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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第46話 道をつくりたい

 隣国までの道を作りたかったのだが、その間ここの街はどうするのかと言う問題が有った。

「サザンカ……隣国には行きたいけど、すぐには無理そうね」

「ここを放置できないから?」


「そう。まだ今は問題は無いけど長期に空ける訳にはね」

「私が残った方が楽?」


「どういう事?」

「ここに私が残って何か有ったら聞いておくから、お姉様は定期的に戻ってきてその報告を聞いてくれたら……って大変かな?」


「楽ではないけどサザンカはそれでいいの?」

「ここに居るのも楽しいし、お姉様と旅行もしたいから」


「では、アナベルとも相談して決めましょうか」


 翌朝アナベルが来たので、話をした

「今ね、この辺りの魔獣とかの数が減ってるみたい。その偵察を兼ねて北に向かってみたいのよ……出来るなら隣国まで」

「それは……出来たら快挙では有るが……その間ここは?」


「出来たらアナベルとサザンカに任せたいのよ」

「別に私だけでも大丈夫だと思うけど……」

「俺は特に反対はしないが」


「出来たら二人でお願いしたいわね。どんな人が何を言って来るか……若しくは獣等の襲撃の危険も少ないとはいえあり得る訳だし、一人より二人でしょ?」

「そうですね、確かに襲撃されたら私だけでは……」

「俺もツバキ様と比べたら自信ないから二人の方が良いかな」


「決まりね。アナベルは何時から滞在できる?夜は私も帰ってくるから実家に戻って良いわ」

「今日からでも大丈夫だ。明日辺りに10名ほど新たに移住希望者が来る予定にしているからここに滞在するなら都合がいい」


「そう、それなら今から行ってくるわ。一旦昼には戻るね」

「気を付けて言って来てね」


 二人に見送られて出発したが……道を作りながらなのでそんなに進まなかった……

「お昼ね。戻って来たわ」

「お帰りお姉様。どこまで行った?」


「ここから見える範囲から少し進んだだけよ」

「かなり時間かかってるけど……何かと戦ったの?」


「道作るのに苦労した」

「そうか、道も作ってるのね」


「何かね……一人で道をつくりながら進んでるだけで……旅ではなく労働してるみたい」

「と言うかそれ労働よね」


「これも隣国に行くための……我慢よ」

「でもお姉様の魔法なら、一気に道を作る位できそうだけど」


「出来なくはないけど、先に何が居るか分からないのに魔法使えないわ。先に人でも居たら……」

「確かに危ないね。で、獣や魔獣は?」


「獣は居るわ。でも少ないし、魔獣は反応無かった。魔獣の方が魔力有るから遠くから分かるんだけどね」

「と言う事は減ってる事に間違いは無さそう?」


「そうね。そう思いたいわ」


 昼食も終わり、少し休憩もして道作りを再開した

最初は良かったが……単調作業の連続に疲れてきた時、違和感を感じた

「これ何?」

誰も居ないのに声が出た。

どう見ても人工物が崩壊した跡で地下に降りる階段だけ綺麗な状態で残っている。

これってもしかしてゲームで良くあるダンジョンってやつ?

どうしよう……見なかったことにして進もうか?

でも……駄目だ、ここの中に沢山の魔力の反応が有る。

これ放置したら危険ね……一旦戻ろう。

転移で拠点に戻った

「あれ?お姉様、おやつの時間ですか?」

「そうね。甘いものが欲しいわ。アナベルも居る?」


「呼んできますね」

「お願い」

サザンカがアナベルを連れて来てくれたので3人で座って軽く食べながら話をした。

「今戻って来たのはね、嫌な物見つけたのよ」

「どんなものですか?」

「古代の遺跡でも見付けたか?」


「それに近いかも。建物の跡が有ってね、そこに地下に降りて行く階段が有ったの……そしてその先から、魔力の反応を多数感じたのよ」

「それってダンジョンか?」


「そう思う?私もそうかなと思って戻って来たの」

「凄い発見だな……俺も話しでしか聞いたことがない」


「ダンジョンについて何か知ってる?」

「詳しくは知らないが、魔獣や魔法について研究していた跡ではないかと言われているな」


「そう。それって放置していいの?」

「昔ダンジョンから魔獣が多数出て来て国が滅びかけたという伝説もある……それが本当かは分からないが」


「攻略しないとダメって事ね」

「そうだな。でも攻略って出来るのか?」


「入り口開けて全力で火魔法撃ってドア閉めたら酸欠で魔物倒せないかな?」

「言ってる意味が分からん」


「……息できなくしたら魔物でも倒せるのでは?」

「そう言う事か。試してみないと分からないな」


「まあ倒せてもその後動けなくなるのも危険よね」

「一人で行く気か?」


「他に誰と行けと?」

「……居ないな?」

「あの……レオさんは?」


「レオか……でも他国の人間を危険な所に連れて行っていいの?一応王家の人間らしいし」

「そうか、問題になりそうね」

「そのレオって誰?他国の王家の人?」


「そうよ。レオって人が修行に来てるの。敵対する気はないって言ってた」

「この姉妹は……重要性分かってるのか?その言葉を簡単に信じろと?」


「まあ敵意無いのは分かるから」

「まあ信じるとしても他国の人間を連れて行くのは反対だ」


「そうよね。私もそう思うわ……とりあえず今日は休んで、明日午前中だけでもサザンカ連れて少し中に入ってみるわ」

「俺は良いが何故サザンカ?」


「何かね、サザンカと旅してたからか一人だと違和感あってね……明日昼までにはサザンカをここに戻すから」

「お姉様……」


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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