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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第80話 10倍

 楽しい20階到着記念も終わり、翌日から普通通りに訓練が始まった。

「マートル、私達は29階で手榴弾の実験を再開するわ」

「分かりました。ここに慣れたら次は29階ですね」


「そこまで行けると思う?」

「正直敵次第ですがここまで来れたのです……29階まで進めると思ってます」


「そうね。そこまで敵が強い訳じゃないけど数は確実に増えるわ」

「分かりました数に対応できるように考えます」


「ではサザンカと行ってくるね」


 私達は29階の基地まで急いだ。早く下の階で敵を倒し魔法を使える階を増やしたい。

「サザンカ、ここは何階まであるのと思う?」

「29階でも結構敵が強いから……これ以上強いの来られたら勝てないよ」


「多分今自分で思ってるより強くなってると思うわ」

「なんで?」


「私と一緒に居るから。この世界って多分少人数で強い敵を倒すと経験値が多く貰える」

「経験値?……レベルを上げるために必要な物だったかな?」


「そうそれ。たぶんね、サザンカもここに来てレベル上がってると思う」

「そうだったら良いけど……お姉様ほどの魔力が欲しい」


「それは多分難しいわ。現状違い過ぎてると思うから」

「残念……」


「でも皆が転移できるようになったらそれはそれで危険よ」

「確かに安心して眠れないね」


「そうよ。一度行けばどこでも侵入できるし」


話してる間に29階に到着した。

「着いたね。サザンカもこの速度で移動できるようになったのね……」

「お姉様に鍛えられてるから」


「この辺りの敵相手なら一人で戦える?」

「一人はまだ怖いかな……」


「分かった。それなら一緒に戦おうか」

「私が一人で戦える方が良いの?」


「一人で戦うと経験値10倍だから」

「10倍!?」


「そうよ言ってなかった?」

「聞いたこと有ったかな?」


「まあ別に無理に一人で戦う必要ないけどね。危険だから」

「もしかしてお姉様……それで強くなったの?」


「それも有るわ」

「なら私も……でもまだ怖いし……お姉様少し離れて見ていてください」


サザンカは敵に接近し間近で魔法を使い敵を倒した

「お姉様、出来ました」

「凄いわ……でもよく考えたら接近戦用の武器が無いのね」


「私の攻撃は主に弓と魔法ですから」

「弓は良いけど魔法はダンジョン内では不利ね。少しここで2人で暴れたら15階に行って転移で拠点に戻ろうか?」


「戻るの?」

「そう。サザンカ用の武器を作るのよ」


「あの無人店舗?」

「そうよ。だから急いでこの辺りの敵を狩りましょう」


 私達は見える範囲の敵を倒し急いで20階に戻った。

すぐに戻ってきた私達にマートルは驚いていたが、理由を話したら納得した。

「この辺りで皆魔法が使えるようになったみたいなのですが、転移はまだ無理そうですか?」


私は魔法で火球を出したが魔力の抵抗は少なかった。

「確かに使えそうね。少し拠点に帰ってくるわ」

「了解!」


 私とサザンカは転移した。拠点に戻ってきたらアベリアとアナベルが驚いていた。

「最近よく戻ってきますね。なにか有りました?」

「サザンカの武器が必要で戻ってきたの」

「武器屋って有ったかな?」


「お店としては武器屋は知らないけど、地下に有るのよ」

「……あの地下にある店ですか」


「それ。行ってくるわ」


 サザンカと一緒に武器屋に到着した。

「武器は何が良い?剣?ナイフ?槍?」

「離れて攻撃できるから槍も良いけど、お姉様と同じ剣もいいな」


「接近戦ならナイフも……って全部ね。全部作ろうか……持ってみないと分からないよね」

「そうですね」


私は必要な材料を見た。魔石も使えるらしい。魔石と鉄鉱石と……

持っていた材料だけで3つともつくれた。

「サザンカ持ってみて」

「槍は長くて難しい……これ振り回すの無理。近くに居たら味方まで巻き込む」


「そうね……これ私も使いにくいわ」

「剣は……槍よりは使えそう。ナイフは使いやすい」


「この剣はね魔石を混ぜていて5%の確率で敵が凍るらしいの」

「5%……低いけど凄いね」


「ゲームの場合98%でも外したりするからね……」

「何の話です?」


「前世のゲームよ……遊びみたいなものかな」

「良く分からないけどそうですか」


「ではこの剣とナイフを使って」

「2つも良いのですか?」


「せっかく作ったし、私は頑丈な剣を持ってるから」

「では有効活用するね」


 私達はアベリアとアナベルに挨拶してダンジョン20階へ戻った。

「戻られましたか」

「マートルって槍は使う?」


「使えますが……槍は支給されないので」

私は魔法で収納していた槍を出し手渡した

「この槍使う?」


「これは、こんな高価な武器お借りする訳には……」

「試しにつくったけど使いにくいから使えるなら使って」


「つくった?ツバキ様がですか?」

「私と言うか、私の魔法?」


「武器までつくれるのですか?これは……どう見ても高価な槍です。本当に使用してもよろしいのですか?」

「良い、というか使わないと無駄になるし」


「売られても良い値が付きそうですが」

「お金も大切だけど、使えるなら使って欲しい。壊れたら言ってくれたら治すし」


「では有り難く使わせていただきます」

「良かったら感想教えてね」


「そこに敵がいるので使ってみますね」


見ていたら敵を一撃で倒した。

「いい腕してるね」

「いやこの槍が凄いです。簡単に倒せました」

今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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