凹凸がちょうどいい。～身長差、五〇センチメートルの恋～

　令和に、身長が一九二センチメートルある男子高校生の疋田祐介と身長が一四二センチメートルの女子高生の大原柚希がいた。

　両極端の二人の出会いは突然だった。

　身長にコンプレックスがあり普通に生活していきたい祐介と、体とは正反対な大きな夢を持ち、普通に生活したくない柚希は互いが互いを必要としている存在にも拘わらず、相手の持っている才能に嫉妬していた。

　周りから見たら二人の珍しい掛け合いに驚きを隠せない。

　反りが合わない祐介と柚希は互いに違うところを見つけ合いながら高校生活を送っていくラブロマンス。

　第一部完結。
　構成は第四部まであり、書きたかったですが、どうも人気が出なかったようなので泣く泣く打ち切りとなります。
　評価が一〇○○ptを超えるようなら、続きを書く所存です。なので六○話で一応完結と言うことになります。読んでくださった方々、ありがとうございました。