向かう。

 

 食卓テーブルにつき周りを見渡すが、恵実の姿は見当たらない。

 

 「……あの子は?」

 

 「ああ、恵実ね。帰ってきてないよ。メールも電話も無視。一通だけ、『教会の仕事あるから』ってさ。」

 

 「そうなんだ。……なんか、ごめん。」

 

 「ううん。アタシの方こそ、ごめんね。嫌な気持ちにさせて。」

 

 暖かく優しく微笑む。

 

 僕のせいでこんなことになったのに。

 

 昨日も無理して僕を守ってくれた。

 

 豊華の暖かい笑顔。この顔に僕は何故か救われる。

 

 心の奥に引っかかる罪を認められるような、そんな感覚に陥る。

 

 彼女は決して否定しないから。

 

 その人柄が僕の穢れた心を癒してくれる。そんなふうに思う。

 

 「さ、食べましょ。」

 「うん」

 

 その言葉を合図に「いただきます」と合わせる。

 

 昨日見た白米とは異なる四角の食べ物。粉をふくらませて焼いたものかな。

 

 その上に甘い香りのする動物の乳を加工したものが乗せられている。

 

 違う皿には卵だろうか。昨日見た卵焼きとは違うように見える。卵を割ってそのまま焼いたような見た目だ。

 

 その周りには野菜を刻んだもの、細長い肉、丸く赤いものがのっている。

 

 そして小さいカップにスプーンと黄色のスープが置いてある。

 

 困惑する僕に豊華が実践して食べ方を教えながら、説明してくれる。

 

 「これはパンね。上にバターが塗ってあってこのまま食べる!えっと、バターはね、牛さんのお乳をクリームにして加工したもの?だよ!パンは小麦っていう穀物を粉にして、発酵させたものだよ!もちもちしてて美味しいよ!」

 

 発酵というものがわからないけど、豊華は美味しそうにかじりついている。

 

 僕も真似するようにかじりつく。

 

 サクサクの茶色の部分、それを超えるともちもちとした食感に変わる。

 

 その食感の変化を楽しんでいると、口の中に甘さと塩味が口の中に広がっていく。これがバター?

 

 僕はこのパンを口から離すタイミングを失い、そのままかじり続ける。

 

 「はは、気に入ったかな?でもあんまり食べ続けてると……」

 

 悪い顔をしながら、豊華に見つめられる。

 

 一体何を考えているのだろう。

 

 この美味しさは中々に離しがたい。

 

 「むぐっ!?げほっ!!」

 

 食べ続けていると、粉が喉に引っかかる。

 

 気がつくと、口の中の水分が無くなっている。

 

 「はい、お水。」

 

 差し出された水を遠慮なく飲み干す。

 

 どうやら、パンは食べていると水分を失うらしい。

 

 「牛乳とコーヒーあるけど、飲む?」

 

 「飲む。どっちがおすすめ?」

 

 「うーん。牛乳は結構パンに合うよ。さっき言ってた牛さんのお乳を飲み物にした感じ。甘くて美味しいよ。コーヒーは豆を飲み物にしたモノだね。食後がオススメかな。」

 

 「じゃあ、牛乳で。」

 

 「うん。わかったよ。」

 

 コップに白い液体を注いでくれる豊華。

 

 香りは独特だが、そのまま飲んでみる。

 

 すると、甘くて驚く。

 

 確かにこれはパンとあいそうだ。

 

 パンを口に入れ口がパサつく中、牛乳を再び飲む。すると、驚くほど口の中がスッキリとする。

 

 「ほんとだ……すごくよくあう。」

 

 「でしょ。スープもパンに合うし、目玉焼きとウィンナーも合うよ。アタシはけっこう、パン飽きちゃうから味変しながら楽しむんだー。くどくなったら、キャベツとトマトもオススメだよ。」

 

 

 指をさしながら説明していってくれる。

 

 なるほど。よく考えられたメニューだ。

 

 食欲を満たすことだけでなく、楽しめるようになっている。

 

 そのまま食事を食べ進め、満足感に浸る。

 

 豊華の作る食事は本当に美味しい。

 

 暖かくて、穏やかで。

 

 癒される。

 

 そんなことを考えながら、終える。

 

 満たされる時間となった。

 

 ーーーーーーー。

 

 『ご馳走様でした』と口にすると、『お粗末さまです』と微笑みながら言ってくれる。

 

 なんだか、気持ちが暖かくなる。

 

