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とある夫婦③ 聖女憎し!(侍女目線)

ワタシの仕えるオデット様(18)の旦那様は聖騎士(パラディン)です。


国教会が定める奇跡の乙女、聖女様を守る聖騎士の家門の嫡子として生まれたお方なのです。


ご尊名はエルドール=レイエス様。御年(おんとし)23歳。


輝くプラチナの髪と深い海の底のようなネイビーブルーの瞳。

見目麗しい方が多い聖騎士の中でも一際目を惹く美丈夫にあらせられます。


「そんな素敵な旦那様と結婚出来て、わたしは本当に幸せ者だわ。もしかして世界で一番幸せな女性なのではないかしら!」


と、のん気に仰るワタシの主人であるオデット様に、ワタシはハッキリと申し上げました。


「いやそんなわけはないでしょう?ワタシだったらイヤですよ、聖女様とはいえ妻よりも他の女を一番に優先する夫なんて」


ワタシのその言葉を受け、オデット様は諭すように言われました。


「あらロイナ、そんな言い方は良くないわ。だってそれがエル様のお仕事なんですもの。己の人生を聖女様に捧げる、聖騎士達の天命なのよ」


ワタシはオデット様のお小さい頃から側でお仕えしておりました。

オデット様がこのレイエス伯爵家に嫁がれる際も、専属侍女として一緒について参りましたのです。

僭越ながら、オデット様はワタシの事を侍女というよりは姉のように、歳の離れた友達のように接して下さっております。

なのでワタシもオデット様には建前でなく、いつも本心をお伝えしている次第でございます。


ワタシはオデット様の言われた事に思わず苦虫を噛み潰したような顔をしてしまいます。


「……結婚披露宴の最中にお召しが掛かってそちらを優先した事も?」


「ええ。仕方ないわ、魔物が聖女様を襲ったのだもの」


「……楽しみにされていたお出かけの予定を潰されても?」


「聖女様が高熱を出されたのよ?側でお守りしたいと思うのが当たり前だと思うわ」


「……毎日遅い時間に帰宅されて、夫婦らしい時間を少しも取れなくても?」


「それはわたしが悪いわ。田舎育ちで早寝なのだから。でもどうしても起きていられないのよね。その代わり、朝のご出仕のお見送りは出来ているわよ!」


「オデット様はポジティブ過ぎます……いっその事、旦那様に申し上げてみたら如何です?」


「申し上げるってどんな事を?」


「聖女様とワタシ、どちらが大切なのよーーっ!?とか?」


「そんなの、聖女様と仰るに決まっているわ。とにかく、それがエルドール様の大切なお勤めだとわかっているから、わたしはべつに平気なの」


「もう……オデット様ったら……」


「ロイナに言った言葉は本心よ?わたしは本当に夫に対して不満などないわ。だってわたしの様な平々凡々な娘を妻にと望んで下さっただけで有り難いんですもの……!あのような天が二物も三物も与え給うたパーフェクトな旦那さまに対して、一体なんの不満があるというの?」


オデット様はいつもそう言ってご自分の事を平凡だと仰いますが、ワタシはそうは思いません。


確かにあの旦那様と並ぶと平凡に見えてしまうかもしれませんが、そんなの誰が並んでも一緒です。


オデット様は充分にお美しい方なのです!

そして心も美しく、誰に対してもお優しい。

オデット様こそパーフェクトなお方なんですよ!


それなのに……そんなオデット様を一番には思って下さらない旦那様に、ワタシは不平不満を募らせているわけなのです。


ん?従者の一人が何やら言って来ましたね、何々?


「……オデット様、旦那様がお帰りになられたそうです」


「まぁ!エル様が?嬉しい!今日はお早いお戻りなのね!」


そう言ってオデット様はいそいそとエントランスへ向かわれました。


……オデット様、相変わらず足がお速い。

急ぎ足でいらっしゃるのに、ワタシは小走りでないとついて行けません。

ご実家の領地を走り回っておられた時の名残りでございますね。


オデット様は愛する旦那様のお姿を認め、嬉しそうに階段の途中から飛びつかれました。

それもさすが、ご実家の領土の岩場で遊んでらした名残りでございますね、実に無駄がない動きでいらっしゃいます。


オデット様が勢いよく抱きつかれたにも関わらず、旦那様は危なげなくそのお身体を受け止めます。


まぁそこはさすが正騎士と言って差し上げましょうか。


オデット様は本当に嬉しそうに旦那様に仰いました。


「おかえりなさいませエル様!こんなに早くお帰りでいらして嬉しいわ。今日はなんて素晴らしい日なのかしら」


旦那様はそんなオデット様に対して、表情を和らげる事なく言われました。


「たまには早く帰って奥方孝行をしろと仲間に言われてな。仕事を引き受けてくれたんだ」


もう!旦那様は相変わらず表情筋が死んでおられます!


