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春馬くんは、犬を飼いたいと本気で思ってるらしい。
だけど、飼育となるといろんな問題もある。
犬種次第では、うちのマンションでは飼えないから、引っ越しとか。
そりゃあ、そろそろ子供達を考えても子供部屋がいるだろうし、郊外に一軒家を?
けど、セキュリティが?とかいろんな問題あるし、いま住み慣れたマンションを移るのも…。
住み慣れた場所で、たくさんの思い出がある。
けどルールはルールだし。
犬の図鑑をみながら、たまに萌ちゃんのデートにおは邪魔しながら、ペットショップをまわったり、保護犬しらべたり、真菜なりにたくさん勉強してる。
春馬くんは相変わらず、保護犬でも、ブリーダー犬でも、ペットショップでも、どこでもいい。
どこでどんなに資格を取得しようが、捨てられたり、災害にあったり、いろんな別れはくる。
保護犬活動していてもマイクロチップに意味がないと言う人すらいる。
マイクロチップは自然災害大国の日本ほどいるし、そういう人がまともに登録や狂犬病するのか?
日本ては可能性ないかもだけど、海外にこれだけたくさん簡単に行き来できる。
世界中で狂犬病がなくなったわけではないし、まともに獣医いく率はペットショップ購入した子たちのような気も?
って首を傾げてる。そもそも捨てられる率が高いからそんな法律できた国もあるだろうし。
結局は買う人しだいで、
って、めずらしく真面目な顔でよく話していたかと思うと顔をしかめた。
「どうしたの?」
「いや、犬や猫は、まだ保護活動あるけど、コロナ禍で絶対的に、小動物や魚類にがしたり、死なせたり、捨ててるよな?猫や犬はまだ日本に適応したかもだけど…」
いちぶはとても生きられない。
そうぼやきながら。
「俺、ずーっとこっちいようかなあ」
「春馬くん?」
私の声が少し拗ねたら慌ててブンブン首を振る。そして私の大好きな少し茶色がかった瞳が優しく笑う、
「帰るよ?明日菜」
絶対、帰るから?
「うん、待ってる」
だけど、
ーね?
必ず犬を飼うなら、相談してよ?
いきなり家にいそうな気もする、んだ。