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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第66話 新しい報告

「別に貴方の為に助けたのではないわ。私も食事できずに苦しんだこと有るし……助けられるなら極力助けたいのよ……私の出来る事なんて少ないけどね」

「ツバキ殿の力で少ないなら我々はもっと少ないぞ」


「そういうけど実際私の両腕なんて伸ばしても近くの物しか触れること出来ないし、言葉も遠くまでは届かない。魔法が使えない人より少し遠くまで届くだけの普通の人間よ。何でもできる訳じゃないし」

「そう言うものか……俺からしたら十分にすごい事してるイメージが有るが」


「自分に出来る事を精一杯するだけ。失敗しても全力だったら諦められるかなと。……何事も挑戦しないと失敗も出来ないからね。自分の限界も分からなくなる……ごめんね変な話して」

「いや……そうだな。魔法が使えるって言ってもまだ成人してすぐだからな」


「本当に自分で未熟だと思うわ」

「完璧な人間なんて居ないと思うぞ……」


「そうよね……分かってるけど求めるのよね」

「確かにそういう部分も有るな」


「……ごめんね関係ない話。ツツジも退屈だったよね?」

「大丈夫」


「お昼一緒に食べてる?」

「いいのか?」

「ツツジも一緒に食べるけど問題ないよね?」


「そんなこと気にする貴族なんてここにはいないだろ」

「それもそうね……」


私達は楽しく昼食を食べ、食後にレオは戻って行った。

私はサザンカと魔法の練習をしながらツツジと掃除した。

「サザンカここに水出して」

「お姉様……魔法の練習が掃除?」


「そうよ。使わない水出しても仕方ないでしょ」

「飲める水なのに……」

「でも便利だよ」


「痛っ」

「どうしたのツツジ?」


「少し怪我しただけ。すぐ治る」

「傷口見せて……サザンカ来て」

「次は何処に水?」


「ツツジの傷口を水で綺麗にして」

「わかった」

「水がしみる……」


「それでいいわ。サザンカ……傷が治って回復するのを想像して魔法を使ってみて」

「それって回復魔法?……頑張る!」


 傷口に最初は何も起こらなかったけど、数回サザンカが気合を入れて傷口に魔力を放出すると傷が治った

「あれ?傷が無くなって痛くない」

「凄いわ、もう傷の跡も分からないわね」

「出来ました?私……」


「完璧よ。初めてなのに凄いわね」

「サザンカ様ありがとう」

「これでお姉様が怪我しても治せる?」


「そうね……でも怪我前提なのはちょっと……」

「そういう意味ではないよ」


「分かってる。冗談よ」


 その日以降ツツジが怪我をしてサザンカが治すと言う事が増えた。回数使ったからかサザンカの回復魔法はかなり上達した

「もう私より回復の魔法上手じゃない?」

「流石にそんな事は無いかと……ツツジを助けた時は食べられた部分まで回復させてましたし」


「そうか……サザンカにはまだ魔力が足りないかな?」

「そうですね。毎日使う事で少しずつ使える回数は増えてるけど……自信無いかな」


「魔力は増えていると思うわ。前は認識できるほどの魔力がサザンカには無かったし」

「今は有るって事?」


「そうよ。私が見た限りでは多い方だと思うよ」

「ということは転移とか……」


「転移は難しいと思う。あれは魔力の消費凄いし」

「残念……」


「まだ無理と決まったわけではないわ」

「毎日魔法を使って魔力増やすね」


「でももう3種類の魔法使えるようになったのね……」

「お姉様の言う通り属性って関係ないのですね」


「もしかしたら、一定以上の魔法を使わせないために属性が有るって思いこませてるのかもしれないわよ」

「何それ怖い」


「だって属性なんて多分人間が決めた事では無いのかな?」

「それは……どうなんだろう?」


「まあ答えは分からいよね。……でも実際属性関係なしに使えるでしょ?」

「不思議だよね」


 数週間練習してサザンカの魔力も増えて来たので、お爺様に見せにいくことにした。

「アナベルとアベリアとツツジは留守番お願いね。アベリア何か有ったら魔法で教えて」

「「「わかりました」」」


「では少しお爺様の所に行ってくるわ」

転移で平屋の転移用の部屋まで来た。

「お姉様、ここに来るの久しぶりに感じる」

「そう言えばそうかも……お爺様居るかな?」

近くに気配を感じたので声を掛けたらお婆様だった。

「ちょうどよかった、ツバキに伝えたい事が有ったのよ」

「何でしょうか?」


「お爺様の部屋まで来て」

お婆様と一緒にお爺様の部屋まで行った。

「ツバキいい所に来た。最近バーストが何かしようとしてる。まだ何かは分からないが人を集めて北帝国を目指しているという情報が入った」

「もしかして私に何かを?」


「可能性が高い。あいつは逆恨みしている」

「しかしそんなに自由に動けるのですか?」


「逃げ出したらしい」

「逃げ出したたの?!」


「接収予定の宝石と共に姿を消したらしい。どこに行ったのか分からないが……」

「でも国境を越えれないのでは?」


「偽造の身分証明書……荷物に隠れる等されたら抜けられる可能性はある」

「……そうか平民用の身分証明なんて簡単なものだからね」


「そういうことだ。また何か続報が入ったら伝えたいが……遠いから難しいな」

「そうですね。またこちらに頻繁に来るしかないかもしれませんね」


「そういえば今日は何か有ったのか?」

「サザンカが魔法使えるようになりました」

今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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