表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

84/106

第83話 帰還

 29階に再び戻り、皆に地上に戻るように言った。

25階まで上がりそこからは転移が使えたので転移で地上に戻った。

「全員で子鹿の拠点に行くので今日はゆっくり休んで!」

皆が喜んでいた。私は転移ですぐに拠点付近に皆を連れて行き、空いてる場所に今日の泊まる建物をポイントでつくった。

「今日は肉も酒も支給しますので、適量で楽しんでください。明日戻るので酔い過ぎには注意するように」


 私は皆が騒いでる間にアベリアに王城に行くと連絡を入れてもらい、私も着替えや準備して王城へと転移した。

転移したらまた王が待っていた

「ツバキ子爵到着いたしました……」

「早く聞かせてくれ……」


「少しどこかで落ち着いてお話いたしませんか?」

私は王とともに部屋を移動した。

「で、ダンジョンはどうだった?」

「結果だけ言うと攻略は失敗しましたが、それでよかったみたいです」


「どういう事だ?」

「ダンジョンの36階に以前と同じボスが居たのですが、弱くておかしいと思っていたら38階に謎の存在が居ました」


「その謎の存在とは?」

「魔力や魔石、魔獣などを食べる存在で、その魔力は私とは比べ物にならない位巨大でした」


「ツバキ殿でも比較にならない?」

「指先でつぶせる存在だと言われました」


「想像できないな……」

「で、その存在が私の魔力を気に入って、適度な間隔で魔力を与える代わりに魔獣がダンジョン外に出て行かないようにいつもより多めに食べて貰える事になりました」


「そうか。それはよかった」

「それとこれもその存在から聞いたのですが、ダンジョンの存在が無くなると魔法が使えなくなるそうです。ダンジョンから新たな魔力が湧き出ているような事を言ってました。前のダンジョンの様にボスを倒すと一定期間はダンジョン内の敵が激減か居なくなりますが、またすぐに復活するそうです」


「そうか……と言う事はダンジョン付近には兵を置いておいた方が良いと……」

「そうなりますね。監視できるのであれば監視して、危なければ私達でボス退治に……」


「昔に見つかったダンジョンは放置されている。出来たらそこも一度中に入って確認した方が良さそうだな」

「でしたら今回派遣していただいた方達は結構強くなっておりますのでお勧めいたします。それと慣れた兵と一緒に連れて行く事で兵の練度が上がりますのでそれもお勧めします」


「わかった。貴殿が我が国に来てくれて助かっている。ありがとう」

「私こそどこの誰かも分からなかったのに拾ってもらいありがとうございます」


「それで、兵の帰還だが、何時にする?」

「本日は我が領地で休んでもらってます」


「また戻りたくない兵が居そうだな……」

「……」


「居るのか?……居るのだな」

「……はい。そういう話を聞いてます」


「まあ仕方ない。それだけ貴殿が魅力的だと言う事だ」

「私の魔力が……ですが」


「魔力だけではないぞ」

「そうでしょうか?」


「まあ儂も口では説明できないがそう思ってる」

「……そう言って頂き、ありがとうございます」


「とりあえず明日……明後日に戻すとするか。明日は領地の観光でもしてもらって」

「そうですね。そう致します」


 王との会話も終わり子鹿に戻って皆にも報告した。皆休みが増えて喜んでいた。

私はサザンカと拠点に戻り風呂に入っていた。

「今回はお姉様に怪我がなくてよかった」

「私の手を見て……食われたのにもうその痕も無いのよ……」


「そうですね……体も未成年の頃から成長していない……でもお姉様はお姉様。でも何か有ったの?」

「そうね……色々有り過ぎてサザンカとお風呂で気が抜けたみたい」


「忙しかったから落ち着かないの?」

「そうかも。何かしないとって思ってしまう」


「何もしなくていいのに」

「ダンジョンの事、魔法について……等、すること無いと答えが出ない事ばかり考えてしまうのよ」


「確かにダンジョンって何?魔法も属性って何だったのって思う」

「サザンカは多分かなり強くなったわ。剣を適当に振るだけで攻撃できる程度の力が出せてる訳だし」


「そう言われたら前は剣を振るだけで疲れてた……」

「魔力で体を強化する事に慣れたのだと思うよ」


「私達貴族体形には成れなくなさそうね」

「成らなくていいのよ……冒険には適度に筋肉が有ればいいの。ドレスなんて殆ど着ないし」


「明日は城まで皆を送ったらその後はどうするの?」

「一緒に狩りでもする?」


「良いわね。そう言えばレオさん元気かな?」

「そうね。色々有ったから最近会ってないね」


 翌日朝から派遣された兵達を王城まで連れて行った。

マートル隊長から過分な礼を言われ、皆にも子鹿領への転属希望を出すと言われた。

……嬉しいけどそんなに戦力要らないと思う。


そして戻ってから約束通りサザンカと狩りに来た。

「サザンカ久しぶりね……まずは気配を探す所から復習しようか」

「了解!」


「……何か少し先に人?子供?小さい獣?が居る……と思う」

「正解。多分レオよ」


「え?レオさん?」

「そうね。少し近付いてみようか……」


レオもこちらに気付いたみたいで声をかけて来た

「ツバキ殿とサザンカ殿か?久しぶりだな」

「久しぶりねレオさん。ツツジも元気にしてるよ」


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