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人が生まれる時

作者: 着津

「鳥はやがて」の続編のようなそうでないようなものです。



私は抜けるように青い天を見上げる。微かに見えるのは、青い水に揺蕩たゆたうように浮かぶ、大きな大きな建物のような何か。


時折、天使の姿が見えるというその不思議なカゲロウは、私にとってあこがれそのものだった。


私たちには伝説がある。私たちの命は天から生み落とされるという。それは、天使の生まれ変わりで、その証拠に、ここで生まれたものには背中に翼のような模様が生まれつきあるのだ、と。


そして先日、生まれた我が子に翼の模様を見てなんとなく「むく」という名を付けた。椋鳥むくどりから一字もらったのだ。


どうか我が子が天に帰るまで、幸せ生きていけますように。

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