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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第90話 肉を食おう

 魔獣を退治して戻ってきたら近隣の住民から名前を聞かれた。

「私は……隣国から来たツバキです」


皆から凄い!強い!と言われ、口々にありがとうと感謝され、その人数も増えて来た……。

魔獣退治が終わった事だしここで肉でも食べようかな……

「今から皆さんでこの魔獣を食べませんか?」


 言った瞬間辺りは静かになった。

皆は

「知らないのかもしれないが魔獣の肉はすぐには食えないんだ」とか

「魔獣の肉を食ったら病気になる」等言ってきた。


私は食べ方を知っているので、大きな声で言った

「魔獣の肉は肉の中の魔力を抜けば食べられます。そして私の魔法で魔獣の肉の中から魔力を抜く事が出来ます」

まだ皆は信用してなかったみたいだが、私が焼いて食べ始めると何も無い事が分かり皆が食べ始めた。


「魔獣の肉って美味しい!」

「今までこの肉を捨てていたとは」など好評であった。

ただし、危険なのでもう一度大きな声で言っておいた。

「魔獣の肉から魔力を抜かないと食べられませんよ。ですから今度から魔獣を倒せても間違ってもすぐに食べないように」


 焼き肉が好評で倒した魔獣のうち3頭分は食べてしまった。

「ツバキ様良かったのですか?あれはツバキ様の獲物だったのに?」

「いいのよレオさん皆楽しそうだし。魔獣に襲われて怖い思いしたのだから……ね。それと皮や骨は持って帰って売るわ」

「お姉様は魔獣と戦ったら焼肉するのが恒例ですからね」


「そうね。美味しい食べ物で笑顔になる……それでいいじゃない?」

「ツバキ様……ありがとう。我が国を救ってくれて」


「大袈裟ね、少し魔獣を退治しただけじゃない」

「魔獣5頭は十分に危険な事態だよ」


「そうか……そうね。」

「そうだよ」


「でもさ……もしかしてだけど、ダンジョンが近くに有るのかも」

「ダンジョン?」


「子鹿地区の奥の方でもう1個ダンジョン見付かって結構敵が強かったのよ」

「そうなのか?」


「この辺りも同じ時期にダンジョンが出来たのなら、結構強い敵が多いと思うしこれからも魔獣が増える可能性が高いかも」

「そうか……」


「もしダンジョンが見つかったら共同で攻略するのもいいかもしれない。魔獣が増えたらここだけの問題ではなくなるし」

「できたら自国内の事は自国で処理したいが……とりあえずこの辺りを調べるように進言するよ」


「そうね。でも困った時は助け合いましょう。それが平和につながると思うし」

「そうだな。平和が一番だ。修行も出来なくなるし」


 焼き肉後落ち着いてからまた馬車での移動が始まった。

その後色々な場所をまわり最終的に西山口国の中心部である王都に到着した。


「ここが王の住む城だ。周りの街も特に変わった所は無いと思うがな」

「結構中心部は人の往来が多いのね」


「まあここ経由で他国との貿易も多いからな」

「それでこんなに人が多いのね」


「そうだな。今日は親父……国王が呼んでるから夕方に会う事になるが大丈夫か?」

「そうね。覚悟はしてるわ」


「まあ別に敵対してる訳ではないから気軽に食事して欲しい」

「わかったわ」


 そして夕方。国王と挨拶をして食事が始まった。

「うちのレオニダスはどうかな?」

「はい。とてもいい方だと思います」


「そうか……それは良かった。だが儂の聞きたいのは男としてどう思うかだ。最近貴殿は色々頑張ってるみたいだし、そろそろ結婚相手とかもな」

「結婚はまだ考えられません。……ここだけの話として聞いて頂けますか?」


「なんだ?他には話さんと約束する」

「私は魔法が使えるようになってから、体が成長しておりません。成人前で成長が止まっているのですが……多分これは魔力の弊害です」


「どういう事だ?」

「魔力は人の生命力と係わってます。で、私は人より多くの魔力を持ち怪我も元に戻りました。多分成長も現状ではできません。……ですから子供を産んだりは出来ないのです」


「……そうか。いや、確かに結婚して欲しくは有るが、無理してと言う訳ではない。こちらを信用して話してくれたのだろう……ありがとう。現状貴国との友好だけでもありがたいのだ」

「そう言って頂けると助かります」


「それと……聞きにくいのだが貴国と散田国には何か有ったのか聞いても良いか?」

「それは大丈夫です。道が繋がりました」


「道が繋がった?」

「そうです。私が北に向かって道をつくっていたら散田国まで開通してしまいました」


「それでは我が国を通る数が減ると言う事か……」

「それは、そんなに変わらないと思います」


「何故だ?」

「その途中にダンジョンが2つありまして、近くには魔獣も出ます。そこを通るリスクを考えると今は殆ど居ないかと思います」


「そうか。では今は道が通ったから国境の位置を決めているという感じか」

「その通りです」


「しかしダンジョンか……貴国にとっては邪魔な存在だな」

「それがそうでもないのです」


「どういう事だ?」

「ダンジョンの存在が無いと魔獣がどこから発生するかもわからないくなりますし、ダンジョン自体が魔力を発生させているそうなので無くなると魔法が使えなくなるかもしれません」


「そうなのか?」

「はい。そう聞きました」


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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