こんなにお可愛らしいオデット様を前にして笑顔にならないなんて、貴方様のお顔は超合金で出来ておられるのですか!?


でもオデット様が仰るには、旦那様の表情筋はちゃんとお仕事をされているそうなのです。

ちょっと他の人より筋肉の動かし方が少ないだけで、ちゃんと笑い、ちゃんと驚いた顔もされているのだとか……


ワタシにはその差が全くわかりませんけどね!


お仲間の方に仕事を代わって貰ったとお聞きし、オデット様は感動に打ち震えておられます。


「まあ!なんてお優しい方なのでしょう!その方にお礼を申し上げたいわ、近々ご都合がつく時にでも我が家にご招待させて頂きたいです!」


「伝えておくよ」


「ふふ。お願いします。誠心誠意、おもてなしをいたしますわ」


ああぁ……オデット様ってばなんと健気な。


その後お二人は久々にご夕食を共になされました。


その際に旦那様が奥方に申されました。


「来週のキミの誕生日に休暇を取ってあるんだ。その日は二人で出掛けよう」


あら。旦那様にしては気が利きますこと。

オデット様はさぞお喜びになられるだろうなぁ、とそちらの方に視線を向けると……

そこには呆然と固まっているオデット様がおられました。

オ、オデット様?如何されたのです?


「オデット?どうした?」


ホラ、旦那様も気にしておられますよ。


するとオデット様は手にされていたカトラリーをカチャリと置かれ、そのまま俯いてしまわれました。


旦那様は静かに席を立たれてオデット様の側に行かれました。

そして膝を折り、下からオデット様のお顔を覗かれます。


「オデット、気分でも優れないのか?それとも俺が何か気分を害する事を言ったのだろうか……」


オデット様のきちんと重ねられた手の上に雫が一粒落ちました。


ヨダレではございません。涙、涙でごさいますよ。


「嬉しい……」


オデット様は涙と共にその言葉を溢されました。


「嬉しいです、エル様。わたしの誕生日の為にわざわざお休みを取って頂けたなんて……まるで誕生日と共にボンとショーガツが一緒に来た気分ですわ……!」


そう言ってオデット様は喜びの涙をポロポロと溢されました。

あ、ちなみにボンとショーガツというのは東方の国のイベントなのだそうです。


昔オデット様にそう教わりました。

オデット様は本当に博識な才女であらせられます。


「オデット……」


旦那様はその名を口にされ、そして(おもむろ)にオデット様を姫抱っこで抱き上げられました。


「きゃっ!?」


突然目線が高くなり、オデット様が驚いておられます。


「だ、旦那様っ!?一体何をっ!?」


ワタシは思わず大きな声で尋ねてしまいました。


旦那様はそれに構わずスタスタと歩いてダイニングルームを出て行かれます。

そして使用人(ワタシ達)にこう言われました。


「妻を慰めるのが夫の務めだ。皆、こちらが呼ぶまで寝室には近づかないように」


そしてそのままズンズンと階段を登って行かれます。

呆気に取られているうちに寝室の扉がバタンと閉まった音が聞こえました。


ワタシ以外の家の者が皆、頬を赤らめております。

家令のディナーさんが咳払いをされました。


「コホン、各自仕事に戻るように……」


くっ……いくらオデット様がお可愛らしいとはいえ、お食事の最中に!

盛ってんじゃねぇでございますわよ旦那様!


……こりゃ~明日はオデット様はベッドから起き上がれないコースだな、とワタシは深くため息を吐きました。



と、思っていたのですが……しかしそうはなりませんでした。


神殿から聖女様がお呼びだと知らせが入ったのです。


近付くなと言われた寝室に伝えに行くのは家令のディナーさんの役目です。

ディナーさんは努めて端的に扉の外から旦那様にお声かけをされました。


「旦那様、神殿から使いが参っております。聖女様がお召しだとの事でございます」


するとほどなくして、旦那様が無表情で寝室から出て来られました。


ディナーさんが後に続き、神殿へ向かわれるお支度を手伝うために旦那様のお部屋へと入って行かれました。


ワタシは恐る恐る寝室を覗きます。


すると仄暗い部屋の中で一人取り残されたオデット様がベッドで眠っておられました。


「………オデット様……」


お可哀想に……ワタシはそう思いながら、静かに寝室の扉を閉じました……



どうして仕事を終えて家にいる者をわざわざ呼びつけるのでしょう。


いくら専属の護衛だからといって、プラベートまで縛るのはどうかと思います!


