ファラミリア視点
ファラミリア視点全く分かりません。話めっちゃ飛ばしてます。セリフがほとんど違いますが、気にしないで下さい。
最初見たときはびっくりしたわ。だって私の屋敷の周りの道端に大の字で、寝そべっていたのですから。
.....とりあえず、彼女を助けなければ。私の頭にはその事しか頭になかったの。まあ、それが私とサラとの出会いだったのね。今では笑っちゃうくらい滑稽な話ですわよね。
「あら?いつの間に目を覚ましたのかしら?」
「ふぇ?」
な、何故私を見てびっくりしているのかしら?びっくりしたいのは私なのだけれど。
「..................」
キョロキョロして何があるのかしら?私の家には何もありませんわよ。
まあ、自己紹介でもして差し上げないとさすがに可哀想ですわよね?
「ねえ、貴方は公爵令嬢?」
良い質問ですわ。
「えぇ。あの有名な公爵、エスラルド・ドリウスの一人娘ですわ!」
.....何かこの子、私と同い年なのだけれど、大人びていますわ。それに、気味が悪い。服はボロボロだし、汚れているし顔は地味だし。見たこともないから平民かしら?
「何でいんの?」
「何か言ったかしら?」
「いえ.....何でもありません」
.....今、何でいんの?と言っているように聞こえたのだけれど。
「そういえば、貴方なんという名前ですの?」
「え?名前?名前は.......」
知らないのかしら?
「.................っ!!」
何か、パッとひらめいた顔をしましたわ。一体何ですの?
「あの、鏡ってあったりしますか?」
「え、えぇ。ありますわよ。そんなもの一体何に使うのですの?」
「まあまあ良いですから」
「わ、分かりましたわ」
気味が悪いですわっ!鏡って事は自分の姿を確認するのかしら。
それから、数分で私の自慢のお父様が来ましたわ。
あぁ、この可憐で美しい私を心配して来てくれたのですわっ!嬉しい......。何故、鬱陶しそうな目で見るのかしら?
「君は、記憶というものがあるかね?」
「.............」
.....彼女は記憶喪失でしたのね。ですから私が質問しても何も答えられないのですわ。......捨て子かしら?
「とりあえず、私が最善を尽くして君の身元を.....」
あ、いいことを思い付きましたわ。捨て子なら尚更ですわよね?
「この娘を、私達の養子として迎え入れ私の従者にするのはどう?」
凄い、良いアイデアですわっ!毎日遊び相手が居なくて退屈だったもの。それに、この子と私は運命的な出会いをしたわっ!この子はきっと私の従者になるため生まれて来たに違いありませんもの。
「.............」
びっくりしないでくれるかしら?貴方にとって良い案でしょ?
おねだりすればお父様もお許し下さるし、私ってば罪な女ね。でも、喜びなさい。だって貴方は可憐で美しい私の従者となれるんですのよ?
これから、楽しくなりそうね。サラ。
.........こんな事を思った私が馬鹿でしたわ。従者の癖に寝坊だなんて、恥よっ!恥っ!
それでも、放っておけないのは何故かしら?
......謎だわ。
意味分からなくなりました。それと短くてスミマセン。