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小話  明日菜の夢のなか。


「おっ、これ、うまい!」


春馬くんが串団子を一個とる。


春のひざしが、ポカポカな、和風のお家で、違和感があるくらい洋室な、真央のお部屋。


私と春馬くん、真央が小さなテーブルをかこんでる、


いまより幼いなあ。


真央が胸を張った。


「うちの新商品だよ?美味しくて当然」


「あれ?でも。このいろー」


明るい光緑みたいな?どっかでみた?


真央が舌をだした。


「ぱくりだよ?」


「へっ?誰の?」


「まあ、今日は、たくさん食べていいよ?あとで感想きかせてね?」


春馬くんは、和菓子がすき。


しあわせそうにぱくついてる、けど。


「…お腹壊さない?」


私はつい、真央に小声で囁いて、


「もう、うちの職人さんたち、全滅したから大丈夫だよ?」


って、呆れられた。


ー真央は、だれに、あきれたのかなあ。


15歳の春の思い出。

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― 新着の感想 ―
[一言] 転学部の可能な大学は増えていると思います。例の大学でも私がいる間に可能になりました。理学部から工学部、またはその逆とかは比較的簡単かもしれませんが、誰もがどこへでも転学部できるわけではなかっ…
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