後から旦那様に付き従って神殿に行った侍従に聞いたところによると、なんでも聖女様は怖い夢を見られたからといって旦那様を呼ばれたそうです。


はぁっ!?こ、子どもかっ!!


そんな事でワタシの大切なオデット様が旦那様とイチャイチャする時間を奪ったというのですかっ!?


そしてそのお召しにヘイコラ出仕する旦那様もどうかと思います!!


え?聖女様はまだ選定されたばかり不安でいらっしゃる為に仕方ないっ!?


そんな事知るかっ!

ワタシにとってはオデット様の幸せが一番大切なのです!


聞けば、どうも聖女様と聖騎士達の関係はおかしいのです。


夜、聖女様がお眠りなるまで手を握ってお側で見守るとか、

お疲れになったら抱き上げてお連れするとか、

聖女様は聖騎士達の膝の上に座るのがお好きだとか……!


ど、どこの尻軽女ですか!

聖女ではなく性女ですか!


不敬?異端者?何とでも言って下さいっ!


ワタシの大切なオデット様から旦那様を我がもの顔で奪う聖女様が憎くてたまらないのです!


聖女憎し!でございますよ!


そしてこんなに理不尽なのに誰も何も言わない事にも腹を立てているのです!


……このままでは、いつかそれが爆発してしまいそうです……


そうなればきっと、ワタシはもうオデット様のお側には居られないでしょう。


だからどうか、これ以上オデット様がお寂しい思いをされる事がありませんように……


どうか、どうか……



そう思っていたのに、


やはり聖女様めはやらかしやがりました!


せっかくのオデット様のお誕生日に、聖女様がオデット様に会いたいと言っていきなりレイエス伯爵家に来られるというのです!


しかも早朝に突然先触れが来て、来訪の希望を伝えられたのですよ、あり得ないでしょ普通。


数日前、せめて前日の常識的な時間帯に先触れを出すものでしょう!


旦那様!断って下さいまし!!

ていうか絶対断れ!こ~と~わ~れぃぃ……

というワタシの呪いにも似た願いも虚しく、旦那様は「諾」と使いの者にお返事をされてしまいました……


どうして?

今日はオデット様のお誕生日なのに……

一年で一度しかない(当たり前)大切な日なのに……


聖女様の神聖力が不安定で、それを鎮める為に仕方ない?そんな事、オデット様には関係ございませんでしょう?


せめて今日だけは旦那様、断って欲しかったです……


本当に、本当にオデット様がお可哀想です。


でもオデット様が気丈に振る舞っておられるのに、ワタシがメソメソ、そしてぷんすこしている訳にはいかないじゃないですか。

なのでワタシもいつも通りにせねば!と思うのですが……、悔しくて悔しくてどうしても出来ません。


「うっ…うっ……オデット様御労(おいたわ)しい……どうしてオデット様ばかりがこんな思いをされなくてはいけないのですっ?」


情けなくもいい歳をして泣きべそをかくワタシに、オデット様は優しくして下さいます。


「わたしだけではないのよ?他の聖騎士夫人達も一緒よ?それにきっと今だけだと思うわ。もう少ししたら聖女様も落ち着かれると思うの」


「何をのん気に仰っているのですっ…人間の本質はそんな簡単には(ナリ)を潜めませんよ……これからも振り回され続けるのは目に見えていますっ」


「そうかしら……」


「そうですよっ。それにオデット様、本当は今日という日を楽しみにされていたのでしょう?」


「……そう、ね。とても楽しみにしていたわ。でもまだわから…「オデット様っ!」


少しだけ寂しそうなお顔をされたオデット様を見て、わたしは胸が張り裂けそうになりました。

ドレッサーの前に座るオデット様を、思わず後ろから抱きしめます。


少しでもお慰めしたくてぎゅうっと抱きしめるワタシの手に、オデット様は困ったようにされながらも優しくご自身の手を重ねて下さいました。


「ありがとう、ロイナ。でもわたしは本当に大丈夫よ。わたしの大好きなエルドール様が大切にされている方を、わたしも大切にしたいの」


「オ゛……オデット様゛ぁぁ……!」


「ふふ。ロイナったら。凄い顔になってるわよ?顔を洗ってらっしゃいな」


「いえっ!今日はこれでもかっって言う程にオデット様をお美しくして差し上げます!もともとお美しくていらっしゃいますが、今日はそれ以上に!聖女様が悔しがって歯噛みして土下座するくらいに美しく仕上げてみせます!!」


ワタシの闘志に火が付きました!


そうです、人の夫を私物化(個人の意見です)する性女…聖女様にも、

それを当たり前のように優先させる旦那様にも、オデット様の素晴らしさを見せつけてやります!


