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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第41話 魔法って便利

「そうね。この辺りの人って人が良いって言うか……街が大きくなって犯罪が増えるのは嫌ね。特に犯罪行為には厳しくしましょうか。その代わり困ってる人には救済処置も考えるの」

「救済処置って?」


「犯罪する人って生活に困って仕方なくって人も居ると思うの。そう言う事が無いように急な怪我、病気等には食べ物とかの保障をするのよ」

「そこまで面倒見る必要が有るか?」


「まあこれは私の自己満足なんだけどね。生活に困った子供とかが間違った道に行くのは防ぎたいのよ」

「そうか……わかった」


「甘いって言いたそうね」

「そうだな、でも君らしい考えかもな。機会は与えるから頑張ってみろって感じか」


「そうね……色々な才能を持った人間って沢山いると思うのよ。そう言う人が動きやすい場になれば良いなって思う」

「平民からは税を吸い上げる事しか考えてない貴族たちも多いからな。この国はそこまで酷くはないって聞いてるが」


「私も他の場所の事はあまり知らないのよ。でもここに来る前に住んでた場所は良かったわ」

「そうか、俺も他国へ行って直接違いを感じてみたいな」


「今度皆で行こうか?」

「どうやってここを離れるんだ?俺かツバキ様が残らないと……」


「様付けやめて……最初”殿”って言ってたのに、何で”様”になったの?……まあ数日位なら離れられないかなと思うんだけど?」

「勇者様かもしれない貴族なのですから様は付けさせて。で、数日でどこまで行けると?」


「……転移魔法よ。まだ一回で移動できる距離はそんなに長くないけど」

「どれ位なら大丈夫なのか?!」


「どうしたの急に?」

「勇者様の魔法を体験できるとなれば少々無理でも何でもするぞ」


「知ってる場所しか行けないけど、知ってる場所で遠くなければ行けるよ」

「今からでも行けるのか?!」


「行けるけど、行かない。いきなり人が出てきたら行った先の人が驚くし……魔法の事は殆どの人には言ってないから。もしあなたの家に何時でも行けますよってなったら恐怖でしょ?」

「そうか、使う側に悪意が有れば……もしかして王城内も?」


「まあ行けるわね。危険でしょ?だから言ってない……違うわ言えないのよ」

「それは確かに危険だ。相手次第では知られると命を……」


「まあそうなるでしょうね。危険は排除したくなるのは分かるわ」

「だから窓のない部屋か……」


「そうよ。中を見ない限り居るか居ないか分からない。先に迷路作ってもいいかもね」

「隠し通路と勘違いさせる……か。ありかもな」


「まあそんな感じで転移を使えば……そうだ、もしかしたら距離増えたかも」

「何か増える要素有るのか?」


「魔獣とかを倒すとね、強くなるのよ」

「経験する事で強くなると?」


「そんな感じ」

「そうか、最近数倒したからな」


「それに肉食べたし」

「何かそんな事前に言っていたな」


「明日少し試してみるわ。アナベルは人集めお願いね」

「俺もその魔法見たいのだが」


「見ても一瞬で……こうやって姿が消えるだけよ」

「今のが転移?一瞬で俺の後ろに……これが戦闘なら俺は負けてたな」


「そうね。実際魔獣倒す時も使ってるし」

「あれは素早く動いたのではなく転移使ってたのか?」


「分からない程度にね」

「気付かなかった」


「だから明日以降お願いね。平屋のお爺様にも挨拶に行きたいし」

「俺も平屋に行ってみたい……」


「また今度ね……機会が有れば」

「なんか嫌そうだな」


「それはね、男の人連れて行ったら勘違いされそうだし……」

「それはそれで……良くないか?」


「まあ部下の紹介って言えば大丈夫かと思うけど」

「では今度連れて行ってくれ。約束な!」


「機会が有ればよ」


 この日はそれで解散し、翌日はサザンカと二人だったので初の転移用の部屋を使う事にした。

「サザンカ、今から平屋のお爺様の所に行かない?」

「行きたい!」


「では行きましょうか。準備は良い?」

「何も持ってないけどいいかな」


「毎回お土産買うと向こうが気を使うかもしれないし……今日は苺が有る」

「”にろ”の?」


「そうよ。行こうか」

「はい」

最初の転移で貯水池まで行ってみた

「ここまで2人でも1度で来れたわ」

「ここは何処ですか?」


「貯水池付近に作った拠点よ」

「一度でそこまで?」


「行けた。最近討伐頑張ったからかな?」

「そう言えば最近……毎日大変でしたね」


「でもその努力が有ったからここまで1度で来れるようになったのよ」

「もう少しで着くんだ……早いね」


「もう行きましょうか?ここからなら行けそうよ」

「はい」

もう一度転移でお爺様の家に着いた。とりあえず武器とかを棚に置いていたら声が聞こえた

「ツバキか?」

「そうですお爺様。今日はサザンカも居ます」


「そうか、よく来たな」

お爺様、お婆様と合流したのでお土産の苺を渡した

「これ”にろ”の苺です」

「にろか?高級品ではないか!」


「そうですね美味しかったです」

買ったのは少し前だが魔法で保存していたので鮮度は大丈夫だ。

 

 現在子鹿地区で街を広くしてる事、アナベルと言う部下が出来た事等話していたら良い時間になった。

「今日はこれで帰りますが、また近いうちに来ますね。魔力が増えてもう少しで1度の転移でここまで来れそうなんです」

「そうか。それなら日帰り旅行も出来そうだな」

もし良かったらリアクション、評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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