2章、出会い
長くなりました
文章をまとめる能力がほしいです
目を開けると
そこには
何も無かった
「何も……ない……?」
何もないは語弊があるだろう。
はっきり言えば、草原である。
草原がずっと広がっている。
「まじですか……」
周りを見渡してもなにもないし、だれもいない。
「どうしようか……」
じっとしていてもどうしようもないので、歩き出す。
1時間後
「しかし、何も無いな」
木一本ない。
「どうしたもんかな」
日は上にあるので方向がわからない。
さらに1時間後
「これだけ歩いて何も無いとは……」
草や花は沢山あるんだけどなぁ、と呟く。
さらに30分後
途方にくれていた彼だったが、
「ん?……あれは……!」
ようやく街のようなものが見えてきた。
その後、空を飛べばよかったと嘆いたのは後のお話
「やっと……見つけた……」
とにかく街を見つけたのである。
「というか……街道……すぐ近くにあったのな…」
結構へこみます。
いや、マジで……
「いや、ここは気持ちをきりか……えて?」
街のほうから人がやってきます。
しかも沢山の人が。
なんか鎧とかもきてます。
「えっえっ?」
全軍、突撃ぃぃ
「何かこっちきてるんですけど!」
武器とかこっちむいてるんですけど
「なに?なに!?」
そして、あっという間に囲まれる。
360度槍がこっちむいてます。
俺が何をした?
と、列が割れて人がくる。
こっちに二人、歩いてくる。
「この人がが例の者ですか?」
すみません、わけがわかりません。
声は、女の人のような気がしたけど…
威圧感がすごいです…
横にいる人が、
「間違いないかと思われます」
「そうですか」
え?何が?
「そこの人」
「は、はい!」
フルフェイスなので顔までわからないが女の人のようだ。
「突然、カイル平原から現れたのは貴方ですか?」
「カイル平原?…よくわからないが、そこの草原に現れたのは俺だが?」
と、バカ正直に答えてみる。
「そうですか……。貴方は何者ですか?この街に何をしにきたんですか?」
「俺は、天条章だ。たまたまこっちのほうに歩いていたら、街を見つけたから向かっていたところだ」
「………ここらでは見ない格好ですががどこから来ました?」
「信じるかどうかわからないが違う世界から来た」
そう言うと周りの兵士がざわめく。
「それは……本当ですか?」
「嘘はつかない性分なんでね」
「………種族は?」
「種族?……人間だ」
またもや兵士がざわめく。
「おいもしかして……」
「いや、でもそんなこと……」
「あの伝説は本当だったのか?」
あの伝説?
とにかく、
「その……槍をおろしてもらえないかな?」
少し考えたあと何か合図をして槍をおろしてもらった。
すると、さっきまでしゃべっていた隊長(?)がフルフェイスをはずす。
えっ?何かすごい美人なんですけど?
なにそのサラッサラの髪の毛?
茶髪だけど…なんだかすっごいキラキラしてるよ?
でも……犬耳?みたいなものがみえるんですが?
「申し遅れました。私はレナ・バーンシュタインです。先程は申し訳ありません。突然人が現れたので敵かと思いまして…」
そう言って、頭を下げるレナさん。
「い、いや全然気にしてませんから。それに、同じ立場だときっと同じことしますから」
俺がそう言い終えると、嬉しそうに耳をピコピコ動かします。
ああ、すごくかわいいな。
「本当に申し訳ありませんでした」
「いや大丈夫ですって」
「お詫び…と言うわけではないのですが、街までお送りしましょうか?」
「いいんですか!」
「もちろんです」
「ありがとうございます。レナさん」
街があったからといってすぐに入れるとはかぎらないので、どうしようかと考えていたのでその申し出は嬉しかった。
「レナで結構ですよ。テンジョウさん」
「そ、そうですか?…あっ……名前のほうが章ですんで章って呼んでください」
「わかりました。ショウ。それに普通に話してくれてかまいませんよ」
レナのとても笑顔が眩しいです。
自分でも顔が赤くなっているのがわかる。
「わ、わかった。俺のほうも気を使わなくていいから」
「わかりました」
~レナサイド~
時間は少しさかのぼる。
「隊長!!」
「どうしたの?」
あわてた様子で兵士がかけよる。
「カイル平原にて、正体不明の巨大な魔力が検出されたと…」
「……その魔力はどれくらいなの?」
「そ、それが…」
兵士は汗がとまらない。
「どうしたの?」
「あまりにも巨大すぎて計測できないと…」
「え……?」
その結果にレナは言葉もでない。
「しかもその魔力の発信源は人が一人しかいないと…」
「なっ…!」
レナはその場で凍りつく。
信じられなかった。
街…いや国の人たちが集まっても限界値にもいかないものなのに、それを一人せ突破いや振り切っているのだという。
さらに、
「そして……その者はこちらに向かってきていると……」
「………」
「ど、どうしましょう隊長…」
兵士は慌てている。
しかし、レナも動揺を隠せない。
(クリムゾン帝国の者でしょうか?しかし、人体実験は禁止されていたはずですか?)