 豊華という人間の輪に、自分も加えられたようなそんな感覚。

 

 ……あの頃の感覚に少し近いな。

 

 いや。考えるのはやめよう。辛くなる。

 

 明るくなった気持ちがまた沈む。

 

 本当にこんなに幸せでいいのだろうか。

 

 そんな感覚にずっと襲われる。

 

 「はい、食後のコーヒー。」

 

 下を向いていると、暖かい豊華の声掛けに意識を取り戻す。

 

 見ると、目の前に黒い液体がカップに注がれている。

 

 湯気がたちこめ、カップの取っ手に触れると熱が伝わってくる。

 

 「熱いから気をつけてね。フーフーするといいよ。」

 

 「わかった。」

 

 豊華が口を尖らせて、自分のカップへフーフー息を吹きかける。

 

 僕も同じように息を吹きかける。

 

 「ふうーふうー!……こう?」

 

 「ふふ、うん。いいと思うよ。」

 

 豊華は穏やかに笑ってみせる。どこかおかしかったかな。

 

 「変?」

 

 「ううん。声に出てたから、可愛いなって。」

 

 「うん?」

 

 「ううん。気にしないで。飲んでみてよ。」

 

 「うん……んぐっ!?に、にが!!」

 

 「あっははは!そっか、やっぱりブラックは苦手か!」

 

 意地悪な笑みを浮かべる豊華。この人、わかってやった?

 

 「……ひどい」

 

 「ごめんごめん。ほら、ミルクと砂糖入れていいから。」

 

 ボクが口を尖らせて不服そうにすると、ミルクと砂糖を出してくれる。

 

 僕は迷うことなく大量に入れた。

 

 「……うん。おいしい。」

 

 「やっぱり、甘党だね」

 

 「……?」

 

 ーーーーーーー。

 

 朝食を終え、次はシャワー。お風呂の入り方は昨日バルバトスに教えてもらった。

 

 今日はお湯を浴びて体と頭を洗うだけのようだ。

 

 こんな身を清めるものも魔界にはなかった。

 

 洗っても、洗っても身体にこびれ着いた悪臭は消えないからだ。

 

 人間の社会は進んでいる。

 

 でもこのお風呂という文化。魔力で再現出来そうだ。

 

 悪魔たちはこんなこと考える余裕すら、なかったのかもしれない。

 

 「一応、使い方こんな感じ。昨日使ったからわかるかな?」

 

 「うん。ありがとう。」

 

 「まあ、大浴場とかでは無いけど、使い方は同じだよ。」

 

 「やっぱりソロモンの家は大きいの?」

 

 「そうだね。この辺だと、ソロモンさんとか天羽の家は大きいんじゃないかな。」

 

 雑談を交えながら、軽く説明してくれる。昨日教えもらったものと相違ない。

 

 そういえば、昨日はバルバトスに洗って貰った。

 

 そうだ。今日は僕が豊華を洗ってあげよう。

 

 世話を焼かれてばかりだし。何か出来ることをしたい。

 

 「じゃ、なんか困ったら呼んで。」

 

 「うん、ありがとう。豊華は入らないの?」

 

 「うん?アタシはベルゼおわったら、入るよ。ごゆっくりー。」

 

 豊華はニコッと微笑みリビングに向かおうとする。

 

 僕は彼女の袖を引っ張り引き止める。

 

 「……一緒に入ろう?」

 

 「えっ……あ、いや。大丈夫だよ。ほら、狭いし。それとも昨日は洗ってもらった?」

 

 「うん。でも多分自分で出来る。ただ、なにかお礼がしたい。やってもらってばかりだから。」

 

 「その気持ちだけで充分だよ。」

 

 豊華は僕に目線を合わせると、頭を撫でてくれる。ほのかに頬が赤い気がする。

 

 「僕と入るのは……イヤ?」

 

 「ううん。ただ、アタシが照れちゃうだけ。」

 

 「どうして?」

 

 「ほら、一緒に入るってことは肌を見せ合うってことじゃない。男の子にはあまりよろしくないかなって。……ベルゼも恥ずかしいでしょ。」

 

 「そう?」

 

 「う、うん。そうだと思うんだけど。……小さい頃は気にしないんだろうけど。家族でも5歳ぐらいまでしか一緒に入らないんじゃないかな?それにほら、異性だし。」

 

 気まずそうに話す豊華。どうやら、困らせているらしい。

 

