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【100万PV突破!!】重力魔術士の異世界事変  作者: かじ
第1章 目覚め
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第4話 魔法

こんにちは。宜しくお願いします。

 

 次の日、午前中はずっと部屋でベッドに座り、昨日のことを考えていた。


 勝てはしたが、死ぬとこだった。ゴブリンくらいどうとでもなる、そう思っていた。完全にステータスとスキルに頼り過ぎていた。それに、どこか頭の片隅で自分は死にはしないだろうと思っていた。


「…………甘えていた」


 そして、今になって思えば、あのゴブリンどもは妙に統率がとれていた。奴らはゴブリンの中でも強い部類だったのだろうか? 鑑定する余裕がなかったのが残念だ。


 反省会も終わり、昼前に部屋から出ようとドアを開けると


「ん?」


 部屋の前に『くよくよすんな』そんなメモ書きと、魔物の肉を衣で揚げたトンカツのような昼飯が置かれていた。


「ったく、あいつはオカンか」


 でも自然と口元がほころんでしまう。夢中で昼食を食べ、デリックにお礼を言おうとするが、出掛けているようだった。


 仕方なく店を出ると、町をぶらぶらと宛もなく歩いた。清々しい気分で、よく晴れた青空を眺めては今更になって思った。


 この町はなんというか不思議だ。


 町は魔物に囲まれており、奴らは常に町人を喰おうと目を光らせてはヨダレを垂らしている。ハンパないプレッシャーとストレスのはずだ。

 だがこの町に柵はなく、ここの住人たちからは、魔物から町を守ろうという気概が感じられない。あるとすればデリックくらいだ。湖の力があったとして、魔物に備えた兵士はいてもおかしくはない。普通はその方が安心できる。


 もうひとつ不思議に思うのは、町の外から来る行商人を見ないことだ。エルの両親は町から出る時に亡くなったらしいが、それ以外に出入りする人は聞かない。冒険者はこないだデリックの店で見た5人だけ。これだけ景色が良く、肥えた土地だ。人を呼べば観光地としてもやっていけるだろうし、もっと町の農水産業が発展してもいい気がする。


 これらの違和感は何なのか…………。


 それは分からない。ただ、俺がこの町で暮らせば暮らすほど、魔物という脅威から目を背けて生きている。そう感じる。


 そこまで考え、目的もなく歩き続けた結果、気が付くとまた図書館へ来ていた。そう言えば昨日エルに行くと言って結局行けなかった。


 図書館の扉を開ける。エルは1人で私書の机に座って口を開けたまま、ぽけーっとしていた。いつもの白のワンピースを着ている。


「おーい、エル」


 エルの目の前で手を振ってやる。


「あっ、サラリーマンだぁ!」


 俺に気付き、ぱぁっと顔を綻ばせる。その嬉しそうな顔を見て、かまってやりたくなる。


 あと、もうサラリーマンじゃない。


「昨日は行けなくてすまん。今日こそ暇だから来てやったぞ」



「もしかして…………脱サラしたの?」



 真剣な顔で言葉を貯めて言うエル。


「だ、脱サラ…………」


 ……………………余計な言葉を教えすぎた。


「今日は休みなんだよ」


「あー! もしかしてクビになったんだ!?」


 エルが俺を指差してケタケタと笑う。


「ちがぁう!」


 そう言って、エルを追いかける。


「キャー! あははは!」


 本棚の周りをぐるぐるまわってエルを追いかける。だが、案外すばしっこい。


「こっちだよー?」


 どこかからか、声だけ聞こえる。


 姿を見失ってしまったので、上を向いて部屋全体に呼び掛けた。


「なぁ、エルはここでいつも何してるんだ?」


「何って、1日中ここで本を読んでるよー?」


 声が聞こえた。後ろか? さすがにこの図書館を知り尽くしている。


「1日中か…………」


 さっきぼーっとしていたのは、もう全ての本を読んでしまったのだろうか。


「私はここが好きなの。お父さんとお母さんのおうちだから!」


 少し寂しそうな声が響いてきた。


 それからエルには俺の知っている童話を話したり、時にはこの世界の童話を教えてもらったりした。やはり剣と魔法のファンタジー世界らしく、ドラゴンや勇者の話が多い。


 中でも気になったのが、


「なぁ、エル。この『(ことわり)』を持つ者ってのはなんなんだ?」


「エルもよく知らないんだけど、その分野で1番すごい人はその理を得られるらしいよ?」


「ん? どゆこと?」


「わかんないの? お兄ちゃんは馬鹿だなぁ」

 

