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自殺 殺人 何者でもない詩

作者: e層の上下

なんか体調が悪い カーテンを開けても 夏日の日差しでもよくならない

あーこれ、自殺したいときになる頭だ 思考が遠く重くなっていく 布団から出られないや


悲鳴が聞きたい とびきり心が空くような 僕の心を穿つみたいな 笑顔から悲鳴に変わって欲しい

もーこれ、人を殺したいときになる心だ いやに包丁のかがやきに 眼が惹かれる 怖くて見れないや

犯罪者予備軍とよくいわれる でもさー みんなそうだよ みんな犯罪者予備軍 それを自分から離れたところに置いておきたいだけだよ みんな人を殺せる 気づきたくないだけさ 


ニュースでは殺人犯にしか感情移入できないし だってそうだろ? 自ら進んで被害者にはなれないけど加害者にはなれるんだし

 

でも僕は何者でもない 真っ白で真っ黒でまだらでしましまなんだ 手には錠が 足には鉄のおもり でも羽が自由で心だけでどこまでもいける 宇宙の果ても深海も 僕の止まり木だった 


思い出が縦スクロールで蘇る 昔住んでた家から出られない もうあの頃に戻れないのに 思い出も皆殺ししたはずなのに 下へ行けば行くほど なんだか血で赤くなる 僕は涙を流しながら目を覚ました



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