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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第42話 不審者?

「日帰り旅行……それは楽しそうですね」

「まあでも貴族は移動も仕事だからな」


「私は国境も無視してきてますけどね」

「まあここから出なければ問題ないと言う事にしておこう。この国には転移魔法を使うなと言う法律はない」


「まあ有ったらそれはそれで怖いですね」

「確かに。……帰りも気を付けてな。次は何時頃来れそうだ?」


「まだ分からないですね……今街作りが良い感じに進んでいるので」

「そうか、ではこちらから視察に行く準備をしておこう」


「遠いですよ」

「昔一度行った事有る。大丈夫だ馬車を使うからな」


「では予定が決まったら教えてください。有間口辺りで合流して有間温泉旅行でもしましょう」

「そうだな。仕事を早目に終わらせておくよ」


「では今日は戻ります」

「ではまた後日な」

転移で貯水池付近まで行った……がまだまだ元気だ。

「サザンカ、この距離だったら殆ど疲れなくなったわ」

「お姉様の魔法って便利ですね……ところでここは貯水池付近ですか?」


「そうよ。どこも暗い地下の部屋だから分からないわね」

「何か目印付けておきますか?」


「そうね……そうだここ拡張するわ」

「なんで?」


「今度アナベルも一緒に行くかもしれないから……3人が休むには狭いでしょ」

「そうだけど……私は待機してアナベルさんと二人で行くって事も出来るけど?」


「それならアナベルを置いていくわ。二人で行く意味無いし」

「でも仲悪い訳では無いのだし……その方が面白そうだなと」


「お爺様が驚いてしまうわ」

「でももう成人してる訳だし……あれ?そう言えばアナベルさんって婚約者とか居ないのかな?」


「居ないと思うけど……知らない」

「興味無さそう」


「正直無いわ。知らない人よりはって程度だし」

「そう。悪い人ではなさそうだけど」


「それはそう思うけど、異性だし距離感とかは気を付けてる。一応貴族なのでね」

「貴族ね……お姉様ってもっと貴族が嫌かと思ってた」


「嫌よ。嫌だからって何しても良いって訳ないでしょ。これが私達を守る方法なら利用するってだけ。不要なら悪いけどすぐに捨てるわ」

「といいながら街作りを楽しんでるように見えるけど」


「多分ね、この世界の強制力で貴族に成ったのだと思うのよ。でも成ったのなら楽しまないと損でしょ」

「普通なかなか楽しめない事だしね」


「そうよ、楽しみましょう。そろそろ行けそうだし拠点まで一気に転移するね」

「何時でも大丈夫だよ」

拠点まで転移……成功。

「帰って来たわね」

「もういい時間だし休みましょうか」


「あ……拠点の改造忘れた」

「また後日で良いのでは?」


「そうね」

「今日は休んで明日から討伐頑張りましょう」


 翌日……朝出かける準備をしていたら何かがこちらに向かって来る気配を感じた。

「サザンカ、何か来てるわ……私は外に出て戦うから、サザンカはここの中に居て」

「お姉様一人で行くの?」


「少し魔法を試したいのよ」

「わかった」

私は一人で外に出ると少し高い所に行き何が来てるのか確認したが人間だった。

音を出さずに近付くと少し離れた所から声を掛けてみた

「何か用ですか?」

「誰だ?って子供か……全く気付かなかった」


「子供って……成人してますが。それより密偵さんですか?こんな森の中に隠れて」

「それは……と言うか危ないと思わないのか?」


「何がです?」

「普通他国の密偵なら武器も持ってるし口封じされるとか思わないのか?」


「それは大丈夫。攻撃が届かない距離から話しかけてるし」

「何人で来た?」


「一人よ。どこの国の方?」

「馬鹿か?普通嘘でも仲間が居るって言うだろ。東隣の国だが、今は軍の所属ではない。個人的に興味が有って見ていただけだよ」


「西山口国?」

「知ってるのか?」


「常識の範囲なら」

「そうだ西山口の国から修行に来た……で、この辺りの森に滞在してたのだが、いつの間にか何か建物ができてたので気になってな」


「そうなの?なら見に来る?」

「見に来るって関係者なのか?」


「まあある意味当事者かな?」

「どういう事だ?」


「少しややこしいけど、この辺りを治める予定なのよ、私がね」

「冗談……では無いのだな」


「そう。嘘みたいな話でしょ?」

「貴族らしくないな……ではなく、ないですね」


「無理に敬語とか要らないわ。私も普通に話すし。ちょっとした功績で貴族に成っただけの成り上がりよ」

「ではこのままで。どうするんだ?俺は逮捕されるのか?」


「何の罪で?悪いことした?」

「……この辺りの獣を狩ったが」


「修行なら罪には成らないわ。でも何でここで?」

「この辺りでは魔獣や獣が多いと聞いて」


「ここから拠点に近付くときは声かけて。今この辺り開拓中なので。怪我した時や食事が欲しかったら言って。物々交換も出来るわ……美味しい肉とかあるから気軽に声かけてね」

「俺が言うのも変だが信用するのか?」


「どちらにしても隠しきれるものでは無いし私も冒険者だからね。貴方に敵意を感じないし。まあこちらに邪魔してこないならこちらからは何もしないわ」

「それは助かる」


「隣国ならこれから交易とか増えそうだし」

「俺は商人ではないが……知り合いには居る」


「悪い印象を持たなければいいのよ。別に恩を売ろうって考えてないから。この地方はお互いに助け合うのが普通らしいからね」

「それは良い考えだな」



今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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