 嬉しそうに生意気な顔をするエル。


 カチンとくるが怒らない。俺は大人。


「んぐっ…………ば、馬鹿なお兄ちゃんにもわかるように説明してくれよ。エル先生」


「へへん、わかりました!」


 エルがない胸を張る。


「例えば、この世界で一番力の強い人には『力の(ことわり)』が、一番速い人には『速さの(ことわり)』が与えられるの」


 なるほど。


「へぇ。じゃあ、その理ってのを持っている瞬間はこの世界で他に並ぶ者はいないってことか?」


「そうそうそういうこと。よくできました」


 へぇ、面白そうだな。まぁそこまでに到達するにはとんでもない才能が必要なんだろうがな。


 エルが立ち上がると、一生懸命背伸びして俺の頭を撫でようとしてくる。


「へいへい」


 しゃがんで黙って撫でられてやった。


「ちなみに私も初めて聞いたとき意味わかんなかったんだけどね」


「ほう…………? なのに俺にはバカバカ言ったのか?」


「ごめっ! うきゃ~!!」


 逃げようとしたエルを大人げなく捕まえて、ほっぺを挟んでぎゅーっとする。アヒルみたいな唇をさせながら


「ごめんなさーい」


 なんだかんだエルも嬉しそうだった。


 そこからしばらく遊び、帰る時間になると


「またね! お兄ちゃん!」


 知らない間にエルのお兄ちゃんになったようだ。


「次はこの町を案内してくれよ。エル!」


 今日はこの辺でお別れだ。


「いいよ! すぐ来てね! 今でもいいよ!」


「今はなし!」


 俺がそう言うと、エルはニシシと笑った。



◆◆



 翌日の早朝。


「おうユウ、仕事だがな。しばらくは大丈夫そうだ。どうも魔物が増えてきたらしくてな。魔石も肉も十分に届いてるんだ」


 2階から魔物を狩りに出掛けるために降りてきた俺にデリックがそう言った。


「ん、そうなのか。もしかして昨日デリックが居なかったのは、魔物を倒しに行ってのか? やっぱり強いんだな」


「バレてたのか」


 苦笑いをするデリック。


「まぁ、見た目がすでに強そうだしな」


「まぁな。俺は戦えるコックなんだ」


 そう言って腰に手を当てては胸を張る。


「はぁ」


「今のは『わぁ、すごーい!』とか、誉めるところだろ?」


 デリックの裏声は、かなり気持ち悪かった。


「すごいすごーい」


 俺は無意識にジト目になってたと思う。


「おい。覚えてろよ」


 デリックの顔で睨まれるとマジで怖い。あ、そう言えばこの前のお礼を言ってないな。


「なぁデリック。こないだのことだが……ありがとな」


「ん? …………ああ、気にすんなよ」


 デリックはぶっきらぼうに言うと大きな体を揺らしながら調理場へのしのし戻っていった。


「おう。ほんとに」


 何も聞いてくれないところがデリックの優しさだ。ほんとのほんとに良いやつだ。


 それから魔法の鍛練をしようかと思ったが、昨日の寂しそうなエルの声を思い出して、また図書館へ行ってしまった。



◆◆



「お兄ちゃんっ!」


 エルがぱぁっと笑顔を弾けさせる。


「いやぁ、予定がなくなっちゃってな。今日は1日遊ぼうか」


「やったあ! 昨日言ってたし、今日は町を案内してあげる!」


 そうして、エルが俺の手をぐいぐい引っ張って町を案内してくれる。畑で農作業をしてるおっちゃんや、せっせと配達をしているお兄さん、湖でとれた魚を広場で売るおばちゃん等、皆が皆エルのことを知ってるようで、エルが1人1人紹介するたびに手を振って答えてくれていた。


 ついでに町長に俺を紹介してくれた。町長がいるのは広場の一番大きな建物だった。いわゆる町役場だ。というかデリックの店の隣だった。


 町長はビクトルさんと言うらしい。見た目も性格も職人気質な人で、おじいさんに片足を突っ込んでいるくらいの年齢だ。


「初めまして、しばらく前からデリックの家に居候してます。ユウと申します」


「ああ、そんなかしこまらんでええ。エルと遊んでくれてるくらいじゃから悪いやつじゃないことは分かっておる。じゃがな、この町の掟として歓迎することはできん!」


 ビクトルは白髪混じりの眉をしかめながら言った。


 掟?


「ビクトルは頭固いの」


 エルがスッと言った。


 ガタン!


