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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第75話 二度目のダンジョン

 ダンジョンが見付かった為、監視と攻略の為の基地を魔法で作り、拠点に戻った

「サザンカ……面倒だけどこれってまた王に報告よね?」

「そうですね。勝手にはいけませんし、行かせません」


「もしかして手の事?」

「そうです。次は私も行きます!」


「危険よ」

「危険ですから行くのです」


「……分かったわ。とりあえず王に報告に行ってくる」

「私は兵士の方々と話しておくね」


私は王城へと転移した。近くに居た方に話しかけると何故かまた王と直接会う事となった。

「今度は何が有ったのかな?」

「ダンジョンが見付かりまして……」


「なあ知ってるか?ダンジョンって数十年に一つ見付かるかどうかの物なんだが」

「そうなのですか?」


「儂の代だけで短時間に……これ将来呪われてたとか言われないかな……」

「それで言うと私が呪われてたと言う事になりません?」


「それだ!儂は悪くない……」

「私の運が悪いのは認めます。でも今は対応を……」


「でも実際問題、ダンジョンに耐えられた兵って少ないのだよな?」

「そうですね」


「儂にどうして欲しい?」

「中に攻め入って欲しいとは言いません。魔獣が出て来た時に戦える……足止めできる兵士が欲しいです」


「攻略は自分ですると?」

「そうは言いませんが、深さ次第です。前回は半数が動けなくなりました」


「今から100名ほどなら準備出来る。物資も含めてな……足りるか?」

「正直分かりません。でも出来る限りは頑張ります」


「そうか。頼んだ」


その後私は王が準備してくれた100名の兵士を連れて拠点まで転移した。


「サザンカ戻ったわ」

「お帰り……沢山の兵を借りれたのね」


「そうね。ここの防衛に最低限の兵士を残して残りはダンジョン前の基地に向かいましょうか」

「分かりました」


私達はダンジョン前の基地に転移したが想定より人数が多かったので緊急で基地を大きくした。

「ここで全員分眠れるようにしたわ。最低二人一部屋は有るから好きに休んで。明日から本格的に動くので本日のお酒は少なめでね。では明日会いましょう」


私とサザンカは拠点に戻った。

戻ってきて少し休んでいるとアナベルが近付いて来た。


「あらアナベル……もう帰る時間じゃない?」

「明日以降ダンジョンで戦うと聞いた。それで俺はここに住もうと思うのだが」


「どうしたの急に」

「少し頼みが有ってな。出来たら本格的にここで統治の勉強がしたい。で、何かで領地が増えたら私に任せて欲しいのだ。まだ未熟なのは知っているから無理にとは言わないが」


「私も未熟よ、少し魔法が使えるだけ。そうね、現状ここで頑張ってくれているアナベルには殆ど任せてる気でいたわ……何か希望が有るの?」

「忙しい時はここを任せて欲しい。変に変えたりはしないと約束する。それと……家が欲しい」


「実家を完全に出るの?だったら大きめの家を用意するわ」

「大き目で頼む」


「わかった。本気なのね……私からもお願いするわ。もしかしたらここが貴方の領地になるかもしれないし」

「それはないだろ……」


「まあ生きて帰ってくる予定なんで、その間よろしくね」


 私は拠点の近くに馬車も停められる建物をポイントでつくり、個人の家としてアナベルに提供したが領主より大きい家には住めないと怒られた……。

それを聞いて私はもっと大きな豪邸をつくりそこを私の家とした


「これで私の家より小さいから文句ないよね?」

「そうだが……こんなに大きな家をどうするんだ?」


「人を雇うのよ」

「雇う?」


「困ってる人の職場としてね」

「そうか……そういう人だったな」


「そうよ。私も困ってたから、そういう人を放置できないのよ」

「優しいな」


「……優しくは無いよ。敵対する者には厳しいし」

「それは当然だ」


「これで明日からここの事頼むわね」

「かしこまりました」


 翌日からダンジョン攻略が始まった。

「今日は初日だから全員でダンジョンを体験してもらいます。何か意見は?」

一部兵士が不平不満を言っていた。

「子供の指揮で戦うのか?」

「貴族の子守なんて……」

「こんな辺境に来るなんて不運だ……」


「文句がある人も多いみたいね。まあ正直私より強いならいつでも交代するわ。入りましょうか」


1階は前回と同じように弱い敵だったが5階位から敵が強くなってきた。

新たにここに来た兵士の一部はもう無理そうだった。


「ここで休憩ね」

「どうやって休憩するんだ?」


「貴方達は休んでて。私一人でこの辺りの敵を倒してくるわ」


最初は信じてなかったが私一人で自由に戦っているのを見て少しは信じてくれるようになったみたいだ。


「一応噂では聞いていましたが……本当に貴族の当主でこれほど強い方が居られるとは」

「そう。ところで気になるのだけどどんな噂?」


「それは……」

「噂だから貴方が言ったのではないのでしょ?」


「そうですね……魔法と剣で魔獣を簡単に屠り、戦争では相手の指揮官を捕虜にし無血勝利。短時間で城をつくるなど……」

「概ね事実ね」


「え?」

「私が建物作るの見たでしょ?転移の魔法も……」


「……」

「殆ど正しいわ」


「我々は文句を言う相手を間違っていたことを認めます」

「というか、貴族相手には気を付けた方が良いかもね。でも私には気にしないで。私は堅苦しいの好きじゃないし」


新作も始めました。ここの世界と関係してたりしてます。

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