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SS 雷


ある日,仕事の打ち合わせから帰宅して、東京の寮の部屋をあけたら、金色の頭がまあるくなって、窓辺にいた。


たったひとり、まあるくなって、日向ぼっこしてる。


ーほんとうに、野良猫みたいで、あどけなさは子猫だ。


私はチラッと時計をみる。もう旦那さまになった人とお揃いの、空色の腕時計。


時刻はもう昼過ぎ。


ー食べてくれるかなあ?


私は、考えながら、冷蔵庫をあけた。


冷凍庫の食パン。冷凍庫していた福岡名物の明太子


昨日、コンビニで買ってたマヨネーズのごぼうサラダ、ハム,チーズ。卵。


ーキムチはないけど、できるかな?


たまに私の大切な人が私のためにつくる、朝ごはん兼昼ごはんで、


ー夕飯まで胃がもたれる。


彼にしてはお手軽で、なぞに味をまとめてきた。


というか、危なさそうなのはやめてもらってる。


べつに解凍には、こだわらなくて、トーストに明太子をぬりまぶす(ちょっともったいない)


その上にちぎったハムをのっけていく。


マヨネーズあえの牛蒡サラダと、白だし、卵酒、砂糖で味付けした炒り卵ものっける。


さいごにとろけるチーズをのっけてやく。


作るのは炒り卵だけだから、お手軽で人参とごぼうは、ビタミンと繊維がある。


春馬くんはキムチをのせたかったらしい。


あうような?あわないような?


出来上がりの、チンって音に,野良猫みたいな後輩が目覚めた。


「おはよう。ちょうど、昼ごはんできたよ?食べよ?」


「先輩!私たちも!」


…いたんだ?


ペットから2人が飛び出してきた。


トーストを半分ずつ切る。


ついでにインスタントのコンソメスープをつけた。


お茶は後輩たちが買ってに飲んでる。それぞれが選んだご当地マグカップで。


野良猫みたいな後輩は、やっぱり?猫マークのご当地マグカップをえらんでいた。合格祈願のやつ。


「わあ。美味しいそう!先輩が考えたんですか?」


「彼だよ?」


「「「げっ⁈」」」


「大丈夫だよ?食べたから」


ほんとうは、なぞに弾けるバチバチキャンディやワサビを入れようとしたから,やめさせた。


だって、クリスマスカラーは、いらない、


ー夏場には雷がなる!


パチパチキャンディがいる!


喚いてだけど、萌ちゃんと無視していたら、大人しく空ちゃんとバチバチしていた。


しばらくは,要注意だなあ。


ちなみに、春馬くんは味覚はまとも。組み合わせはあってる場合が多い。


ーなんて、そこで,完成にならないの⁉︎


な、だけ。


毎回、なぞ。春馬くんにいわせたら、これは未完成らしいけど。


「うわっ!美味しい!」


「先輩、なんかまとまらないようでまとまった!」


「牛蒡のシャキシャキ感と、卵のふわトロ甘さまと,明太子とチーズ、美味しい」


ね?


春馬くん。


ーハムの感想はなかったよ?


私は笑った。


ね?


春馬くん。


サラダばかり食べるから、いれてくれたんだね?


空ちゃんから、ハムはハムだけで食べたいって、


いわれて、


ーパチパチキャンディをハムでまいていた。から、


ー空にへんな味覚を覚えさせないで!


って、萌えちゃんから怒られて、


美味しいなら、なんでもいいじゃないか!食べるのが先だ!


春馬兄ちゃんの、美味しい!が違う。


ね?


春馬くん。


食事に興味がない私に、少しでも、


ー刺激、をしたかったんだよね?


ね?


春馬くん。


ー私はやっぱり、食べないよ?


パチパチキャンディは、パチパチキャンディだ、し?


なんで、感電してるの⁈


ね?


春馬くん。


相変わらず、


ね?


「あー、また先輩笑ってる」


私は笑ったんだよ?


星空はあまり見えない東京だけど、


ー雷はあるんだ。


浅草の雷おこし。


美味しい雷があるんだね?


しかし、すごいお菓子だよ?





たんに雷からのSSです。


以下、


Wiki抜粋


雷おこしの名は「雷門」を由来としており[4]、「家を起こす」「名を起こす」をかけた縁起物として、および「雷よけのおまじない」などの謳い文句で売られた[2][4]。また、乾燥させた米を「おこし米」と呼んだことから由来しているとも言われている[3]。江戸時代後期の1795年(寛政7年)、焼失した雷門の再建を機に露天商が縁起物として売り始めたのが発祥[2]という説もあったが、『浅草寺』(1942年)に「古くは木下おこしなるもの々ありて流行せり」、『仮名世説』(1825年)にも『国町の沙汰』(1674年)・『久夢日記』(1806年)からの引用として「浅草木下おこし米、木下おこし米は、勢州山田の者、来りてこしらへるなり、即、木下のものなる故名付」とあり、その発祥は17世紀後半の延宝年間(1673年~1681年)にまで遡る[5]。東京名物の土産物として知られる[2][3][4]。「サクサク」とした食感が特徴[2][3]。






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