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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第87話 新地区

 アナベルが騎士爵になると伝えた翌週、国王に呼ばれたので転移で王城に向かった。

私が到着するとすぐに王の所に案内され簡単な挨拶も終わり話し出した。

「兵の準備も終わった。前回貴殿と共にダンジョンで戦った兵が多い。それと新しい拠点を見てみたいのだが……」

「それは構いませんが、王が突然出られても大丈夫なのでしょうか?」


「それは……よくある事だし大丈夫だと思う」

「……よくあるのですね。わかりました、」

余り納得は出来ないが王がそう言ってるのだから大丈夫なのだろう


 王や兵士たちと一緒に新しい拠点に転移した。

拠点を見た王は驚きながら言った

「これは……拠点と言うか城だな……」

「そうですね。ダンジョンの氾濫や敵襲時に籠城して戦えるようにつくったら城っぽくなりました」


「そうか……ダンジョンも近いからな」

「なのでここにも連絡の魔法を使える人が居れば助かるのですが……」


「そうだな。分かった何とか探してみる」

「ありがとうございます」


「それで、後はここの土地の話し合いだけか。現在西山口国経由で交渉に向かっている。結果までは少しかかるがその間は越境しないように気を付けて欲しい」

「分かりました」


「それとよかったらダンジョンも見せてくれないか?」

流石に王を連れて行くのは危険と思い言った

「ダンジョン内は危険です!」

そんな話をしていたら他の人達も参加してきた

「俺達もまたダンジョンの中が気になる」

「俺は見た事無いし見てみたい」


「……皆こう言ってるんだ。1階だけで良いから……な」

「わかりました。でも絶対に離れない事。良いですね」


「分かった」


 こうして何故かダンジョン内まで案内する事になった。

私はとりあえず入り口近くまで希望者と共に転移し中に入った。


「ダンジョン何では本来魔法が使いにくくなっておりますが、今はダンジョン内の魔力が低下してますので魔法が使えます。で、あの遠くに見える鼠のような物が最弱の魔獣ですので、誰か倒せますか?」

希望者が居たので怪我に注意するように言い戦ってもらい勝利した。

「倒すと今の様に魔石が出ます」

「これがこの前見せて貰ったのと同じ魔石か?」


「そうです。これに魔力を与えると魔法が使えます」

「そうか。もう少し奥も見たいが……」


「流石にこれ以上は認められません。撤退します」

「もう帰るのか?」


「彼らの生活する場所の説明も有りますし」

「分かった」


再び転移で新拠点に戻った。

「ここにも何か名前が欲しいな。新拠点とか言われても場所が分からないし」

「新しく開いた土地なので新開……はやめておいて、ここの地形が尾の長い生き物のようだから尾長……尾長地区で」


「尾長地区か分かった」

「それではこの拠点の中を案内しますね」

内部を案内し、国王を王城に戻した後に子鹿の拠点に帰ってきた。


「お姉様お帰りなさい」

「ただいま……転移の連続で少し疲れたわ」


「で、反応はどうでした?」

「新拠点の地区の名前は尾長に決めたわ。それで拠点を見た国王はこれは城だって……」


「そうですね。お姉様ってあれもこれもと拘るから」

「だって飲み水は貴重よ。川の水と予備に井戸は必須でしょ?それと籠城する際に畑とかの作物をつくれる方が……」


「作物を完成させるまで籠城って……」

「そう言われるとそうね……まあ体力と食料の為に農作業をしてもらいましょうか」


 それから数ヶ月経過したが国からも特に連絡はない。逆に散田国と接近している我が国に西山口国から連絡が入った。

「ねえサザンカ、西山口国から連絡が有って、国内を案内してくれるらしいけど……これって行っても良いのかな?」

「他国への訪問ですから、国の許可が必要では?」


「そうね……サザンカは行けるのなら行きたい?」

「はい。あのレオさんがどんなところで生まれ育ったのか気になりますし」


「……気になるんだ?」

「へ、変な意味では無いよ」


「変な意味って何?」

「いや、だからそういう恋愛的な事ではなく……あの体を極限まで鍛えたいという人がどのような場所で育ったのか気になりません?」


「そうね。王族に生まれてあれだけ鍛えることに専念して他国領まで修行に来るって普通ではないわね」

「それだけだよ」


「ではレオさんには魅力が無いと……」

「そんな事は言ってません!」


「そろそろ怒られそうだから、王城に聞きに行ってくるわ」

「気を付けて。お土産は王城近くで売ってるケーキでいいよ」


「え?」

「王城近くのケーキ美味しいらしいよ……食べたくない?」


「わかった。有ったら買って帰るね」

私は転移で王城に移動した。


今日は王ではなく別の人が対応してくれた。

「西山口国から誘われたのだけど、行っても大丈夫かお聞きしたくて」

「西山口国ですか……そこは少し話がややこしくなりそうですね……今西山口経由で散田国と交渉中なので、何を話しているのか西山口は気になっているはずです」


「と言う事は今は危険と言う事ですか?」

「ツバキ様の力は知ってますので西山口国側から何かしてくることは考えられませんが、逆に行かないと何か有ると思わせてしまうかもしれないですね」


国同士って難しい……


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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