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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第94話 魔法の魅力

 性格が最悪だったバーストも魔法が習いたいので勉強を頑張っているらしい。

「そう。魔法がそんなに好き?」

「……魔法が使えたらそれだけでお金も稼げるし……人を助ける事も出来ると思うの」


「人を助ける?」

「私にはまだ無理だけど、人に迷惑かけた分返して行けたら良いなって思う」


「良い考え方だと思う。あとは実践するだけね……でもそれが一番難しいけど」

「難しくても努力はしてみる」


「頑張ってね……あとここの仕事は何が残ってるの?」

内容を聞いたら魔法で出来そうなことが多かったので魔法で手伝った。


「ツバキ様……私の仕事を奪いに来たの?」

「そうよ。だから空いた時間で学校で少し勉強してみたら?」


「いいの?授業料は?」

「基本的には無料にしてる」


「本当に?勉強していいの?」

「昔の貴女と正反対ね……」


「昔の私は勉強が面倒だった。でも今は知識が無い方が嫌だと思う」

「勉強に関しては任せるわ。最低限稼いでくれたら文句は言わない。あとは自分の好きな様に」


「ありがとう」

「頑張って」


私は転移で拠点に戻ってから王城に連絡を入れ向かった

王城に着くと王が待っていたので基本的な挨拶をしてから会話を始めた。

「今日は冒険者では無いのだな」

「そうですね。今日は元家族の事で聞きたかったので」


「処刑でも構わないから謝らせると言われて国境を通したが……マイン達は到着できたか?」

「はい」


「処分は任せる。処刑でも強制労働でも……無罪でもな」

「そうですね。うちの領内で様子見していますが、今の所良い感じです」


「貴殿が西山口国に居る時に突然来たからな……どうするか悩んだが、あのまま国に居た方が危険そうだったから受け入れた。正直貴殿を怒らせてしまう可能性も有ったが」

「今中央王国はどうなっているのですか?」


「ペスティサイド伯爵の件で食料、武器などが高騰して通貨の価値が下がってる。伯爵は強制労働中だがマイン達は解放された……一般市民たちの怒りは何処に向くか……」

「犯人の家族として狙われる」


「そう思った……助けるべきかも悩んだが、その判断はツバキ殿に任せようと」

「そうですか。お気遣いありがとうございます」


「今二人は元気に働いているのか?

「はい」


「そうか、それならこれで良かったのかな?」

「そうですね……中央王国から何か聞かれたら強制労働中だと答えてください」


「わかった……少し聞きたいのだが、貴殿とレオニダス殿との関係は進展したか?」

「はい?私とレオさんの間には何もありませんよ」


「そうなのか?」

「はい」


「無いなら無いで良いのだが、まあ西山口国とも仲良くしたいからな」

「それは私もそう思います」


「国境の件は聞いたか?」

「聞いてません」


「思ったより我が国の領土が増え過ぎた……軍の編成を頼みたい」

「軍を?」


「予算と人員は送る。領土が広すぎて魔獣対策が大変だろうと判断した」

「良かった……そっちですか」


「と言うと……戦争かと思ったか?」

「はい。どこかがまた攻めて来るのかと」


「貴殿相手に戦争できる勇気のある国はなかなか無いだろう」

「そうですか?」


「存在が抑止力になる……最高ではないか」

「そうですね……」


 私は子鹿の拠点に戻りそこから軍の編成、配置などを考えた。


それから数年間は特に何もなく平和であった。

私が20歳、サザンカが19歳になった時にバーストが学校を卒業した。

「バースト卒業おめでとう。……王都の学校には行かなくていいの?」

「勉強は何処でもできます。今は出来たらツバキ様の所で働きたいです」


「そう。バースト、貴女は優秀な成績で卒業しました。なので私が直接魔法を教えます。何の魔法が使いたいか希望はある?」

「治療とか回復の魔法が良いです」


「火とか水ではないの?」

「はい」


「理由は?」

「ここに来た時、ツバキ様に回復魔法を使ってもらえたのと、もし誰かが怪我をしても治せるならそれが良いと思いました」


「そう。分かったわ。回復の魔法はサザンカも得意だから一緒に勉強しようか」

「はい」


数日でバーストは回復魔法を使えるようになった

「私にも魔法が使えました……」

「そうねだね。よく頑張ったね。あとは毎日使う事で慣れて行くよ」

本人の希望で、軍の治療を担当する事となった。


 数日後、ある部隊から緊急の連絡が入った

アベリアが急いで私に魔法で知らせて来た

(「バーストさんの居る部隊の近くに魔獣が現れました」)

(「どこ?」)

場所を聞き転移したが……数人怪我をしている。

「治療担当……バーストは何処?」

「そこで……申し訳ありません」


「何が有ったの?」

「私が魔獣に食われそうになった時バーストさんが庇ってくれて」


「それで……腕を食われたのね」

「ツバキ様……傷口は……魔法で治したので……大丈夫です」


「戦えない貴女が敵の前に行って良く生きていたね……もう前線禁止!」

「怖かった……」


「バースト貴女が一番重傷ね……治療するわ」


魔法で治療するとバーストの腕が元に戻った。

「……?ツバキ様腕が生えてきました……」

「怖い事言わないでよ。治療しただけよ」


「魔法でここまでできるのですか!?」


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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