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⓺ おひるね


春馬くんの上下左右、毎日とてもにぎやかなファミリーマンション。


リビングルームはとても日当たりがよくて、福岡支社との打ち合わせから帰ると、春馬くんが猫みたいに膝を抱えて、パーカーのフードを被って、ちいさくまるまって。


ー寝てた。


わたしはつい、クスッとわらう。


すっかりおとなの顔の春馬くんだけど、以前、義母に見せてもらった、小さな春馬くんの写真が重なった。


私は手洗い、うがい、消毒。


もはや、コロナ禍での三種の人技をして、春馬くにちかよると、同じように横になる。


まあるく膝を抱えてる春馬くんの背中に抱きつくと、ひざしでポカポカしていた。


ーあたたかい。


私はクスクスわらいながら、


一緒にお昼寝をしたんだ。


ね?


春馬くん。


あの日、真冬の屋上で一度凍りついてしまった私の心はさ、


ーいまは、こんなにおだやかで、あたたくてさ。


泣きたいくらい、幸せなんだ。


ね?


春馬くん。


あなたに、あえて、


ーよかった。



読んで頂きありがとうございます。


少しでも面白かったら、どんな少数でもありがたいです。


☆☆☆☆☆やブックマークよろしくお願いします。


ふたりのハッピーエンドを見守って下さったら、嬉しいでしす。

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