 知らなかった。そういう認識が人間にはあるのか。

 

 確かに今の姿は人間の8〜10歳ぐらいだろうか。

 

 「気になるなら女の子になる?」

 

 「えっ……?」

 

 「悪魔や天使に性別ないよ。この姿も僕のひとつの姿に過ぎないんだ。」

 

 「なるほど……だから恥じらいがなかったのか。でも大丈夫だよ。」

 

 「でも……僕は君に何もしてない。」

 

 顔を伏せる僕に豊華はまた優しく頭を撫でてくれる。

 

 「アタシってさ。誰かに必要とされる経験ってあんまりしてこなくってさ。ベルゼが昨日、アタシの手を取ってくれた時にすごく嬉しかったんだ。だからそれでもう充分なんだよ。」

 

 「……それだけで?」

 

 「うん。それだけで。それにベルゼを助けたいって言うのは、アタシがやりたくてやってるだけだからさ。気にしなくていいんだよ。君が君らしく素敵に過ごしてくれるのがアタシの望みだよ。」

 

 「……わかった。」

 

 その言葉に酷く胸が締め付けられた。

 

 こんなに認められていいのだろうか。

 

 僕は少し辛いのかもしれない。

 

 君が昔僕を召喚した酷い人間だったら、どれほど良かっただろうか。

 

 君は美しすぎる。

 

 僕をこれ以上苦しめないでくれ。

 

 

 僕は豊華の綺麗な心に触れる度に、心が締め付けられている。

 

 かつての罪を再認識するからだ。

 

 心が豊かになっていくからだ。

 

 ーーーーーーー。

 

 お互いにシャワーを終えると、ソロモンの家に向かう。

 

 夜の景色とは変わって、暖かな日差しが注ぎ込む。

 

 道にはたくさんの人が行き交い、生活感を強く感じる。

 

 色んな思考が飛び交い、魔力と神力が世界に満ちている。

 

 中には豊華と年齢が近い人たちも歩いている。

 

 よく見れば皆同じ白い服を着て、同じ場所に向かっている。

 

 「……戦いでもあるの?加護持ちが集結してる。」

 

 思わず聞いてしまった。

 

 「ええっ!?いや、学校だよ。」

 

 豊華は目を丸くして驚いている。変なことを言っただろうか。

 

 「ガッコウ?」

 

 「うん。知識を学ぶ場所……かな。アタシも一応学生だよ。」

 

 「豊華は行かないの?」

 

 「もう卒業なの。来週だったかな。学校を出て色んな道に進んでいくんだよ。」

 

 「豊華はハウスキーパーってこと?」

 

 「そだね。ギリギリすぎる就職だし、ほとんど選択肢なかったけどね。」

 

 「他にやりたいことあった?」

 

 「うーん。……正義のヒーローかな!なんちゃって。」

 

 豊華は恥ずかしそうに、頬をポリポリとかいてみせる。

 

 「なら、夢は叶えたんだね。」

 

 「……え?」

 

 「だって、僕のヒーローだから。」

 

 「えへー!照れるってば。……でも、ありがと。」

 

 豊華は満開の笑みを見せてくれた。

 

 なんて弾けるような笑顔だろう。

 

 こんな風にずっと笑っていて欲しい。

 

 そう思うのは、僕の欲張りだろうか。

 

 何度も手を差し伸べてくれる彼女に、僕はきっと甘えている。

 

 ーーーーーーー。

 

 大きな和風な建物。門の前に着くとゆっくりと扉は開かれる。

 

 「お待ちしておりました。豊華。ベルゼ。」

 

 中から出てきたバルバトス。今日は眼鏡をかけていないからか、鋭い眼光でこちらを見据える。

 

 魔力……?

 

 一瞬感じた魔力に驚く。昨日は隠していたのに今日は隠していない。

 

 僕には通じないと判断したのか?それとも隠す意味が無くなった?