 ビクトルが机に置いていた手をズルッと滑らしては転びかけた。


「は、はは。そうじゃのう。じゃが、それくらい固くないとこの町は続かん。なんにしても、わしは歓迎はせんが出ていけとも言わん。自由にせい」


「は、はぁ。ありがとうございます」


 なんとも、喜んでいいのかわからない回答だった。まぁここにいてもいいということだろう。ビクトルは確かにエルのいう通り、規則や伝統を大切にする人間のようだ。そしてよそ者ということで俺は歓迎されていないらしい。


 それからはデリックにもらったバイト代でエルにお菓子を買ってあげたり、湖に連れていってあげたりした。この小さな町にもいろんなお店があった。

 特に近々この湖の神様を奉るお祭りがあるそうだ。泣き面が変化したようなお面がよく売られていた。そして陽も傾きだしたので、エルを家の図書館に送ってあげた。


 遊びすぎだろうか? まぁいい、明日また頑張ろう。


 その日の夜。こないだ死にかけた時、ステータスをチェックし忘れていたのを思い出し、確認する。


=======================

名前ユウ16歳

種族:人間

Lv :15→17

HP :120→145

MP :238→258

力 :95→108

防御:76→90

敏捷:187→201

魔力:279→305

運 :50


【スキル】

・鑑定Lv.5→6

・剣術Lv.3→4

・探知Lv.2→3

・魔力感知Lv.2

・魔力操作Lv.2

・並列思考Lv.1 NEW!!


【耐性】

・混乱耐性Lv.1→2

・斬撃耐性Lv.1 NEW!!

・打撃耐性Lv.2 NEW!!

・苦痛耐性Lv.2 NEW!!


【ユニークスキル】

・お詫びの品

=======================


 ゴブリンを倒しレベルが上がったことよりも短期間で濃密な経験をしたからか、ステータスがかなり伸びていた。

 さらにあの時のようにパニックにならないことを望んだのか、スキル『並列思考』を取得していた。レベル1でも、2つのことを同時に考えられるようだ。実際にやってみると、自分が2人いるような奇妙な感覚だ。でもこれでいざという時にもしっかりと考えられる。

 また探知スキルのレベルが上がり、有効範囲が30メートルにまで増えていた。


 うん、順調に強くなっているな。


 こないだの原因は

 ・探知スキルを信用し過ぎたこと。

 ・パニックになったこと。

 ・痛みに慣れていなかったこと。

 ・防御技術不足。

 ・多対一の戦闘に不慣れだったこと。

 ・攻撃手段が剣のみだったこと。

 ・魔物に対する情報不足。


 ならば今後必要になると思うのは、魔法だ。魔法が使えれば、遠距離攻撃手段にも防御手段にもなる。


 ということでまた魔力操作の練習を始めよう。馴染みあるベッドに腰掛け、体の魔力を感じつつ動かしていると、前よりも自在に動かせるようになってきた。




 ーーーーそれから、ぐるぐるぐるぐる、魔力循環を4時間。




 当初に比べれば、3倍は速く動かせるようになっていた。並列思考をフルに使っていたためか、魔力操作は一気にレベル3になった。ユニークスキルのおかげか、俺が天才なのか、スキルレベルの上昇が早い。


「ふぅ…………」


 気分転換に両開き木製の窓を開け、外の空気を肺に取り込む。

 外を見ると、月が空の真上くらいに来ていた。本当にのし掛かられそうな重圧感を持った銀色の巨月。

 町には街灯があるものの、日が沈んで3時間もすれば自然と消えるようになっている。窓から見下ろした静かな町の広場を月光が青白く染めていた。


 これからも魔法の鍛練は毎日欠かさずに行なっていこう。継続は力なりだ。



◆◆



 そうして次の日の早朝、まだ大きな月がクレーターの淵に沈みかけているくらいの時間帯に目が覚めた。この世界に来てしばらく経つが1日は体感で地球と同じく24時間くらいだ。睡眠時間は短かったが、魔法を使いたいというワクワクが、俺を先走らせた。


「さて…………」


 今度は魔力を体の外に出せないか試したい。

 

 ベッドに腰掛けながら人差し指を立て、指先から魔力を出すようにイメージすると、少しだが魔力が指先からポコッと溢れた。


「おお!」


 じーっと見てみると魔力は透明な色をしているが、場所によっては濃淡があり、その濃淡が僅かに動いていた。魔力の向こう側が揺らめいて見える。


「魔法と言えば、火だよな」


 ろうそくの火をイメージし、指先から溢れ出させた豆粒ほどの大きさの魔力を真剣に見つめる。



 ろうそくの炎。


 ゆらゆらと揺らめくオレンジ色の炎。


 暖かみのある、まぁるい炎。


 