「隊長…?」
「は、はい。…一定の距離まできたら迎撃します」
「りょ、了解しました」
そして……
「相手は強い!しかし、イグニット王国の誇りにかけて全力で迎え撃ちます!」
「「「おおぉぉぉ」」」
「全軍、突撃ぃぃ」
「この人が例の者ですか?」
見たことが無い黒髪に服装。
少しかっこいい………いやいや、違う。
そこで副隊長のチェリシュが、
「間違いないと思います」
「そうですか」
そんなに強そうには見えない。
かっこいいけど……
とりあえず、気は抜けない。
「そこの人」
「は、はい」
声が大きすぎただろうか?
かれはびっくりしている。
「突然、カイル平原から現れたのは貴方ですか?」
これは確認
「カイル平原?…よくわからないが、そこの草原に現れたのは俺だが?」
カイル平原を知らない?
この辺では一番大きなところですよ?
旅人にしてはおかしいですね。
「そうですか……。貴方は何者ですか?この街に何をしにきたんですか?」
「俺は、天条章だ。たまたまこっちのほうに歩いていたら、街を見つけたから向かっていたところだ」
これはきっと本当のことだろう。
「………ここらでは見ない格好ですがどこから来ました?」
「信じるかどうかわからないが違う世界から来た」
信じられない。
異世界から?
「それは……本当ですか?」
「嘘はつかない性分なんでね」
特徴となる羽や尻尾等が見当たらない
「………種族は?」
「種族?……人間だ」
もう、先程から信じられないことばかりです。
しかも、あの伝説と同じようになるなんて。
周りの兵士達も、
「おいもしかして……」
「いや、でもそんなこと……」
「あの伝説は本当だったのか?」
動揺しているようです。
「その……槍をおろしてもらえないかな?」
彼は言った。
どうみても敵意はないようでした。
私は、
「申し遅れました。私はレナ・バーンシュタインです。先程は申し訳ありません。突然人が現れたので敵かと思いまして…」
先程までのことを、間違っていたと言う。
「い、いや全然気にしてませんから。それに、同じ立場だときっと同じことしますから」
そう言う彼。
彼が気にしていないといってくれたのが嬉しかった。
「本当に申し訳ありませんでした」
「いや大丈夫ですって」
「お詫び…と言うわけではないのですが、街までお送りしましょうか?」
ちゃんとした身分証明書がないと入れない私の国。
突然現れた彼がそんなものを持っているとは思えなかった。
「いいんですか!」
「もちろんです」
「ありがとうございます。レナさん」
どうしてか…彼には普通に接してほしかった。
「レナで結構ですよ。テンジョウさん」
「そ、そうですか?…あっ……名前のほうが章ですんで章って呼んでください」
「わかりました。ショウ。それに普通に話してくれてかまいませんよ」
「わ、わかった。俺のほうも気を使わなくていいから」
「わかりました」
そう言ってもらえたのがすごく嬉しかった。
そうして、章は馬車に乗り王国へ
さらなる試練へと身を投じる
ネタがあまりにも思いつかないので続きは先になるかもです
申し訳ありません
見切り発車できた結果がこれだよ