 

 まあ、隠したところで『以前の僕』は会ったことあるから、意味はなかったんだけど。

 

 でも少なくとも『今の僕』とは会ったことがなかった。だから彼が素性を隠すことは理解できる。

 

 よく分からない人だ。昨日は僕を警戒していたのに、それをまるで感じない。

 

 むしろ、いつでも殺せると言いたげだ。

 

 

 「さ、中へどうぞ。」

 

 促すように建物の中へ案内してくれるが、ソロモンの気配は感じられない。

 

 「ソロモンは?」

 

 「ああ、ソロモンでしたら研究が進んだとかで、朝早くに出ていきましたよ。昨日は大はしゃぎでしたからね。」

 

 「はは、そうなんだ。全く勝手だなあ。」

 

 「それだけ豊華を信用しているということですよ。」

 

 「そうなんですかね。」

 

 そのまま案内されるがままについて行く。

 

 どこを掃除して欲しいとか、来客時の対応とか。

 

 色んな書類の記入とか。

 

 豊華は必死にメモを取りながら覚えていく。

 

 「最後に食事ですが。作ってもらって構いませんし、どこかで食べても大丈夫です。1ヶ月ごとに給与とは別で食費は出ます。その他備品の補充については先程の業者に連絡を。後でこちらの住所に請求してもらえれば大丈夫です。それとは別にベルゼの生活費に関しては全額負担させていただきます。住み込みの仕事となりますが、ご連絡いただければ外出も可能です。無理せずに取り組んでくださいね。」

 

 「いいんですか?こんなに高待遇で。」

 

 「そうですか?広い家ですから、掃除だけで1日以上はかかりますよ。」

 

 「それはそうですけど。ベルゼのこととか。」

 

  「それに関しては昨日お話した通りですよ。」

 

 「で、でも。」

 

 「本当はこの家を譲る予定だったんです。でも豊華が納得しないだろうということで、このような形に。」

 

 「どうしてアタシにそこまで?」

 

 「命の恩人という理由だけでは不服ですか?」

 

 「少し異常なくらいのお返しかなって。」

 

 「少し考え方を変えてみては如何ですか?」

 

 「考え方を変える……」

 

 「ソロモンにとって、貴方はそれほどの価値があった、ということです。私からはここまでですね。あまりお話すると、怒られてしまいそうですから。」

 

 「分かりました。色々納得はしてませんけど、一先ずお仕事は頑張ります。お給料貰う訳ですから。」

 

 「ふふ、大変ですよ。お休みありませんからね。それに家にはトラスト財団への営業が多く来ますし、一時中継点となって貰えるのは大変助かりますが。ソロモンも家を空けることが多いので、こちらとしては助かりますが。……素直に家を貰っておけば良かったと私は思いますけどね。」

 

 最後に不敵な笑みを浮かべて去っていくバルバトス。

 

 僕にも分かることはある。最後のは意地悪だ。

 

 「た、たまには家来てくださいね。料理とか教えて貰えたいですし。」

 

 「料理……?豊華の方ができるではありませんか。悪魔は食事しませんからね。料理はできません。」

 

 「え〜またまた!いつもソロモンさんに作ってるって言ってたじゃないですか。教えてくださいね?」

 

 「……そういえばそんな話しましたね。……機会があれば教えますよ。」

 

 バルバトスはニコッと微笑むと、その場を後にした。

 

 「豊華は何も思わなかった?」

 

 「え?なにが?」

 

 「……ううん。なんでもない。ただ、大変そうだから、一緒に仕事覚えてもいい?」

 

 「え?いいの?」

 

 「うん。僕も覚えたら、豊華休める?」

 

 「そうだね。一緒に覚えようか。後でソロモンさんに聞いてみるね。」

 

 「ソロモンの連絡先もらったの?」

 

 「うん。もらったよ。だいたい連絡取れないって言われたけど。」

 

 「……繋がるといいね。」

 

 「そうだね」

 

 豊華は気付いていないみたいだ。

 

 なんとなくだが、今日のバルバトスには違和感があった。

 

 不思議だったのは嘘をついたこと。

 

 料理のことだ。

 

 昨日のバルバトスは、悪魔の僕がいると警戒していた。

 

 それなのに悪意に敏感な悪魔がいる状況で、嘘をつくだろうか。

 

 何よりソロモンと豊華のことを呼び捨てにしていることが、一番気になった。

 

 僕の考えすぎならいいんだけど。

 

 

 「よーし!じゃあ早速やろうか。ベルゼ!」

 

 「……うん!」

 

 一通り書類に目を通し、拳を突き上げる豊華。

 

 まあ豊華がいいなら、いっか。

 

 ひと時でも安らぎに身を任せたい。そんな気分なのかもしれない。

 

 豊華が楽しそうなら、それでいい。

 

 今はそれでいい気がした。

 

 これはもしかしたら、ただの現実逃避なのかもしれない。

 

 それでも僕は豊華と、この日々を過ごすことにした。

 

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