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ある主人公の非日常  作者: 紅
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7章、相部屋

何がしたいか自分でもわからなくなりました。


……どうしよう……

俺が姫様を押し倒していると言うすごい誤解がうまれました。

どうすればいい!?


『とりあえず立ったら?』


……それもそうだな。

そう思って立ち上がる。


「ごめん。大丈夫か?」

「あ、うん…」


姫様に手を差し出す。

男としては当然の行動ですよね。

ん?姫様?顔が赤いですよ?


「どうかした?」

「い、いやなんでもない!」

「そう?」


あせる姫様……かわいい……


「あっ!」

「どうしたの?」

「今日からどこに住もう……」


難題である。


「なんだ、そんなことか。そんなのここに住めばいいじゃない」

「いや、でもそれは…」

「いいのよ。ここには使ってない部屋なんていくらでもあるんだから」

「そう?」

「それに……(小声で)そのほうがショウの近くにいられるし…」

「え?なんていった?」

「ううん……なんでもないよ」


なんていったんだろうか?

でも、正直この申し出は嬉しかった。

今の自分は一文無しである。

野たれ死ぬのが目に見えている。

この世界の植物等食べれるものがわからない。

食べるものがなく、飢え死にそうだ。


「じゃあ、お願いしようかな」

「そうしよ!じゃあ、お父様に言いにいこ!」

「……大丈夫だろうか?」


不安で仕方ない。

で、やってきました。

玉座の前に。

ここにくる途中、兵士やメイド達が姫様に、


「おめでとうございます!」

「これで国も安泰ですね!」


などと言っていた。

何かあったんだろうか?

まぁ、些細なことはおいといて、今からまた王に会います。


「お父様!………あれ?」

「いない…な」


玉座に王はいなかった。


「あら、セリーヌ。どうしたの?」


なんか姫様が大人になった感じの人が現れる。


「あっ!お母様!」


ですよねー。


「お父様は?」

「負けたことが悔しくて、寝込んでるのよ。」


困ったように言う、王妃様。


「あら?そちらの方は……」

「申し遅れました。私は、天条章と申します」

「ああ!あの伝説の人!さっきは止められなくて、ごめんなさいね…」

「え?いや、そんな…こちらこそ、申し訳ないです」

「いいのよ。それに、そんなにかしこまらなくても、いいからね」

「…はい」


優しそうな人です。


「それで、どうしたの?」

「えっと、ショウが住むところがないからて言ったから、ここに住もうってことになって、お父様にいいかなって聞きにきたの」

「ああ、伝説のとうりだと違う世界からきたのよねぇ。…そのぐらい、いいわよ」

「ほんと!お母様!」

「ええ」


とりあえず、よかったです。

だめだ!っていわれたらどうしようかと思いました。


「じゃあ、部屋は一緒でいいかしら?」

「え?」

「うん!」

「なら決まりね」


え?ちょっと待って?

部屋が一緒?


「誰と誰がですか?」

「もちろん、貴方とセリーヌよ」

「一緒!一緒!」

「いやいや、おかしいでしょう」


なぜに姫様と一緒?


「あら?嫌なのかしら?」


若干、殺意のある言い方。


「嫌なの……?」


悲しそうな姫様。


「えっと……嫌ってわけじゃなくてですね……」

「それなら問題ないわね」

「わーい!ショウと一緒!」


なぜか姫様と同じ部屋になりました。

………なぜに!?

ネタが思いつかないので明日は無理かもしれません。

できるだけがんばります!


もう少しだけ連日更新めざしたいです。


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