そして二人にオデット様の我慢の上に胡座をかいている事をわからせてやるのです!


なんだか浮気男と浮気女を迎え撃つ気分になって参りましたよ!


ええ上等です!

ギャフンっ!!と言わせてやりますとも!!



………と、意気込んでおりましたのに………




「はじめまして!あなたがエルドールのおくさまね!いつもエルドールがあなたのじまんばかりしているから、いちどおあいしてみたかったの!」


「こちらこそはじめまして奇跡の聖女様。エルドール=レイエスが妻、オデットにございます。わたくしの方こそいつも夫から貴女様のお話を伺っていて、是非お会いしたいと思っておりました」


「まぁ!ホントにびじんでやさしくてきひんがあるのね!エルドールのいったとおりだわ!どうかわたしのことはミルファとよんでね」


「はいミルファ様。ではわたくしの事はオデットとお呼び下さいませ」


「わかったわオデット!じつはきょうはあなたのおたんじょうびだときいて、プレゼントをわたしたくてもってきたの」


「まぁ……!わざわざわたくしの為に?嬉しゅうございます。なんという名誉な事でしょう。でも立ち話もなんですので、どうぞサンルームへおいで下さいませ」


「ありがとう!」


………性女、様……?


とんだアバズレだと思っていたのですが……


ワタシは隣にいる家令のディナーさんにこっそりと尋ねてみた。


「……あの……あの方が本当に性女…じゃない、聖女様なのですか?」


「?はいそうですよ。半年前にその高い神聖力を認められて聖女に認定されたミルファ様でございます」


「……子どもに見えるんですが……」


「ええ。まだ6歳であらせられますからね」


「ロクサイ」


「はい。お可哀想に僅か6歳で親元を離れ神殿で暮らされて……不安と寂しさで神聖力が乱れて大変だったそうです。でも旦那様をはじめとする聖騎士の皆様や神殿の皆様の努力の甲斐あって、近頃では少し落ち着かれてきたご様子だそうです」


「な、なるほど……」


ろ、6歳なら熱が出たら気弱になるだろうし、

怖い夢を見たら不安になるだろうし、

疲れたら抱っこして欲しいだろうし、

寂しい時には父親に甘えるように膝の上に座りたくなるわよねーー……


そういえばワタシ、半年前に聖女が選定された時分って忙しくて新聞をよく見てなかったのよねーー……


だから聖女様の年齢なんか知らなかった……


思い込みでてっきり妙齢の女性だと……


ギャ、ギャフーーン……



道理でオデット様も平然としておられる訳ですね……


旦那様の行動も子ども相手と知っていればヤキモチを焼く必要も不安になる必要もございませんものねーー……


ハァァッ……ワタシは気が抜けて肩をガックリと落としました。


そんなワタシにオデット様が気遣わしげに仰います。


「どうしたのロイナ、大丈夫?」


「はいオデット様。ワタシは今、衝撃の事実に心が千々に乱れておりますが至って元気でございます」


「そう?それならいいのだけれど……じゃあお茶の用意をお願いね」


「かしこまりました」


ワタシがそう返事すると、今度は旦那様がオデット様にお声掛けをなさいました。


「オデット、すまないな。ミルファ様はキミにプレゼントを渡したら直ぐに神殿に戻られるそうだ。俺達が今日、出掛けるのを知って、その為に早い時間に来られたそうだ。ミルファ様がお帰りになったら予定通りに二人で出掛けよう」


「嬉しいですわ。それにミルファ様のお心遣いも本当に有り難いです。お可愛らしくてお優しい、さすがは聖女様であらせられますわね。エル様、これからもミルファ様をお守りし支えて差し上げて下さいませ。わたしも精一杯お手伝いさせて頂きますから」


「勿論だ。俺は本当に良い妻を得た」


そう言って旦那様はオデット様のこめかみにキスを落とされました。


キャッ!ワタシは何も見ておりませんよ♡

ワタシの事は壁のシミとでも思って下さいませ。


なんやかんやと誤解がありましたが、

(え?ワタシが勝手に一人で騒いでいただけ?……ゴメンなさい)ご夫婦仲を聖女様に引き裂かれるという、定番の物語のようにならなくて良かったです。


旦那様がオデット様にメロメロだという事も目の当たりに出来ましたし♡


あ~ホントに良かった!!


ワタシの大切なオデット様が悲しむ姿なんて見たくはありませんからね。



これからもワタシはオデット様のお側で、

誠心誠意お仕えして参る所存にございます。


「ロイナ?早くお茶の用意をお願いね?」



「はーい!只今!」






         おしまい



いつもお読みいただき、また誤字脱字報告ありがとうございます!

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