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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第57話 増援

気が付いたら前作の文字数超えていた……

 食事後解散する事となった。応援に来てくれる兵士たちは王城の方で預かって貰える事になったので、皆で王城前に転移した。

「明日朝迎えに来ますのでそのまま皆で貯水池まで移動しようかと思います」

「まあ準備も有るか……。分かったこちらでも食料などを準備しておく」


「ありがとうございます。私とお爺様とアベリアは子鹿に戻ります。……レオはここに残るよね」

「そうだな、俺の部隊はここで一泊するんだから俺は残る」

「では明日の朝にここまで迎えを頼む」


「分かりました。では失礼します」


転移で子鹿に戻った

「お姉様……おかえり。何か決まった?」

「ただいま。明日貯水池まで借りた兵を連れて行くわ」


「戦争……するの?」

「出来れば避けたいけど、向こう次第ね」


「戦う気がないなら兵は連れて行かない方が良くない?」

「此方に兵が居なかったらあの人が戦わないと思う?簡単に勝てると考えると思うわ……多分ね」


「確かにそうかもしれない。あの……私も連れて行ってもらえる?」

「……危険よ。それにここの事も任せたいのだけど……無関係ではないし……私個人の意見としては待っていて欲しいのよ」


「私はお姉様と共に行きたいけど、ここも大切に思ってる……分かりました。領主の考えを尊重します」

「ごめんね、ありがとう。ではアナベルとサザンカで留守を任せるわ」


「ツバキ様……」

「何?アナベル」


「戦争になるなら俺もここの兵士連れて出たいのだが」

「ここの守りをお願いしたいの。もし魔獣や盗賊が来たら対処できなくなるから」


「そうか……そうだよな。なんか焦り過ぎたみたいだ忘れてくれ」

「どうしたの?ってそうか……貴方も貴族の子息だから功が欲しいわね」


「そうだな。ここの領主が優秀過ぎて出世が出来そうになくてな」

「あら?そんな優秀な領主居る?」


「無自覚か?他の誰に同じ事が出来るというのか」

「同じ必要ある?特技なんてそれぞれだし出来る範囲の事をすればいいと思うのだけど」


「そうだな。言われたことも出来ないのにそれ以上を求めても仕方ないな」

「何か勘違いしてるみたいだけど私はアナベルがここに居てくれて助かっているのよ。私に任せられた領地なのだから、信用してない人には任せられないわ」


「ありがとう。微力を尽くしてここは守るよ」

「あ、でも勘違いしないで。欲しいのは土地じゃないわ。皆が居ないと意味が無いのだから必ず生きて。負けそうなら撤退して。命は一度失うと元には戻らないから」


「本当に貴族らしくない貴族だな」

「自覚は有るわ」


 話しも終わったのでこの日はゆっくり休む事にした。翌日早目に起きて準備した。

「お姉様、必ず生きて帰ってくると約束して」

「そうね、約束するわ。もう手も食べられたりしない」


「……それと帰ってきたら私にも魔法を教えてほしい」

「教えられるかは自信ないけど分かったわ」

私とお爺様とアベリアで王城前に転移した。

「王にお願いが有るのですが」

「なんだ?」


「国境付近の土地を一時的に私に貸して貰えませんか?」

「それはかまわないがなぜ今聞く?現地で良かったのでは?」


「もしかして前線に出られるのですか?」

「当然行くぞ」


「しかし危険では……」

「ツバキが何をするのかも見たいしな。それに本気で中央王国と戦争になったら勝ち目はない。決定権がある人間が近いと話が早いだろ」


「そう判断されるのなら反対は出来ません。ここに居る全員が貯水池付近まで移動で構いませんか?」

「何時でも行けるように準備は終わっているが、この人数でも大丈夫なのか?」


「1000名ほどですよね……多分大丈夫です。ダンジョンで鍛えられました。号令だけお願いできますか?」

「わかった。今から移動する、皆ツバキ子爵の近くに整列……よし準備が出来たなではツバキ子爵頼んだ」


「転移します」


 貯水池の近くに急に1000人以上の人が現れ現地の人間は大変驚いたが王城からの応援だと聞き安心した。


「あれ?ツバキか?」

冒険者で私の顔を覚えてた人達が声を掛けてくれた

「久しぶり。皆さんは何してるの?」

「俺達はここの防衛だよ。ここの人達が安全な場所まで避難するまでのな」


「そうなんだ。今来たばかりなんだけど状況はどう?」

「国境の向こうに兵が集まってる。いつ攻めてきてもおかしくはない感じだな」


「そう。ありがとう」

「ツバキは何しに来たんだ?もしかして国の傭兵として戦うのか?」


「残念だけど外れね。どちらかと言うと当事者なのよ」

「国の兵士になったのか?」


「……貴族に成ったのよ」

「はい?」


「色々有ってね……今から国境付近まで行くわ。戦闘始まるかもしれないからいつでも撤退できるようにしていて」

「ツバキ様?が行くなら俺達も行くぞ」


「敬語は要らないわ。気持ちは嬉しいけど少し考えが有るから大丈夫。皆は皆の仕事して」

「わかったが必ず無事に帰って来いよ」


「私もこの年で死ぬ気は無いわ」

私は国境から少し離れた所に行った

「王様がこんな前線付近に来て良いのですか?」

「ツバキが何するか楽しそうではないか」


「ここから先の土地を一時的に私の領地の飛び地として貸していただけませんか?」

「構わない。国境の先の平屋と血縁が有るんだ。一時と言わず領地として渡すぞ」


「そんな南北の端を領地って……」

「転移が有るではないか」


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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