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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第49話 強敵

 その後6階まで進んだのだがそこで今日は休むことにした

「もう今日は皆疲れたでしょう。ここで交代で休みましょうか」

と私が言うと

「まだ大丈夫です」「8階までは」と言う意見も多かったが、

「今日初めてのダンジョンなので急がず確実に進みましょう」

と言うと受け入れてくれた。

 

 その後交代で休むのに順番を決める事となったのだが……

「私は先に休んで、後半は警戒するわ」

「貴女が本日1番活躍されたのだ……ゆっくり休んでくれ」


「大丈夫よ。少し休めば回復するわ」

「貴族ばかりに働かせるわけにはいかないので……分かって貰えませんか?」


「困らせる気は無いのよ。分かったわ、私が休んでる間の警戒をお願いね」

「休まれてる間は女性の騎士4名を護衛に付けますので安心してください」


「ありがとう」

と言う事で休む事となったがここは魔力が濃いからか私の回復は早く、逆に皆は辛そうだった。


 夜中位の時間に敵の気配を感じた。

「何か来たみたい……私が出るわ」

「休んでいてください。私達で解決します」


「多分皆辛いのではない?顔色悪いわ。私はもう大丈夫よ皆休んで……いや休みなさい。命令よ」

「わ、わかりました」

向かってみると中型の魔獣が3頭だけだったので直ぐに倒し魔石を拾った。

皆の所に戻ると殆どが地面に何も準備せずに寝ていた

「こんな所で寝てたら体が痛くなるわ……一旦退却すべきかな?」

「お見苦しい所を……」


「気にしないで。多分ここの魔力が濃いからね」

「ツバキ様は平気なのですか?」


「私は毎日のように魔獣の肉食べたりしてるからね、耐性有るのかな?」

「ま、魔獣を食べるのですか??!」


「意外と美味しいわ、肉の中の魔力を抜いて食べるのだけど……ってそうか少し待って。あなたのまわりの魔力を減らしてみるわ」

「そんな事が?……楽になってきました」


「でも困ったわ、全員分は少し大変かも」

「ではここ以降兵の数を減らしましょうか?恥ずかしい話我々では戦力にならないようなので」


「そんな事無いわ、私一人だったらここの中で寝る事は出来ないのだから。でも減らしてもらえると助かるわ」

「半数の25名を入り口付近で待機、残り25名がツバキ様と共に行きます」


 ここで一旦個人の希望を聞いたのだが大半がこのまま進むことを希望……決めるのに時間がかかった。

「お待たせいたしました。半数が決まりました」

「意外と皆進みたいのね……辛そうなのに」


「皆この先の貴女の活躍が見たいからではないでしょうか?」

「私を?見ても楽しいものではなさそうだけど」


「正直最初は話半分……それ以下に聞いてましたが貴女の戦闘を見たら聞いていたよりも数倍凄いのですから。正直本当にすごいとしか言えないのが……」

「そう。そんな風に言われると少し恥ずかしいわ。まあ女性の貴族のとしてはこんな事喜んではいけないのだろうけど、私冒険者ですから」


「我々が力不足で申し訳ない」

「慣れない戦場なのだから仕方ないわ。でもこの事を反省するためには生きて戻らないと出来ないから皆で生きて戻りましょう」


「少し早いけど今から行きましょうか。今日は私が先頭を行くから……早過ぎたら言ってね」

「追いつけるように頑張ります」


「でも本当に無理しないでね」

「分かりました」

その後は順調で、休憩しながらでも10階まで進む事が出来た。

「今日はここで休みましょうか」

「そうですね……ツバキ様は疲れてないのですか?」


「無理はしてないけど……いつまでもここに居る訳にもね」

「そうですね、何回まで続くのでしょうか?」


「多分後1~2階よ」

「分かるのですか?」


「何か凄い強力な力を感じるの」

「では今日は長めにお休みください」


「私より皆が休んで。明日は大変だと思うから」


 意外な事に寝てる間に敵襲など無かったのでゆっくり休めた。

「皆は大丈夫かな?今日は今までで一番大変だと思うから頑張ろうね」

気合を入れて進んだが11階は簡単に終わらせる事が出来た

「何か近付くと恐ろしい魔力ね……皆大丈夫?」

「大丈夫です」と返事はしてるが皆の顔色は悪い

多分次の階で終わりだが、終わりではなくても一旦引き返そうと思いながら進んだ……

「ここなんか広いのに……巨大な反応が一個だけ」

「と言う事は……ここのボスですか?」


「そう思うわ……休ましてくれないみたいね。こっちに来た」

これが戦いの始まりで……もう2時間以上戦っているがまだ敵は無傷。

こちらは敵が来るのを攻撃して防いでいるが……攻撃が効かない。

「これ無理そうね……撤退できる?」

「私達が盾になります……先に行ってください」


「無理よ。多分1撃も耐えられないわ」

「貴女を護るための兵です」


「もう面倒ね、あなた方が居ると自由に動けないのよ。先に後退して」

「邪魔をする気は有りません。撤退します」


「ありがとう」

でも、もう多分無理かな……

私でも体力に限界があるって初めて知ったよ。


そうだ!この敵さん餌に食いついてくれるかな?

これで無理なら2度目の最期ね。

「大きな魔獣さん、肉はお好き?ここに柔らかいお肉が有るわよ」

私は左手を差し出した……。

言葉が分かったのか、私が抵抗を辞めたように見えたのか?

魔獣はゆっくり近付いてきて私の左手に嚙みついた。

「痛いわね……でも0距離なら」


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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