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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第62話 謝罪?

「まあ神に誓われても……私は最後には食べ物も与えられなかったわ」

「それは……多分家の人間が」


「だから自分は悪くないと?」

「そうは言いません。が、助けてください」


「助けるって?」

「貴女が居なくなってすぐに探しもせず死んだことにしようと言ったのも予算を減らしたのもペスティサイド伯爵本人です」


「証拠は有るの?」

「有りません」

「お母さまが嘘と吐いているというの?」


「で、どう助けて欲しいの?」

「中央王国まで来て下さい」


「行ってどうするの?」

「あの人の刑の執行を確認してください」


「見たくないわ……と言うよりまだ執行してなかったの?」

「お願いします。貴女が確認するまで執行しないと王が……」


「で、減刑の嘆願でもしろと言うの?」

「そうは言いませんが私達だけでも生き残れるように」


「生き残りたいのならどこかの貴族と結婚でもしたら……資産無しに生きて行けるの?」

「出来ます」


「なら罪を償って生きる事ね」

「私達の事助けなさい!元母親なのよ」


「娘が死にそうでも放置した人が言う?元々ない興味が完全に無くなったわ……消えて」

「母親に向かってなんてことを言うの?」


「ねえ……この人達中央王国まで強制退去してもらっていい?国王には私を怒らせたと伝えて」

「そんな事したら私達捕まる……助けて」

「分かりました。……我が国の罪人がご迷惑おかけしました」


その後も大きな声で色々叫んでいたが聞く気が無いので離れて行った

「サザンカ……望まない客が来たわね」

「そうだね……少し疲れた。でも私のこと覚えてなかったみたいで助かったよ」


「助かったの?」

「多分私を覚えてたら、私の方が身分が低いから命令できると勘違いしそうで……」


「確かにあの人達ならやりそうね」

「だと思う」


「でも何で私が行かないと刑の執行をしないのかな?勝手にしてくれたらいいのに」

「それは……お姉様に会いたいからでは?」


「私に?何で?」

「今ではもうお姉様は勇者様だと思われてるから」


「出来れば自分の国に戻したいと?」

「そう考えると納得できないかな?」


「そうね、そうかもしれないけど……そんな事されたら余計に戻る気無くすわ」

「多分向こうはお姉様の事知らないから」


「どちらにしてもこれで中央王国には行きにくくなったわね……中央王国内でもまだ知らない部分の方が多いのに」

「そうですね、転移で入れるけど不法入国になるから」


「入国……そうだお爺様の所は大丈夫だったのかな?」

「お爺様がどうしたの?」


「あの二人も当然国境超えてきてるよね……お爺様の領地通るとき何かしてないかな?」

「今から行ってみます?……ってもう遅いかな?」


「いや行きましょう」

「本当に行くの?」


「今回は留守番頼んでいい?」

「いいけど」


「すぐに行って帰るだけだしここをあまり空けられないし」

「わかった」


「では行ってくるね」

「気を付けてね」


お爺様の所へ転移した。

まだ治安維持のため通常より多い軍が駐留してるからお爺様の家の中でも安心はできない。

私は音を立てないように気を付けて周りに人が居るか魔法で探索した。

今近くには2人しか反応がないので多分大丈夫。お爺様とお婆様の居る部屋へと向かった。

「お爺様お婆様ツバキです。今少し話せますか?」

「何か有ったのかツバキ?」


「まあ少し。こちらにあの……マインとバーストは来ませんでしたか?」

「何故その二人が?」


「こちらに来たのです」

「子鹿にか?」


「はい。ここの国境を越えてるはずなので」

「いや、こちらは初めて知った。と言うかあいつらが北帝国に向かうのを知っていたら止めていた」


「そうですか」

「あの二人の身分は平民になった。貴族ではない以上移動する時の許可も不要だから……と言うかあいつら何の用事が有って子鹿に?」


「私に謝罪したかったみたいです」

「したかった……出来てないと言う事だな」


「マインは自分の保身の為ですね。バーストは自分の立場が分かってないみたいです。自分はまだ貴族だと思ってるみたいで……」

「そうか……今日はその報告に?」


「そうです。それと……考えすぎかもしれませんがあの二人が私相手では無理だと知るとお爺様達を狙わないかが心配なのです」

「十分にあり得るか」


「普通に考えたらそんなことしたら自殺行為ですが」

「あの二人なら分からないと」


「私もそこまでの事はしないと思いますが、念のため警備を増やしてください」

「そうだな。それでツバキに迷惑をかけたくないからな」


「でも建物内は私が自由に動けると助かりますが」

「そうだな、ツバキ達が来れなくなっても困る。外の警備を雇うよ」


「ありがとうございます。今日はサザンカを待たせているのでこれで帰ります」

「そうか。また落ち着いたらゆっくり遊びに行こうか」


「楽しみにしてます。では戻りますね」

「気を付けてな」


転移して子鹿に戻って来た。

「お姉様、お帰り」

「ただいま、二人とも元気だったわ。あの二人はお爺様の所には顔を出してなかったみたい」


「そんな感じはしてました。多分お姉様になら話しやすいとでも思ってると」

「そうね。だからもし次が有ったら何を考えてるか分からないから、お爺様には警備を増やしてもらうように言ったわ」


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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