 すると。





 ーーーーーーーボッ。





「おわ!」


 呆気なく、そして唐突に魔法は発動した。


 自分の人差し指がろうそく部分になったように、先端に炎が揺らめいている。



「ま…………ま、ままままままままままままま魔法だ!」



 興奮しすぎて連呼した。


 試しに、部屋の床から剥がれた小さな木片を摘まんで、そぉーっと炎の上にかざしてみると、ブスブスと黒い煙を上げた。


「ホントに、できるなんて…………」


 自分が魔法を使えるようになるなんて思ってもみなかった。マジなファンタジー世界なんだなぁ。


 思わず天井を仰いだ。


 そのまま眺めているとMPが1ほど減った。

 どうやら、火にして魔力を使うとMPが減るが、外に出した魔力を体から切り離さずに、体に戻せばMPは減らないようだ。魔力は魔法を使うための燃料だった。それならば使わなければ減らない。納得だ。


 それから魔力をもっと出せるように魔力を動かし鍛練する。


 さらに2時間くらい行っただろうか、全身どこからでも魔力を取り出し、操ることができるようになっていた。


「おおー」


 ぐいんぐいんと自分の魔力を操っては、遊んでいると


「ん…………?」


 俺の魔力に触れたコップがカタンと倒れた。


 魔力でモノが動くのか? まさか…………!


「も、物は試しだ…………」


 手の先から透明のスライムのような魔力をニョニョニョニョと伸ばし、メロン大の魔力の塊でコップを包んだ。


「よし、このまま…………!」


 ゆっくりとコップごと魔力を持ち上げると、


 スコンッ。


 コップは数センチ持ち上がるも、包んでいた魔力から落下した。


「おしい!」


 いや、これはいける。何がダメだった? 魔力が弱かったのか? それなら…………!


 今度は、先程の倍の密度の魔力でコップを取り囲んだ。


「これならどうだ……!」


 そっ…………と魔力を上げていくと、ついにコップが宙に浮き上がった!


「お、おおおお!!」


 それからは楽しくなり、夢中で魔力を操作した。並列思考も入れ操作しているとさらに魔力操作が上達し、今や部屋のなかでは家具がひとりでに飛び回っている。

 

 そろそろ外が白んできた。町の広場には、青白い月光とは別に太陽の力強い光が差し込もうとしている。


 今度は火以外の他の属性魔力を使ってみよう。


 指先に魔力を集め、今度は光るようにイメージしてみる。すると強烈な光が溢れだした。


「目が…………!」


 まだ部屋の中は薄暗い。暗闇の中ずっと練習していたので、強い光に目を押さえる。


 もう一度光をつけてみると、さっきよりも楽に、しかもさらに強烈な光が出た。もしかするとスキルを取得できたのかもしれない。


 それからいろいろ試してみたが、水や風、雷に氷と俺は大体の魔法は使えるようだ。

 また、回復魔法も使いたかったので、痛みに慣れる練習だと思い。指を剣で突き刺してみた。


「いてっ!」


 指には5ミリくらいの傷ができ、じわじわと血がにじんできている。まず傷口を魔力で覆う。そして細胞や血管の修復をイメージすると、ゆっくりだが傷は治り始めた。これで回復魔法が習得できたようだ。

 やはり魔力があってもスキルレベルが低いと大きな魔法は使えないし、イメージと魔力で補おうとすると普段の10~100倍ほどのMPを消費するようだ。


 また並列思考は集中度合いにもよるが、慣れてきた今は最大5個ほど同時並行が可能になった。


 そんなこんなでステータスはこうなった。


=======================

名前ユウ16歳

種族:人間

Lv :17

HP :145

MP :258→305

力 :108

防御:90

敏捷:201

魔力:305→380

運 :50


【スキル】

・鑑定Lv.6

・剣術Lv.4

・探知Lv.3→4

・魔力感知Lv.2→4

・魔力操作Lv.2→4

・並列思考Lv.1→3


【魔法】New!

・火魔法Lv.1

・水魔法Lv.1

・風魔法Lv.1

・土魔法Lv.1

・雷魔法Lv.1

・氷魔法Lv.1

・重力魔法Lv.1

・光魔法Lv.1

・回復魔法Lv.1


【耐性】

・混乱耐性Lv.2

・斬撃耐性Lv.1

・打撃耐性Lv.2


【ユニークスキル】

・お詫びの品

=======================


 次々と新しい魔法を覚えられていた。探知のレベルも上がり、今では半径40メートルほどの範囲が可能になった。


 後で町の外に出て、攻撃魔法の練習をしてみよう。でもその前にきちんとした魔法について学びたい。そして、魔物についても知る必要がありそうだ。



 それらを調べられるとすれば…………いつもの場所だな。


読んでいただきありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] とても面白いです。 [気になる点] >>当初に比べればかなり速く動かせるようになっていた。並列思考をフルに使っていたためか魔力操作は一気にレベル5になった。 と明記されているのに、その後…
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