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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第98話 治療

 私達はユート先生と久々に会う事となった。

「ユート先生お久しぶりです」

「ツバキさんとサザンカさん!いや……今となってはツバキ伯爵とお呼びすべきかな……」


「ツバキで良いですよ。私は先生の教え子ですし」

「ではツバキさんと……でも今日はどうしてこちらに?」


「先生が倒れたとお聞きして」

「それは御迷惑をおかけしました。今は薬を頂き少し良くなって来ました」


「そうですか。先生には長生きして私達が見て来た世界を伝えるつもりなのですから……」

「それは頑張らないといけませんね」


「少し……少し体を診ても良いですか」

「病気の事も分かるのですか?ツバキ様の為になるなら実験でも何でも構いませんよ」


「魔法で診てみます……」

「魔法で……そんな事も出来るのですか……また新しい事を知れました天国の知人への良い土産になりそうです」


「まだまだ生きて貰いますよ……内臓が全体的に弱ってますね。少しだけ魔法で元気にします」

「なんだか体が温かい……これが魔法を使った治療……興味深いですね」


「外傷は治せるので、内臓にも効くはず……」

「元々長くは無いはずなのですが……体が少し軽い感じがします。今なら起き上がれるかもしれません」


「無理はしないで下さいね」


それから数日間治療のために平屋に通った。

「顔色も良くなってきましたね」

「もう元気です……これだけ身体が軽いのは何年ぶりか。もう起きて動いても?」


「ゆっくりと運動していきましょうか」

少しずつ動けるようになってきたので軽く運動をして、そのあとは私がみてきた国の事を話した。

「そうですか西山口国と散田国に……私は若い頃通過はしましたが詳しくは見てなかったので……もう一度行くことが出来たら良いのに」

「散田国内には私の領土も有りますからいつでも行けますよ」


「何故散田国に領土が?戦争とかしてないですよね」

「使ってない部分を救援に行った礼でいただきました」


「そんなことも有るのですね……。現状北帝国伯爵で、西山口国の騎士爵、散田国の男爵ですか……」

「はい。なぜか隣国でも貴族に……正直貴族になんか成りたくなかったのですが」


「そう言えば……最近色々有ったみたいですね。その若さで伯爵にまで……凄い事です」

「正直運が良かったのか、戦争も回避できましたし……元家族も今は私の領地で普通に生活してますし」


「元家族……そうかペスティサイド伯爵の?」

「そうですね。前に縁は切ってますが……。私が貴族嫌いになったのは元家族の影響ですからね……でも実際私は貴族に成った。だから、あの人達を反面教師にしようと思ってます」


「そうですね。いい部分だけでなく悪い部分も知ることは大事なのかもしれません」

「正直二度と体験したくは有りませんが」


 もうユート先生も結構元気になって来たので、私は領地の仕事に戻ることにした。

「先生、今度またゆっくり話したいと思うので、元気でいてくださいね。それと、もし体調が悪くなったらすぐに知らせてください」

「病院の先生に驚かれたよ。あれだけ弱っていたのに何をしたのかと。説明はしてないが多分貴族の高価な薬を使ったと勘違いをされていると思う」


「そうですか。魔法で治療とか多分例が無いと思うので今言っても信じては貰えないでしょう」

「そうですね。本当にお世話になりました。こんなに元気なのは久々です」


「一応魔法で治療しただけなので無理はしないで下さいね」

「分かりました。ツバキさんもお仕事頑張ってくださいね」


私とサザンカは転移で新しく貰えた散田国側の土地へと来た。

「お姉様、ここはどうするの?」

「見える範囲の木を切って視界をよくしてからここに建物をつくりましょうか」


「私の魔法で建てても良い?」

「そうね。ポイントを使おうかと思ったけど、それも良いわね。まだ誰も居ないし」


私が木を伐りそれを収納して、その土地にサザンカが家をつくっていった。

「サザンカまだ魔力は大丈夫?」

「1日10軒位なら大丈夫!」


「魔力増えたね……というか慣れた?」

「両方かな?」


「そう……魔力は増やすと長生きできるみたいだから……長生きしたいなら練習した方が良いわ」

「長生き……お姉様と少しでも長く生きる!」


「ありがとう。でも無理はしないでね」

数日頑張ったらいつの間にか小さい村程度のものは出来た。

「お姉様……これ建物だけだと何か雰囲気が……」

「何か怖いわね。誰か住民探しましょうか?」


「でもここに住んでも仕事とかないよ」

「そうね……この辺りで……そうだ何か特産物考えよう!」


「そんな簡単に……イチゴとか?」

「イチゴはにろが有るし……そうだ米とか?」


「米……それも北帝国が結構得意としてない?」

「そうね……家畜?豚とか牛とか……」


「それは良いけど、この辺り魔獣が多いなら家畜は危険じゃない?」

「そうか……魔獣多くは無いけど獣は居るからね」


「まあ適当に田畑つくって最低限自給できるようにしたら?」

「そうね……今少し考えただけではいい案出ないからね」


私達はそう言いながら建物をつくっていった

今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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